クマバチ(クマンバチ)を退治して穴を塞いでみたという話






 先日、ふと昔のことを思い出した。


 そういや、その昔家の柱に虫が棲みついてるのを駆除したことがあったっけなあ。
 それで「家 ハチ」かなんかで調べてみるとクマバチ(クマンバチ)の記事を見つけた。で、このクマバチというのが家の柱に穴を開けて棲みつくのだが、これが何百と穴があくと柱が倒壊する危険性が出てくると。よく空き家問題とかで話題になっているやつだが、豪雪くらいでは家は倒れないのだがそれでも虫が棲みついて穴だらけにしていては倒壊する危険性が出てくると、そりゃそうで、穴一つない柱と穴だらけの柱では100%の力を発揮できるか、30%しか発揮できないかという差になってくる。そしてそこにさらに豪雪が合わされば倒壊しても不思議ではないと。
 あれどうなってたっけなあということで先日実家にチェックを兼ねて行ってみた。


 ・用意するものは基本三つ。
 IMG_20220909_170700.jpg

 まずは殺虫剤。
 最近の殺虫剤はバズーカタイプが多く、遠くからすごい勢いで吹きかけて退治するものは多いが、先端がストローになってて細かいところに吹き入れるタイプは極めて少ない。これが辛うじて普通のストローを強引に口にくっつけて噴射可能なタイプだった。たくさん噴射するとすぐになくなるから、売る側としては回転効率がいい、買う側としても安心、まあいろいろな事情はあるのだろうが、ストローで噴射できるタイプが全滅するとけっこう困るなと思わされた。


 次にコーキング剤。
 IMG_20220909_171054.jpg

 これ以前はベージュでやっていたのだが、今回はベージュがなかったのとまあ柱が白っぽいのもあるし白でいいか―と考えていたら、意外と目立つ結果になった。ベージュがオススメです。
 これ、使ってるとわかるのだが、異常に固まるのが速いのと手に付くと取れにくくて困る。手から取れにくいものは使い捨ての雑巾で一生懸命ふき取って捨てるのが一番かなと思う。
 固まるのが異常に速い問題は、ネット上で結構話題になっていたので、もし困っていたら一度検索してみるのをオススメしたい。


 ・最後にニス。
IMG_20220909_170720.jpg

 以前やった時にはニスがなかった。というか、木そのものをコーティングして次の被害を減らそうという考えがなく、ただ空いている穴を塞いでハチを退治して終わりという感じでやっていた。その結果20年~25年くらい経って新しい穴がたくさん増えていた。なのでそれを視野に入れたのだが、これが本当に効くかどうかはわからない。とりあえずコーティングしたという感じである。
 これがものすごく高くて、確か700mlが1800円とか。けっこうバカにならない値段だった。
 殺虫剤が1000円程度、コーキング剤は500円程度だが、しかし実験にしても効くかどうかわからないニスで1800円というのは悲しいものがある。まあ全くやらないよりはいいんだろうけど。


 虫歯もそうだけど、なってから治すということを考えると、別に柱の強度まで復活するわけではないと。なる前の予防が一番大切。となるとこの中で一番重要なのはこの三番目のニスということになると思うので、以前とは違ってこれをメインでいきたいと考えていた。



 ・他には雑巾とか刷毛とかマイナスドライバーとかあるといいです。特にマイナスドライバーはハチの開けた穴には蓋があるんですが、それをこじ開けたり缶を開けたり固まったコーキング剤に穴を開けたりするのにけっこう役に立ちます。



 ・ということでそれらを用意して現場を見てみた。

 IMG_20220909_170834.jpg

 新しいクマバチの巣穴。

 IMG_20220909_170600.jpg

 細かい穴が無数に空いている(アリの可能性もあるが、よく黒いクマバチがあたりを飛んでいたので恐らくクマバチ)。

 IMG_20220909_172143.jpg

 ここも穴だらけ。


 ・気づいたのは、屋内よりは半屋内とか屋外の方が虫の巣穴が多いということだった。
 屋内、特に室内はずっと日陰だったり一定の湿度や気温が保たれるために巣穴としては棲みにくいのか、あるいは穴を開けにくいのか。何らかのそういう事情があるのだろう。
 しかし半屋内だと暑い時は暑い、寒い時は寒い。湿度も外の影響をもろに受ける。つまりは環境が大きく変動する、これが恐らくハチにとっては非常に都合がいいのだろう。室内は0だったが、半屋内は新しい穴が10個程度は発見された。外は数百単位で新しい穴があいていた。


 IMG_20220909_170741 (1).jpg

 結果から言うと、殺虫して穴を埋めてニスを塗ってコーティングしてみましたという感じ。
 殺虫剤をぶち込むときに以前教わったのが、「殺虫剤は惜しまず使え」ということだった。殺虫剤がもったいなくて必要最低限使おうとしていたところが、その先生は「でも穴がものすごく深い可能性もあるよ。だからあふれるくらいやっておくのがいい」と言っていた。これは後から考えると正しくて、確かに穴はとんでもなく深い。それこそ1メートルとかの深さの開ける例もあれば、向こう側に貫通する例もあるよう。それが25年前はネットとかなくてわからなかった、ということを思えば、あのアドバイスはまさに的を得ていたように思われる。




 IMG_20220909_172055.jpg

 下のベージュのが25年前のもの。
 上の白いのが今回の補修した部分のもの。
 何が違うかってコーキング剤は塗った後に乾く過程で収縮する。その結果小さくなりすぎて穴が復活していた例が数個あった。ということはここも同じで、見た目とか気にせず「コーキング剤も惜しまず使え」というのが正しくて、下手にケチると穴が復活してしまいかねない。ならば収縮してもいいように少し幅を大きめに塗り込むというのと、後は少し厚めに塗る。この二つが重要だと思いつつやっていた。まあ目立って気になるようなら、絵具でも塗ればいいかと思っている。まあけっこう目立って気になるわけだが。


 ・ニスを塗りつつ刷毛を使ってて思った。
 あれ、25年ぶりくらいにやるにしてはなんか刷毛を使い慣れているな……自分でふとそう思った時に気づいた。そういや海自(海上自衛隊)ではよく刷毛でペンキ塗ってたっけなあ……あれがなかったらこんなに慣れてないなと。海自はペンキ塗ってナンボだったからなあ。そんなことを思い出したという。船のメンテで頻繁にやるんですよね。それがここに繋がってくることに可笑しさを感じながら塗っていたという話。


 ということなんでまあ木造家屋だったら、クマバチの穴に気を付けてみるというのもいいのではないでしょうか。




この記事へのコメント

にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村