例えばバラモスを退治しに行くとする。その道中でザコが出てきたらどうするだろうか。
①強い敵
②儲かる敵
③弱い敵
まあバラモス城に弱いやつはいないので大体は①と②ということになる。
・普通に考えれば①強い敵は当然逃げるべきだ。力を温存しつつ、②の儲かる敵であるところのはぐれメタルあたりを倒しつつ、バラモスのところへ向かうと。ボスを倒しにいっているんだから必要なことは体力の温存だし、その目的のためなら②であるはぐれメタルに遭遇しようとも逃げるということも必要になってくると。あるいは全滅しても経験値は入るとなれば次は勝てるかもしれない、と考えるならばはぐれメタルと戦うこともそれなりの合理性はあるのかもしれない。
・じゃあこれと真逆な場合はどうなるか。
やたらに硬いうごくせきぞう相手にごり押しで戦うことになるだろうし、エビルマージは強力な全体魔法を使ってくる。これらをまともに相手にするとなると、到達するころにはHPはほとんど残ってないだろうし、回復や攻撃呪文も使ってMPはほぼ残ってないのではないだろうか。そうなっていないとすればレベルを80くらいまで上げて①ではなく③、つまりここにはもうザコしかいないという状況にでもなれば話は別だが。
まあ仮にそうするとすれば大体レベル40前後でいくところを80までとなるとものすごい労力が費やされているだろうし、まあここをあまり深く考えることはここでは必要ないような気もする。
・結局これは突き詰めると温存ということになるわけだが、温存とは何かといえば必殺技をいかに使わないかということに他ならないし、逆に言えば使わないからこそ必要な際には使うことができるわけだし、普段からガンガン使っていては肝心な時にもう何もできないということに陥りかねない。
つまり分散するということはこういう意味で分散しているわけだし(そりゃあ勝てないわとなる)、逆に集中するとはバラモス相手に集中するわけで、これを道中ではぐれメタルとかうごくせきぞう相手にやっているともうそりゃ勝てないわとなる。
そういうわけで必殺技を残しておくとして
①誰に使うのか
②いつ使うのか
③そもそもなぜ使うのか
④そもそもそうしたこと一切は必要ないんじゃないのかという否定とその繰り返し
こうした過程は常に求められるのではないかと思うし、もしもその結果出た答えがまだブレているとすれば、それはこうした過程が決定的なまでにまだ突き詰められていないということの証拠だと言えるのではないか。そしてそうした詰めの甘さというものは結果に必ず響いてくるということ。
そういう突き詰めるという過程を徹底的なまでに突き詰めることで経ていないのだとすれば、その甘さと習慣がそもそもの問題の元凶だったりするのだろうなということを思った。
・しかしまあ考え方の原型はこうしてドラクエ3で煮詰まりつつあるが(ボチボチかなり無理している感があるが(笑))、ドラクエ3で煮詰まれないことこそ重要なんだろうなと最近思い始めているところ。
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