最近虫歯ができてへこんでいたのだが、考えてみれば奇妙で、やれることといえばほぼやりつくしていると思っている。なのになぜここまで悪化したのかをコロナといえばそれっぽいのだが、個人的に思ったのは重曹うがい、あれは思った以上に口の中へは悪影響があったのではないかと疑っている。
・そもそも人の口は酸性でもアルカリ性でもない中性
中性を厳密に定義するといろいろ出てくるとは思うが、賛成に傾くのももちろんよくはないが、かといってアルカリ性に傾けばいいじゃないかと考えるのは恐らく早計なんじゃないかと。酸性が虫歯や酸食歯で悪いとなるとじゃあアルカリ性はいいんだと考えがちだが、実際にはそのどちらにしろ普通の状態を保つようなものではなくなっているということ。
そしてアルカリ性ならアルカリ性で口の粘膜とかにはあまりよくなかったりするのだが、そういう相性の悪さというのは歯にもあるのではないかということ。と考えると、虫歯の前段階としての脱灰という段階があるのだが(詳しくは調べてないのだが)おそらくその段階になりやすくなるのではないかということ。あるいはそういう液体によって浸透圧の関係でそういうことが起こるということもあり得るだろうし、あるいは唾液がアルカリ性に傾いたことによって、身体がその状態に反応し、唾液を敢えて酸性側に傾けて出すこともあり得るだろう。こうなると重曹うがいをやってない期間は酸性で過ごさなければならなくなってかえって事態は悪くなると言える。
まあ可能性としてはいくらでも挙げられるだろうし、重曹うがいを長いこと続けた人の記録などはいまだにほぼないといってもいいだろうし、個人的には恐らくこれは悪影響があるなというのは実感としてある。
・しかしこれはチャンスでもあるなということを思っているところで。
結局チョコレートにしろ重曹水にしろ、口に入れたものの影響をどうしても歯は受けざるを得ない。だとすれば、例えば牛乳などは非常にいい影響をもたらす可能性だってあると言えるのではないかということ。重曹はどうやっても重曹でしかないが、牛乳は脂肪分やらタンパク質、カルシウムなどを含んでいるので、これによって口内をコーティングすることはできるのではないかと。あるいは酸によってやられた箇所を修復してくれる可能性もあるかもしれない。
これを考えるのはもともと靴磨きが趣味だったこともあるのだが、当時靴に栄養を与えるということがわからなくていろいろ勉強したことがある。そうすると、もともとこれのおおもとというのは北海道のクマを殺して剥いだ毛皮、それを昔の人もケアしてきたんだけど、じゃあどういうケアをしていたかといえば新しいクマをぶっ殺してその生き血を毛皮に直接ぶっかけていたんだと。これを聞いて半分くらいは納得した。確かに毛皮は何も食べられないから栄養を補充できないからなあと。
しかしまだなんとなく納得できていなかったのだが、ある時ボクシングの記事で減量の話があって「極限まで追いつめられると、水飲んだらダメなんですけど腕に汗が落ちたら腕が水を飲み始めるのがわかる」とかいう話があってピーンときたものだった。ああそういうことなのかと。人とか細胞っていうのは何も胃腸からしか栄養を採れないわけではなくて、そういうものを直接あてることによってもできるんだという実感があった。
ということで話を元に戻すと、こういうコーティングを人は歯に対してもできるのではないか?ということであって。なんか寝る前に納豆ご飯食べてから寝るとか、重曹水うがいしてから寝るとかいろいろやってきたが、牛乳をごくごく少量口に含んでゆすいでから寝るというのはもしかしたらありかもしれない。ということでそういう実験をまたやってみようと思ったという話。
この記事へのコメント