先々週くらいから調子が悪い感じです。ばくだんいわに吹っ飛ばされてから調子が戻らない感じ。先週もですが、今週もダメダメで、打つ手打つ手が見事にすべて裏目に出るといった感じです。
どういう感じだろう。はぐれメタルのけんをミスって投げ捨てて、残ったどうのつるぎで悪戦苦闘しているという感じですかね。
・今回はドラクエ3のパーティ編成を考察しようと思います。
①魔法使いや武闘家、戦士といった攻撃型と、僧侶の防御型(というか回復型)がいるとしますが。
攻撃をメインで行こうと思えば、これらの攻撃型を並べるのが最も効率は良くなります。なんたってみんな強力な攻撃できるんだから。理屈の上では。
ところが、現実にこれをやるとうまくいかないのは当然です。ボス戦で回復が全くできないのは明らかにまずい。魔法使いがいくら強力なじゅもんを使おうにも、カンダタに殴られる→やくそうで回復、また殴られる→回復……こんなことをやっていては勝てるものも勝てなくなります。なぜか。これはもう非常に簡単なことで、回復ができないからですね。
つまりここから言えることは、いくら攻撃力が高くても、回復ができないというのではその攻撃力を発揮することすらできなくなるといえます。最大の長所が、その欠点によって消されると。つまり、結果というのは長所によってすべてが決まるわけではない。短所がある、欠点があるということの方がより大きな決定要因になっているといえます。
②じゃあ魔法使いよりも僧侶の方がすごいじゃん、じゃあガチガチに僧侶だけで固めようよと思うとします。これはこれでうまくいきません。当たり前ですが、回復だけ、守備にだけ力を注いだところで敵の群れと戦って勝つ際の突破口がないと。決定的と言えるほどの攻撃力がない。攻撃力さえあればなんとかなっただろう雑魚が一向に倒せない。それによって被害が増える。これでは本末転倒です。戦闘は守備じゃんと。守備によって決まると思っていたところが、そっちに傾けてみると全然うまくいかなくなる。
要はじゃあ攻防のバランスだろう、ということになりますが。
③攻防のバランスということで言えば、勇者が一番でしょう。ホイミで回復もできるし、攻撃は強力、時々強力な呪文も使えます。バランスがいいといえばこれほどバランスにいいことはありません。しかしこれは言い方を変えれば何でも屋、便利屋ということをも意味します。万能と言えばプラスな評価、器用貧乏といえばそうなるでしょう。
つまり、パーティ編成で攻撃力がなければ攻撃か呪文、回復役がいなければホイミ、じゃあ勇者4人態勢って最強なんじゃね?「臨機応変」ということを言い出せば、これほど臨機応変なものもいません。
ところが勇者4人体制というのは、考えるまでもなく非常に悪い結果をもたらします。
回復しようにも回復力では僧侶の下位互換でしかない。
攻撃力ならば、会心の一撃を連発できる武闘家の下位互換。
じゅもんの攻撃力でも、覚えるものも偏っている上にMP7も少ないので連発ができません。それに使っても最強というほどの結果をもたらすことは出来ません。
これは何かといえば、臨機応変、なんでもできるといえば聞こえは非常にいいですが、専門家を作ること、それによって上位者を作ることをやめて下位互換を量産するという非常に悪い結果をもたらす実態に繋がりはしないかということです。
・ここで言いたいのは臨機応変は下位互換の量産という結構悪い結果をよくもたらしがちということ。「臨機応変」とか「勇者」といった言葉はその実態を覆い隠しかねないものであるということですね。
そしてリアルは守備を重視すべきだと思っていますが、「攻防一体」というと50:50みたいなイメージがありますが、私の中では60~80くらいは守備に偏った方がいいと思われるということ。
しかしそれでもそれはまだ完成形ではなく、どこかに「強力な攻めの姿勢」というものをもたなければならないということですね。攻撃性というものを備えていない守備はただの現状維持=衰退をもたらしかねないということですね。
そういうことを思ったということです。
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