あまり政治の話は書かないようにしているのだが、というかその手の話は毎日ツイッターで書いているが(現X)。最近連日政治の裏金の話ばかりで、それにしてもまあひどいもんだと毎日毎日憤っていた。世も末だ、ああ日本ももうおしまいだと連日思っていたが、今日ふと思ったのは。日本の億万長者って今どうなってるんだと。
2023年の日本の資本家の比率
これを見て驚いてしまった。2005年から一貫して右肩上がり、割合が多くなっていると。で5413万世帯に対して1億以上の世帯は148世帯、つまり2.7%。つまりはざっと計算すると、100人くらいいたらざっと2.7人くらいは1億以上持っている……という家があるってことになる。これを検索した時、一つの謎が解けたように思った。
つまり、政治が悪化しているとか日本の現状が悪化しているってのはかなり一面的なバイアスのかかった情報であり、そうでない面というのは確かにあるということ。オレの見識と体験からしても薄々そうなんじゃないかというのは思っていたところであり、その肌感覚と日々目にする情報とが合わない、一致しないというのが違和感があったがこれで納得がいった。日本の億万長者はこの18年増加している。そう出る以上、政治は悪いと一概には言い切れない。それどころかむしろ非常にいい形で回っている可能性すらある。政治が常に結果を求められる以上、億万長者が大量に生み出されている状態がどうして失敗であるだろう。それどころかこれだけ億万長者が増えた時期がいまだかつて日本で果たしてあっただろうか。
・そう思うともう一つの面も疑問を持たざるを得ない。
確かに日本は貧しくなったと言われるが、それをどこまで鵜呑みにする必要があるだろうか。トー横問題とか梅毒問題とかホスト狂いなんてのが問題視されて日々賑やかだが、果たして税金を使って救済されるべきは彼らなのだろうか。確かに問題なのは確か。それも現状相当な大問題なのは確かだが、緊急で助けられるべきは彼らなんだろうか。何かそもそも見るべきものが180度くらい間違っている可能性を感じてしまう。
まあそういうわけで、うまくいってないどころか非常にうまくいっている可能性を考えていこうと思ってますし、悪くなっている日本をそのまま受け入れていてはダメだなと思ったという話です。
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