そして教習へ






 ということで15年ぶりくらいに車の運転をしに教習所へ行きました。といっても免許を取るとかいうことではなく、本当に純粋に練習をするために行きました。


 ・実は以前に車は事故ってて、死傷者が出るとかではなかったですが、あまりにもショックが大きくて車に乗れなくなってました。何度でも事故っていいのであればまあ誰よりもうまくなれたでしょうが(笑)、まあなかなかそういうわけにもいかず。
 ここらへんを分析してみると、あまりにもマジメがすぎる→失敗してはいけない思いが強くなり過ぎる→「失敗してはいけない」に集中してかえって事故る→ショックで乗れなくなる→ますます失敗してはいけない……という負のスパイラルがあったようです。だからマジメもけっこうですが、マジメな人間はがんばってはいけないということでしょうね。もっとギャグとか言って気楽にやれれば、つまりは余裕があればもっといろいろ吸収できたはず。そういう能力がうまく働かなくなっていたようです。本当に車のことが何一つ思い出せなくなっていました。鍵を回したら、後どうするんだっけとかそういうレベルです。


 ・ミッションですが、初め3回エンストしました(笑)が、その後は普通に運転ができて自分でも驚くほど普通でした。まあいわゆる普通ではあっても、教習的な意味での普通ではなかったですが……(笑)
 しかしその間にも冷や汗と手汗がひどかったですね。じっとりと染み出してくるのをイヤでも痛感していました。結局何をやっていたかと言えば、15年で凝り固まったショックとの対峙だったように思います。事故してしまった⇔オレはダメだ……という15年分の蓄積を少しずつ解きほぐしていく作業をこうしてやっていたように思います。

 ・教官は世間話とギャグばっか言ってました。でそれを聞いて笑ったりもしていましたが、教官は何が足りないかといって余裕が足りないというのを見越していたのかもしれません。どういうタイミングで余裕がなくなるか。どのくらい余裕がないのか。それを計っていたように思いました。


 ・まあちょっとショックでした。あれ、オレこんなに運転できたんだっけというのが本当に衝撃でした。まあいわゆる普通でした。ところがその普通を出せない。
 結局何かって、心の問題だったわけですね。心の問題を解決するために教習し直したわけですが、まあまったくの素人ではないわけですから、運転自体は普通でした。
 たった一時間でしたが、15年分の蓄積……オレはできないんだという蓄積、本当にオレが運転していいんだろうかという蓄積、苦手意識の蓄積、また事故るんじゃないかという不安の蓄積……そうしたものが積もり積もっていたものが、たった一時間で氷解した意味で非常に貴重な経験だったように思います。







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