ドラクエ3で人生攻略(願望と計画性)






 はぐれメタルが出た時に、「ああー倒せたらいいなあ」と思って攻撃するとする。すると、まあ大体は逃げるのだが時々倒すことができる。じゃあこれを無計画にやった時と、例えばどくばりを用意して確実に1与えられる、しかも時々きゅうしょを突いて倒すことができる状態を用意した場合にどのような差が出るのか、ということがふと気になったので検証してみた。


 はぐれメタル100匹遭遇したとして、①無計画②どくばりを用意、というこの条件で仲間はゆうしゃと魔法使い二人の3人でやってみた。
 すると①の場合は100回中7回倒せたのに対し、②の場合は24匹倒せた。まあ一回ずつしかやってないし、それこそ回数を1000回にするとか、いろいろ試してみればまだ上下する余地はあるとは思うものの、ざっくりとこの結果をもとに考えるならば、きちんと用意した場合の方が有意に倒せる確率が上がっていることがわかる。それこそ3倍以上上がっているわけだが、まあ案外やり込んでみると2倍程度に落ち着いたりするのかもしれない。


 ・じゃあこのことから何が言えるかって、はぐれメタル戦にはどくばりを用い込んだ方がいいんだねということはまあいえるだろうが、当然ながらここでそういうことが言いたいわけではない(まあそう思われても仕方ないことをこうして延々書いているのだが(笑))。ここで言いたいことは、戦闘に何を持ち込んでいるのかということを意識化するということがいかに重要かということである。
 つまり、はぐれメタルを倒せたらいいなという願望で今戦っているのか、それとも倒すための計画性をそこそこ戦闘に持ち込んでいるかの差であって、それがこうして結果に明らかに影響を及ぼすということ。当たり前ではあるが、いざやってみると3倍以上値に開きが出たということである。まあ「え、でも①でも93回は逃したんだし、②でも76匹は逃げたんでしょ。意味ないじゃん」となることもあるとは思うし、そうなったら大変に悲しいのだが(笑)まあそれはそれで仕方あるまい。


 ・結局は運だから、計画性とか努力とか考えたってしょうがないという話もあるだろう。それこそ100回連続会心の一撃なら100%全匹倒せるんだから、毒針は意味ない説も出てくるかもしれない。しかしこの結果から考えるに、運というものに対しても我々はそこそこ何とかできるというか介入できる余地がある、というか全くないわけではない、しかも3倍以上の結果の差が出るほどの影響が与えられると考えた方が前向きでいいんじゃないと思ったという話。






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