アリとアブラムシその後






 先日、アリとアブラムシの関係は意外と薄いという動画を見てこれはおもしろいぞと思ったことを書いたのだが。
 そして最近でこそ検索するとアリとアブラムシは共生しているけど意外と薄い関係だというものもよく検索に引っかかるようになってきているようだし、いわば定番化していると言っても過言ではない感じになってきているように思われる。
 「アリとアブラムシの関係は薄い」
 もはや通説になりつつある感じがする。


 しかしよくよく調べてみると、じゃあ一体アリに何をいついくらやったらアブラムシを裏切るのかということに関しては全然検索に引っかからない。そういうのが定番化しているのであれば、こういうソースがあって砂糖がいくらいくら……ということが多少はあっても良さそうなものなんだが。
 しかしその一方で、確かにアリがアブラムシを食べる状況というのはあるというのも確かなようである。例えば完全に隔絶された状況下でアブラムシが食べるモノがなければ甘露(お尻から出る甘い液体。おしっことも言われる)を出すことがない、こうなったらアリはアブラムシを食べるようである。そういうのは確かにあるようだ。


 そういうわけで、これはもう徹底的に調べてみようかなと思った。もしもこれで何がいくらいくらというのが具体的に明らかになったとすれば、農業はおろか日本の森林の体系にすらもとてつもない影響を及ぼせることになる。アブラムシを絶滅はまあできないにしろ、もしもアブラムシが発生したらこういう手を打てばいいというのが明らかになる。これはおもしろい。


 ・ということで気軽に始めてはみたのだが、砂糖を100gくらいぽんと置いておけば良かろうと思いきや全然そんなことにならなかった。水で溶かしてドロドロにしたら多少は食べてくれるようにはなったが、その超高濃度の液体ですらそこまで見向きもされないという事態が発生したという。そこまで甘露というのはアリにとって魅力的だったのだ。これは衝撃的だった。あんなに「アリとアブラムシの関係は薄いよ」と散々言われていたのに、実際にはこれだけ砂糖を積んでもアリはアブラムシの方を選ぶとは。ここまでくると関係がものすごく強いと言っても過言ではない。あれだけの砂糖を積まれても微動だにしない。
 一体あの識者たちは何を根拠に「関係が薄い」などと言っていたのだろう?


 ・そういうわけで今日はスペシャルドリンクを作ってみた。
 バナナ、蜂蜜、黒蜜、アクエリアス的なスポーツドリンク、イースト菌とヨーグルトを溶かしたものをやってみたが大好評だった。多分甘露に含まれるアミノ酸に代わるものさえあればいいんだろうなあと思ったがかなり当たりだったようだ。
 しかしけっこう来るようにはなったが、それでもアブラムシの甘露に行こうとする個体も少なからずいた。多分70点くらいは出しているが、しかし100点ではないと。


 ・そういうわけで調べてみると、アリは醤油とか脂っこい物とか塩とかも大好物なようである。つまり単純に甘いものだけが大好きというのはかなり誤解で、実は肉とか油みたいなものもかなり好むと。むしろチョコレートとか砂糖は嫌いという説もあるようである。これは意外だった。完全に偏見だった。幼虫を育てる時には特に昆虫とかを捕まえて、そのたんぱく質を与えることで成長させようとすると。となると、砂糖だけを好んでいるというわけでは全くないらしい。


 ・そういうわけで、しばらくはアリとアブラムシの観察でもしてみようかなあと思っているところ。
 この対象となるアリがムネアカオオアリというアリで、非常に狂暴で攻撃的だが甘いものが大好きという個体で、もしもこいつが味方になってアブラムシを延々食べてくれるようになればものすごく面白いと思っているのだが。







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