蛇毒の研究2






 ところで毒については結構前にもう打ってみているんだけど、毒に関しては偉大な先駆者がいるのでともかくとして、じゃあヘビの口の中ってのはどのような環境になっているかというのが最大の関心事だったと言っても過言ではない。例えばの話、寄生虫なんて日本には山ほどいる。
 サワガニの中には肺吸虫というのがいて、これをまたイノシシが食べるのでイノシシもこれに汚染されていたりする。

 あるいは他にも日本住血吸虫というのがいて、これもまたひどい被害を出していたりして悲惨な歴史がある。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E7%97%85_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BD%8F%E8%A1%80%E5%90%B8%E8%99%AB%E7%97%87)

 あるいはかつて糞尿というのは日本の農業にとっては貴重な肥料源だったかもしれないが、これは食べ物から糞尿へ、糞尿から野菜へ、野菜から人へという流れで被害が拡大してきたという歴史がある。

 他にも最近話題になったものでいえば、カタツムリには広東住血吸虫というのがおり、これの症状も悲惨だということで話題になっていた。

 サナダムシだとかギョウチュウなんてのもいるわけだが、食べ物から感染して軽くいろいろ被害を出しても軽度で済むならそれはいいとして。食べる場合でさえ、その寄生虫は一応は胃腸を通って人の体内に住み着くわけであり、つまりは胃酸というのはフィルターになっているといっていい。


 じゃあマムシはどうなのか。
 ヘビというのは例えばネズミやカエルなどを食べるわけだが、カエルなんてのは当然寄生虫の宝庫だといっていい。それを食べているマムシはじゃあ寄生虫の宝庫でないという保証はあるのか。これが最大の関心事だった。当たり前だが、いくらなんでも野生生物であるマムシに一匹もそういうものがついていないということは聞いたことがなかった。つまり、食べるとか飲むということでさえ結構なリスクがあるというのに、ましてそういうフィルターを通さない、つまりは直接人体に打つというのはいかがなものかと思っていた。


 いや、百歩譲ってマムシは寄生虫の宝庫であったとしても、じゃあ蛇毒というのは当然強毒なわけで、そうなると意外と消毒されていて口内はきれいだったりするのではないか。ここらへんが判断がつかなかった。判断つかなかったけども、まあ先駆者もいることだし、それに本当にヤバかったらマムシに噛まれた人が脳をやられたという話もあっても良さそうだということを考えていた。つまりその場合蛇毒以上に厄介なのはその寄生虫問題なわけで、マムシに噛まれて毒では助かったけど脳をやられて死んだ、ということをいまだに聞いたことがない。つまりそうなると大丈夫なのだろうという判断はしていたが、決してそこに明確な根拠があったわけではなかった。むしろ経験的に考えて判断するならまあ多分大丈夫だろうくらいの考えだった。仮にヤバかったとしても1/8000程度に薄まっていればまあその確率も下がるわけだし、今回はなんとかなるとして、とりあえずは次回以降に考えようと(笑)


 ・そして昨日教えてもらったのが、このニュースだった。

 ヘビやクモの毒の中は強毒で無菌状態というわけではなく、むしろその毒に耐えられる細菌類がたくさんいるのだと。そして今までヘビに噛まれた場合には病院は抗生物質とかで手当てをしてきたけれども、実は抗生物質の耐性菌というのも毒の中にはいて、実はあまり効いていなかったのではないかということが明らかになったと。従来の処方ではあまり効果がない可能性があるということですね。これが三か月ちょっと前に明らかになったということですね。


  これを読んで一安心というか、まあ意外と安心なんだな(笑)という感想をもったのと、どうやって殺菌処理をしようかと長いこと悩んでいたのでその労力が減って良かったというのは思っています。ドライアイスで-80度で完全に死滅させるとか、紫外線を使って滅菌処理とか考えていましたが、まあとりあえずはその必要はなくなったのかなと。
 まあそれにしてもいろいろわかってくるとおもしろいと思いましたし、まあとりあえず清潔さってのがいかに大切かを思い知った感じですね。しょうもないことで死んでも仕方ないですし、そのための努力を惜しんで悪いことはない。いろいろ学びの多かったニュースでした。







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