経口免疫療法(ハゼの葉茶)






 最近K2読んでる。二周目。おもろい。
 完全に余談だが、どっかでマント狩りの島があったのにマントを絶対に脱がないKをみてどんだけマントを脱がないポリシーで生きてるんだと思ったら笑えて来たという。いやマント狙われてるところまでわかってるんだったら、素直にマント脱げばいいじゃねえかと。
 完全なる余談。


 宮坂さんが初めて出てきた下りで、卵アレルギーなのを経口(舌下)免疫療法で治すというくだりがあった。これ非常に面白いなと。アレルギー持ちではあるが、アレルゲンを微量ずつ採っていくことでアレルギーを克服しようというもの。
 これいろいろと応用可能なんじゃないのか?と思いついたので早速やってみることに。


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 ということで近所で取ってきたハゼの葉っぱである。多分ヤマハゼというやつか。ハゼの葉、昔からかぶれて困っていたのだが、これもしかして克服可能なんじゃないかと。しかもウルシというのはウルシオールという成分に過剰に反応してかぶれるということなら、ハゼも同様ということになる。そのため漆職人が日々口に入れて克服しているという話も恐らく同様で、全く同じやり方によって克服することは可能になるはず。
 理屈の上では。

 ただ、この経口免疫療法というのは実際にはけっこう相当危ない代物のようで、牛乳とか卵とかいろいろ試されているのだが、死人も出ているよう。
 まあ今回は対象がハゼなので、最悪やめればいいし失敗してもかぶれるだけなので実験にはうってつけである。


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 そういうわけで葉っぱ一枚を湯に溶かして作ったハゼの葉茶である。
 ところがこれを飲むのがけっこう躊躇した。万が一、これに口をつけて飲んだとして、口の周りだけがかぶれた、なんてことになったら悲劇である。口の周りだけ赤いなんて格好悪すぎる。それにかぶれるったってなかなかタチが悪いもので治りも2週間くらいは見込まないといけなくなる。
 どうしたもんかなあと10分くらい考えた挙句、ストローで吸って飲むことにした。


 現在6時間くらい経過したのだが、顔や腕に超微量の赤い発疹ができている。これがハゼの影響かどうかは不明だが、とりあえず痒みはないがなかなかにひやひやものである。一枚でも反応があるとすれば、とりあえず今度は時間を決めてコツコツと摂取していきどうなるかを見ていきたいと思っているところ。
 それにしても今年は3月ごろから8月くらいまで半年間くらいハゼに悩まされていた。治ったかと思いきや変なところにハゼがあり、しつこく悩まされた。徹底的に駆除すればと思っていたが、これによって治せるとすれば非常におもしろい。まあ幸いハゼの木なんて山に行けばいくらでもあるし、いやというほど実験できそうである。







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