鉄のフライパン






 最近フライパンが傷んで使いにくくなった。真ん中が盛り上がってきてそこだけ必ず焦げ付くようになった。使い始めて2年半くらい、だからざっと900日くらい。毎日使うなんてことはないが、まあ仮に使ったとして一日に最大二回としても1800回程度。そのフライパンの売り文句が「100万回使える耐久性」だったことを思えば(使用率はなんと0.0018%程度ほどでしかないという)、まあ確かに実際使えないことはないかもしれないが毎回焦げ付いてイライラするよりは買い換えた方がいいなと考えた。
 そこで調べているうちに気づいたのが、フライパンといえばテフロン加工だと思い込んでいたが、どうして鉄のフライパンを選択肢として考えないのだろうかということだった。IH対応なら磁石がつけばよい、となると鉄のフライパンなら当然IH対応だろう。まあ平底か丸底かはあるにせよ。テフロンにこだわらなければならないことはない。というかテフロンの耐久性えらい低くないか?ということで最近鉄のフライパンを手に入れた。


 そうしてみるとこれが非常におもしろい。江戸時代以前なんかは鉄の鍋を恐らく使っていたのだろうが(まああくまで日本昔話風に考えるとだが(笑))、彼らはどうやら鉄器を使うことによって自然と鉄分を摂取していたらしい。鉄分と言えば個人的に中学高校くらいによく貧血があって、別に倒れるとまではいかないまでもあーくらっときてるわ……となればしばらく待って動きだすみたいなのはちょくちょくあって、今思うと鉄分がどうも明らかに足りてなかった。それは単純なスポーツやるだけの栄養が足りないということもあるのだが、鉄分を鉄器から取るということが頭になく(まあそりゃそうだ)、ホウレンソウ食べないとなあ程度でしか考えていなかった。
 しかし調べてみると鉄分の欠乏は酸素運搬のヘモグロビンに支障を出すだけでなく、骨、皮膚、粘膜、不眠症や集中力、ホルモンや白血球、消化不良、頭痛やイライラなど多岐にわたる症状を引き起こすことが分かった。


 じゃあこれはもう鉄の製品を使うっきゃない。
 そういうわけで鉄のフライパンは鉄分を自然と取れるので、恐らくは非常に健康にいいってことがまず一つ。


 ①じゃあ鉄のフライパンを通販で探すとして、一体どこのメーカーのものがいいのか。これはかなりの難問だと言える。
 まず鉄分摂取をうたっているメーカーのものにあたりを付けると良い。というのは健康のために鉄分摂取を目的としている人を対象として商品を作ろうとしているわけで、ちゃんとそこまで考えているということがわかるわけだからそれを全く書いてないところとは意識が違ってるからである。
 具体的にはパール金属とか藤田金属とかになるのでは。
 パール金属


 せっかくなんでリンクを貼ってみた。
 藤田金属
 しっかり鉄分補給表示があることがわかる。

 入手したのはパール金属の方だったが、調べて行くと特に藤田金属は鉄を使うことによって鉄分を摂取することをかなり意識しているようなので次回はぜひこちらを入手したいと思っているところ。どっかに鉄分の不足しがちな女性へコーナーとかも作っていた。


 ②ということで鉄分を摂取できるから鉄のフライパンはいいってことだったが、メリットデメリットは他にないのかということである。
 メリットとしては、きちんと使い方を使っていれば鉄のフライパンは一生使い込めるということ。これがなかなか面倒なように見えて、この時代YouTubeなどもあるので手どうメンテナンスすればいいかを知ることは簡単にできるのでそこまで難しくはない。それに鉄のフライパンを一生かけて鍛え上げるということが好きな人、そこにロマンを感じるという人もけっこういるのではないだろうか。
 実は私もその口だ。

 デメリットとしては、毎回油に慣らすということがめんどくさいという場合全くオススメできないということ。それならテフロンを使って使い潰していく方がよほど手間がかからない。鉄に錆びが浮いてさらに面倒になり、捨てるパターンは決して少なくないと思う。


 他にもいろいろある。
 ・鉄を使っているとなるとそこそこ重量がある場合がある。最近は1キロ程度の計量を意識したものも多いようだが、どうしても鉄を使うとなると重量が気になる事が多いので重量を意識した方がいい。例えばホームセンター行って1キロのフライパンを触ってみてそれが重いと思うならもっと軽いものを探すとか500gのものをメインに探すとかいうことはあった方がいい。中には超重いフライパンを購入してしまった例もあるようである。
 ・その使っている鉄のフライパンから一体どのくらい鉄分が出ているのか、そもそも本当に出ているのかを調べる術はない。本気で調べようと思えば「鉄分 測定 試液」とかで調べてみるといいかもしれないが、それでわかった方法で実は鉄分が出てないとわかるとショックが大きい。それこそあまりに微量すぎて反応しない可能性もあるかもしれない。やってないので何とも言えない。
 ・先にも挙げたが、IH対応を探していながら底の丸いタイプの中華鍋を選択してしまった場合などは悲劇である。一応加熱が不可能ではないだろうが、どうしても平底のものに比べると効率が落ちる。
 ・実は鉄製のフライパンの中に「ホーロー加工」されたものが中にはある。要するにエナメル加工である。これを施されているとガラス質が表面を覆っているため、鉄分の漏出は全く望めないことになる。ここがややこしくて、鉄製のフライパンをうたっていながらホーロー加工されているとか、あるいはホーロー加工されてません表示でありながらちゃんとホーロー加工されているタイプのものも中にはあり、それを購入してしまったという人の嘆きもたまに散見されることがある。

 こうして書いてある説明が全く当てにならないとなると、そもそもこれ信用していいのか?ということにもなる。そういうわけで最大のデメリットはあまりにも情報が錯綜しすぎていてうかつに信用できないということ。ここまでくるともう鉄製のフライパンを諦めようとなってもおかしくない。

 ③で、そういう諦めた人の場合+万が一鉄分が漏出していなかったことを考慮した場合の選択肢が次になる。

 天空鉄丸対流型

 リンクは一応貼ったのだが、「鉄分 対流」で探すと1000円しないものが出ているのでそれがオススメ。ポイント使って無料でゲットできる人もいるだろう。
 →これ

 要するにこれ、いつか流行った(らしい)「鉄玉子」というやつである。
 これフライパンはなんであっても一緒に炒めれば鉄分が出てくるという商品なので、フライパンについて悩むくらいであればこれを買ってこれを育てる意識でやればいいのでお手軽でいい。これは大体どこのホームセンターでもぬか漬けや漬物コーナーに置いてある「ナスの置物(鉄製)」とかでも全く同じ効果が望めるようなのでそれでもいい。大体1000円程度で購入できる。これで鉄分補給できるのであればその方がいろいろ思い悩むことも減ってオススメである。しかも鉄分漏出が目的なので摂取できる量も多めでまさに非の付け所がない。それに大体が本場の「南部鉄器製品」表示があるし。いっそどうせ買うなら本場中の本場、南部鉄器製品だ!という気持ちは非常によくわかる。


 ただデメリットは、よく鉄分が出るということは良く錆びるということである。きちんと毎回ケアしていればかなり抑えられるのだが、それでも出る。錆がよく出るとわかっているものを健康にいいからと野菜炒めに一緒にいれて炒めることに嫌悪感を感じないか?これはかなり重要な問題だと思う。
 まあ私の場合は健康にいいんだから知らぬが仏、全員人体実験に付き合えということで入れるのだが(笑)、それがいやだということならもうこれはどうしようもない。実際さびさびの鉄の入ったものを見せられて「これはうまそうだ!」となるよりは、知っててもいい気のしない人が大半だろう。


 そういうわけで鉄のフライパンについてアツく語ったのだが、最終的にはフライパンよりも置物でいいんじゃね?という身もふたもない結論に至ったのだが(笑)、まあそれでもそういうものを通して日々健康に気を遣っていければいいなあと思う。




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