安芸高田市の動画





 最近なぜかやたらと安芸高田市の動画がオススメに上がってくる。
 で上がってきたらおもしろそうだなーとついつい見ているという。
 中学生との議論


 中学生とやり取りしている動画だが、これ32分くらいのところ非常におもしろい。
 美術館存続は2000万円/年くらいかかると。で小学校中学校で給食費無償化を今やっているところだが、そこの小中学校は給食を我慢しますということであれば、美術館は維持の方向でやろうと思いますと市長。
 中学生のことだからどこまでその真意をわかっているのかはわからないが、でもそれによって美術館は維持される。自分たちが食べることと美術・文化とが秤にかけられており、これによってまさに中学生を問題の当事者の位置にまで引き上げることに成功している。ここで「はい」と言えば給食無償化の対象外となり、その決定を下した人として当分は名前が残ることになるだろう。そういう決定的なものを中学生に付きつけようとしている。責任の重さ、発言の重み、そう発言したことがその後長いこととてつもない重さとなって小中学生に影響し続けるだろうこと。見ているこっちの方がこれはやばいなとゾクゾクするかのような言葉だった。


 ・多分中学生だった時の自分だったら、何も事情をよくわからんのもあってとりあえず「何言ってんだ!文化は食欲よりもはるかに大切だ!」という感じでこの場で独断専行で「はい」を選んでいた気がする(笑)
 そういうわけで、なんか非常におもしろい動画だった。


 ・これ中学生とのやり取りという意味だけではなくて、こうやってみている私みたいな市井の一般人がおもしろい、素晴らしいと思うような場面や発言が数多くあるので意外と勉強になるし着眼点を持てるなと。それこそじゃあ自分のいる場所はどうなのかなとこの視点をもって見られるようになる意味でも非常におもしろいなと。
 同じような感じで多分、例えばどこかにとてつもない維持費を垂れ流している施設はあるんだけど「市民の憩いの場所だから」「この街のシンボルだから」みたいな理由で維持費を垂れ流さないことを決定できない、つまりそれを決定した人(の功績)とかそれを今まで決定してきた人たちの反感を食らうことを恐れて辞めることを決断できない例とか世の中にはあるんだろうなと。
 それを思うと、その美術館を廃館決定できるというだけでもものすごいことだし、日本の文化というか風潮を考えると奇蹟的なことだと言ってもいいのかなと思えた。まさに果断という他ないなという感じだったが、そもそもそれはスタート地点に過ぎないので、そこをすごいというのはお門違いなのだろうけれど。


 ・それにしても、こういう市長と直接こうして話す機会をもてるということがどれだけ貴重で豊かな経験なんだろうかと思うとこの中学生たちがうらやましいと思うところである。







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