具体化について







 最初、誰もが嫌いなお勉強の話になって申し訳ない。しかも考え事しながら書いてるからさらによくわからんかも。けっこう下の結論まで一気にすっ飛ばしてもらっていいかなと思います笑


 
 ・英語とかでよく be going to =ナニナニするつもりであるとか、from A to B=AからBまでとかあるわけだが、でもこうした文を丸暗記したとして、果たしてパッと伝えらられものだろうかと考えるとこれはけっこう難しい問題だったりする。暗記をする、よし!早速使おうとしてみるとこれが意外とできない。それもそのはずで、使い方がわからないからであり、具体的にどのように使われているのかということと暗記というのがけっこう一致しないからでもある。
 あれ?from A to Bって駅でいえば、「どこどこ駅からナントカ駅まで」だよな、つまりAもBも場所を表すんだなと思っているとA letter from me to her なんてのもあったりする。訳は「ぼくから彼女への手紙」となるか。



 結局、こうしてbe going toみたいに「抜き出されたもの」からhe is going toみたいな文章に繋げられたらそりゃいいんだが、なかなかそうならない現象が起きる。丸暗記をした、頭にもしっかり入っている、しかし使い方がわからない現象というのはけっこう起こり得るしなかなかこれがバカにならなかったりする。
 つまり、
 ・頭に○→使い方×
 というのは現象としてしばしば起こり得るわけだ。
 しかし
 ・頭に○→使い方○
 が理想的なわけである。



 ではこの差を埋めるのは何か、いかにしてこの差を埋めるのかといえば、例文を丸暗記してそこからbe going toとかを導き出す、分析してこれがあるあれがあると指摘するという方向性だったりするわけだ。
 つまりこれは使い方がこうも具体的な形でここにあるということが重要であるわけだ。


 be going toだけでは「え、どう使ったらいいかわからない」現象が起きるが、ここで覚えるものをHe is going to go to school.とかにすればここに使い方等は全て明らかされていると。




 で、なんでここでこのような英語の話を持ってきたかと言えば、これが結局具体化⇔抽象化の中心に来るものだといえるからだ。結局物事を一番具体的な形で覚えることが使い方をすることにも繋がる。 be going toという抽象的な形のままでは一体どうやってどこに当てはめればいいかがわからない現象が起こり得る。なぜか、あまりにも抽象的過ぎて現実にはまりにくいというのと、そもそも使い方がわからないという状態をクリアしてはいないわけだから。
 抽象化の利点は、抽象化されたものが文法さえ合っていれば、どこにでも決まってくれる、具体的な形として収まるところにあると言えるだろうが、その着地点と着地方法を知らなければbe going toは永遠にさまよい続けるしかないわけだ。「えーこれの使い方わからーん」とか言いながら。




 ・さて、上では具体化⇔抽象化ということを書いた。
 He is going to go to school.という具体形だけでは応用したりするのにはちと弱い。しかしここからbe going toとその規則さえ導ければ、HeがSheになっても何も不安を感じることなく応用していくことができる。be going toという抽象形の利点だと言えるだろう。つまり「具体」というところにしっかり根を張っていると強いわけだ。それを前提として抽象化が始まる。HeがSheになってもうまくいくだろうか?→うまくいった!という方向性になる。
 ここには具体→抽象、抽象→具体、具体→抽象……という流れがあることが見て取れる。


 一方、抽象化された「be going to」だけでは具体的な使い方がわからない。抽象化は便利だが、根を下ろすところがなくては成立しない。つまり具体的な形あってこその抽象化だということができるわけだ。
 その意味では、前提が「具体」でないと話が成立しにくいということになる。前提がいきなりbe going toでは「なにこれ?使い方がわからんけど」となって勉強がなかなか思うように進まない現象が起きるのである。





 結論
 ・最近本を読んでいるのだが、「どうしてこんなにわかりにくいんだろう?」ということを追究してみると、どうやらそれが前提でありながら抽象的なものであることが多いように思われた。
 具体的なものであるならば別に何も難しいことはない。
 He is going to go to school.ならばああ、あいつは学校いくつもりなんだなとわかる。
 しかし解説書はいきなりbe going toから始める。しかも例文がなかったりするわけだ。これでは「超便利な」はずなのになにひとつ「わからん」という現象が起こり得る。しかもこれがまたけっこう起きている笑
 抽象的ではあるが、具体的に一体何かがわからない。よくわからないんだけど、それが一体なぜこうもわかりにくいのかがよくわからないという笑


 はて、これは一体なんなんだろうなあと考えてみると、たぶんこうでないかなというのがふと浮かんだので、こうして書いてみることにした。
 抽象→具体と具体→抽象ということを常々心がけることがこの問題解決の近道だったりするのではないかなと。











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