振動マシンに乗っていてふと思いついたのが、足でグーチョキパーを作ると筋トレに何か影響があるだろうかということだった。まあ多分何も影響はないんだろうなと思っていたが、結果1分も持たずに足がパンパンになった。かなり意外だったのでいろいろと考えてみた。
・そもそも20キロのカバンをもってやっているのだから、立つこと自体にはかなり慣れている。しかし今回のことはそれとは全く違った結果になっている。つまり、立っていること自体に付随する筋力は鍛えられていたが、足の指を使った筋肉は全く鍛えられていない可能性があるのではないかということだ。
例えて言えば、我々は手を使う。もしも手を使って歩くということになれば、その状態を維持するとかよつんばいで前に進む場合、あるいは逆立ちするような場合に、言ってみれば手で立つ、歩くという現象が生じる。これは普段はしないことであって、足で立つということとかなり近い状態だと言える。
じゃあこの状態は自然な物かと言えば決してそうではない。我々が腕に力を入れようとすれば普通は力こぶを作るし、それでこそ力を込めるという状態になる。つまりその時我々は拳を握りしめる。つまり指先に力を入れているわけであって、これは言ってみれば足とは真逆な現象が起きているということになる。
・これは何かと考えると、我々は恐らく筋力と言っても二種類の筋肉を使い分けているということになる。即ち、器用さにまつわる筋肉と金力そのものと言える筋肉である。力こぶを作りはするが手を使って我々は普段歩かない、これはつまり腕は主に器用さ系統の筋肉を扱っているということであり、足は立ちはするものの普段足の指を使って絵を描くでもなければ文字を書くでもない。つまり筋力系統の筋肉を扱っているということになる。これはその大小や多寡はあるにせよ、基本は手足でその割合が存在している、それによって生活をしているということになるだろう。
・となると中国拳法でよくやるような逆立ちはそれはそれで理に適っているし、同じ理由で足指による足の器用さを鍛えるという筋トレという方向性があり、これはこれで理に適っているということにならないかということを思いついた。確かにいわゆる土踏まずが特にビリビリと痺れており、健康には良さそうである。
そう思って調べてみると興味深い動画を見つけた。
「足指の筋トレは健康に悪い」
ホンマかいなと思ったけど、まあせっかく思いついたことだし、この人の逆張りということでせっかくなんでしばらく続けてみることにする。
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