今日青葉被告への死刑判決が話題となっていた。まあありゃあもうどうしようもない。一線を越えてしまったんだから何かを言える権利なんかないだろうし、最大限それでも周りはいろいろやったんだろうし、何よりも被害者家族の気持ちを考えるなら妥当な判決だろうと思った。
その反面、こうした社会で次々と生み出される新しい無敵の人による事件をいかにして防いでいくかということ、これはもう全然別問題だと思うのでちょっと考える必要があるなと。結局大元を絶たない限りは同じことを繰り返すわけで、その都度悪いヤツを捕まえて悪いと死刑なんてやっていても仕方がないもんなあと。法はそりゃあ法であっても、そして極刑が死刑ではあっても死刑だから悪いことしない社会ってのもおかしいと言えばおかしい話ではあるわけだから。そういうわけで上がそういうものをなんとかしようとならない以上そのしわ寄せが下へ下へと押し寄せる、そういう構造的な問題としてなんとかしていきたいなと思うところ。
・話はちょっと違うが、先日松江で一畑百貨店ってのが潰れたのが話題になっていた。個人的にいろいろおもしろかったのでちょくちょく寄っていた時期があるが、あーあれもとうとう潰れたか―と思うと寂しいものである。
そのついででいろいろ松江中の口コミを見ているときに、かつて関わっていた店が大きく傾いた(経営的に)という話を耳にしてやはりかという思いがあった。それというのは一定の年数社会経験をやっているためについた「勘」みたいなものなんだけど、今回するのはそういう勘の話。
で、結構過激派みたいなこと言うんだけどあーまたこいつ酔っ払いがまた酔っぱらってるわくらいで軽めに流し読みしてもらえると幸いです(笑)
・で、それが何かって「パートのおばちゃんが活躍している店は繁盛するか潰れるかの二択」ってことですね。そして往々にして潰れる側に傾くと。まあざっと90%以上は傾くと思います。今までは単純な「勘」だったこれを解説するというのが本日の趣旨です。ふざけんな、差別だ偏見だと言われると思うけど、改めてまあ軽く聞き流してもらえると幸いです。
なぜこれが起きるのかって、パートのおばちゃんは基本全員マジメでしっかりしているわけですが、その「しっかり」ということが一体どういう風にして効いてくるかというのがかなり重要で。それに比べれば男社会ってのはどこもかしこも基本「ザル」であって、そのザルが組み合わさってうまく回るような、ノリと勢いだけでなんとかなる変なところがあるわけでけっこうどうなるか予想がつかない。それこそ酒を毎日飲みまくって宴会で仲良くなるみたいなところもけっこう合理的だったりするわけです。多分理詰めでやるより飲みまくって仲良くなってしまうというのが賢い方法なんじゃないかなと思います。まあ話を戻すとして。
で、パートのおばちゃんは基本しっかりしているわけですがその「しっかり」は何かって一体どういうもので、何に対してしっかりなのかというのが重要なんですね。例えば子どももいて家庭もあってとなると、どうしても仕事とその後のことというのが当然考えなくてはならないことになる。それも最優先で考えなくてはならないとなる、そうなると仕事は当然おろそかになりがちになる傾向があって、ほとんど動かないポジションを占める……それが体力の温存でありいざという時に速攻で動くためには重要、ということが増える。これが何を意味するかって、いるだけで自動的に年数は上がっていくわけですから権力も増すことになる。権力が増し、動かずにいて権力はあるから口は出す。こうなると何が起きるか。本来職場ってのは建前上男女平等なわけですが、同じ女性である以上仲間を増やしていき、結果的に女尊男卑が発生する。女は絶対に動かない、男は「女に動かせてなるものか」となって動き回る、これはルールじゃなくていわば優しさから動き回る、そうすると男が速攻で死ぬ。
その結果として女が否応なしに前に出ざるを得なくなる。その結果とんでもない疲労に見舞われて職場が動かなくなる。結果として職場が崩壊する。
とまあこうなるわけですね。そういう例が頻発しているなと思ってみています。
というか軍隊で女性兵士が入ると、その兵士が負傷した際に助けなければで男兵士が2~3人死ぬことになるので、合理的ではないというのがもう10年前には出ていたはずですが、まあそういう感じです。昨今の世相で男女差別をどうしても嫌って口封じ、男女平等を推し進めたいがために実態として現場は地獄をみると。軍隊の知見が実際の職場にも生きるおもしろい例だと思います。
まあ個人的に思うことは、戦場において「男は女を守らなければ!」なんて独自ルールを勝手に入れて動く人間が死ぬのはそりゃあ妥当とは思いますが。
まあ他にもあります。問題が発生した際に、大事にしたくないのは基本パートのおばちゃんなんですね。男は問題が起きたって野次馬根性でなんだなんだという感じで所詮他人事なんですが(まあ基本アホだし笑)、パートのおばちゃんはそうではない。自分の関わっている場所で問題が発生すると自分までそれに関与していると思われるんじゃないかという思考がまず働く。これはもうしっかりしているがゆえなんですが、それが祟って問題のもみ消しとか捏造の方に全力で走り出すことがある。しっかりしている人が当然妥当な方に行けないと分かった以上、どうするかって悪い方へと加担し始めるという一種のバグが起こるわけですね。「火のない所に煙は立たぬ」ならば煙がたつと自分まで疑われる、ならば全力で証拠隠滅を図ろうなんてことになる。男なんて「めんどくせえ」「遊びてえ」しかないんですけどね。
で、言いたいのはなんだおばちゃん攻撃かよと言われそうですけどそうではなくて(笑)、問題はそれを前提として組織を編成しようよという気のない組織がいかに多いかということなわけです。これはでもやる気がないというのではなく、現場が見えていない。でも現場は見ているわけなのでじゃあ何かって上の頭が弱いなというのが本質だと思ってます。事態を考えることができない。なぜ考えることができないかって恐らくは「男女差別ダメ絶対」という絶対的なルールがまずありきなのでそっちばかり考えている。その結果起きている事態を考えることができない。結果として弱く脆い組織が多くなっているなと。少し考えてちょっと手を打てばなんとかなりそうなものなのに手を打てない、そもそも考える力すらないという事態が普遍的に起きているなと。そういうことを思いますね。
・最後にパートのおばちゃん弁護ですが(笑)、多分仕事がおもしろいとか家のこともう考えなくていいとか、好きなことやろうと決めてかかっているおばちゃんが活躍している場所は非常に強い印象ですね。なぜ強いかって恐らく迷いがないから。集中しているから。力の傾注ができているからだし、分散していないから。そういう人を重要どころに配置している組織は非常に強いなという印象ですね。そつなくこなすし他がそっちを考える必要性がないから他もうまく回るようになる。
で、そういう回し方ができている組織はやはり上が賢いんだなと思いますね。
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