6月に入ってから連戦連勝ですが、しかし今日は残念でした。判断を誤ったので半分取り損ねたと。勝てる時に勝つことができないと一生勝てないということを日々痛感してますので、今日は40点くらいの残念な出来でした。
・そこで最近毎日考えているのが陣形とか戦法というのは確かにあるなということです。コードギアスのけっこう初期の方でルルーシュが「背水の陣に逆落とし。古典的な戦法だが意外と使えるな」的なことを言ってましたが。あそこまで直接じゃあなくてもその考え方というのは意外と実用的なんだなというのを感じています。
別にここで鶴翼の陣がどうとか、八卦の陣とか魚鱗の陣だ鋒矢の陣だ、などということをやろうとは思っていません。個人的に興味があるのでそのうちやろうと思ってますが。
ということでロマサガ3ですね。
・ここで言いたいのは一人と二人は全然違うという話です。
これが原初的で非常にわかりやすいと思ったので引っ張ってきましたが。
これフリーファイトです。二人の前方には何も障害物がないので素早さが上がります。特に他には何もないので、攻撃は二人に対してまんべんなく当たります。
尾撃(びげき、あるいはおげきかも)は縦一列攻撃なので、その場合は非常に弱いことになります。まあ可もなく不可もなく。ただ素早さが上がるので先制攻撃をしてさっさと勝つのには向いていると言えるでしょう。
一方のこちらはライフシールドですが。
特徴は見れば一発でわかります。前の人が後ろの人を守る盾になるということです。ですから前の人が攻撃を受けつつ反撃をするとか、あるいは攻撃に集中し、後ろの人が回復に回る。いってみればそういう分業ができるということです。確か後ろの人は、前に人がいる関係で素早さが落ちたとかそういうこともあるにはあった気もしますが忘れました。
・つまりここにあるのは陣形とか戦法というものの最も基本的な形であり、そしてそれにはそれなりの合理性がつきまとうということです。それは見ればわかるというくらいに基本的なものです。たった二人、あるいは「2」という数字でこうなのだから、その奥深さは推して知るべきということです。
そしてそれは同様に、一人とか「1」ということがいかに意味としては弱いのかということでもあります。意味に奥深さをもたらすこともできない。攻撃や守備、回復や反撃といった分業もできない。0と1の違いとかよく言われますが、ここで言いたいのは1と2の圧倒的な違いということです。工夫次第では多様な意味を持つことができるし、持たせることができると。工夫や考え方次第ということですし、つまりはそれこそ意味の多様性によって事態を圧倒できる場合すら起こり得る。じゃあ3はさらに強いのか……ということですが、それはどうかなと思っています。意味があまりにも多様すぎて使いこなすことがかえって難しいのではと思います。ただ、明らかなのは1と2とはここまで明らかに違うということです。もちろん二人ならば被害も二倍になる可能性は十分あります。しかしそれを補って余りあるほどの多様な意味性、それがこの場合とてつもなく強い武器となっているといえるでしょう。
そしてこの基本となる考え方というのは、意外と現実世界においても生きるものではないかと思います。
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