救われてもらいたい






 寿司でのいたずらが世間を賑わしている昨今だが。
 多分あの回転寿司店でのいたずらはとんでもなく尾を引くことになるだろうし、100億単位なんて生易しいもんじゃないだろうというくらいのダメージであり、イメージの棄損があるだろうなと思う。多分今後寿司といえばあれという感じで出て来るだろうし、日本のインバウンドと言えば寿司みたいなところもある。もうこれは国益を損なっているといっても過言ではないだろうし、そうなるともう何をどう言いつくろってもムリでしょうというくらいのレベルで人生詰んでるんじゃないだろうかと思っている(まあこれが実はこの事態を見越して実は株を全力で空売りして数億の利益を得てましたなんてなるともう救いようがないわけだが)。


 ・個人的に思うことは、あんなバカなことやってても、それでも救われてもらいたいなというところ。これは多分「店主は顔を真っ赤にしてカンカンになって怒りました、父親は土下座して謝りました、頭を丸めて謝罪しました」なんて話で話を矮小化したいのかもしれないし、そう考えたいのかもしれない。絶対にやってはならない一線は越えただろう、もう何をどう言っても情状酌量の余地はない。詰んだってのが実際のところだろう、本当に心底バカな真似したもんだと思う。それでも今後の人生、100億単位で負債を抱えたまま生きるっていうのは、あまりにもキツいと思うし、なんとかならんもんだろうかと思ってしまう。
 それでも、こういう馬鹿な人が救われる世界ってのをどこか望んでしまう。人間ってのはもう救いようがないほど愚かで、その中でもこういう一線をさらに越えてくるやつが出てくる。本当にどうしようもないとしか思えない。そう思いながらもどこかで、こういう人が救われてもらいたいと。死なずに済めばいいなあと思っている。


 こういう甘さは大体降りかかる火の粉を浴びて火だるまになる思考の方向性なんで持たない方がいいですよと一応書いておく。





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