地学3、液状化を踏まえて理想的な立地とは?






 そろそろボチボチネタ切れ感が出てきているのだが(早い(笑))、まあああでもないこうでもないと考えていって興味先行で具体的に考えていくってのは間違いではないのかなとは思っているところ。
 今回は液状化を踏まえたらどういう立地条件がいいのかについて。


 能登地震の時に思ったのは、高台の上だと斜面から滑り落ちる、まるでこけるように家が滑って傾く現象があったのだがそれを避けて低い位置へとやると液状化が起きる。こうなると果たして本当に理想的な立地条件などあるのだろうかということだった。
 液状化に関しては、土壌に薬剤を入れて固めてしまう方法によって液状化対策という方向性があるということだったのだが、これだってあまりに広範囲かつ規模が大きくそして大規模な震災が起こるとあってないに等しい。もちろんやらないよりはやった方がいいのだろうが、かといって抜本的な改造・解決というにはちょっと弱いなと。
 そうなると高台の上というのは液状化に関してはかなり有効ということになるだろうが、高台から家が転げ落ちる現象に対して何か打つべき手はあるのだろうか。

 この記事がおもしろいと思ったのは、高台の家というのは津波から強いということ。確かに津波の時には高台へ逃げろといわれるわけだから津波には当然強い。そして液状化からも回避できているのだから水対策としては強いということになる。
 ところがその反面、高台というのは本来家としては適してるとは言えないということ。高い場所にあるということは崖のそばであるということにもつながりやすく、そうなると常に崩落の危険性を常にはらんでいる。それに地盤沈下や液状化から逃れると言っても地下のことだから絶対安心とは言えない。

 まあこれから言えることは恐らく家に対して絶対安心などということはないのだと。低い家は液状化や津波(水関連)に注意しろということだし、高い家は崩落の危険性を常に考えろということ。そういう致命的なリスクを考えてそれなりの手を打つことを常に考えておかなければならないということ。
 単純に言えばこれはもうじゃんけんみたいなもので、そういう脆弱性を常に抱えているがために対策を常に考えておかなければならないということでもあるのだろう。





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