究極の歯磨き






 なんだかいつも歯磨きネタを考えているかのようですが……(笑)先日ツイッターでいつも胡散臭い科学ネタを張り続けるアカウントがあるんですが、そこに「重曹でうがい」というようなネタがあって、これはとんでもないなと記事を開かなくてもわかりました。これは単純にして革命的。なるほど、世の中にはとんでもないことを考えるヤツがいるなと思いました。
 ということで早速開始です。


 ※一応説明を入れますと、虫歯っていうのは虫歯菌が酸を出して歯を溶かすと。ならば口の中をアルカリ性に保ってやればそもそも酸を出しても無力化できるわけですね。つまり重曹でややアルカリ側に保っとけばそもそも虫歯にならなくないか?というものです。


 ・重曹といっても食用重曹がなかったので、掃除用重曹でもよかろう(確か工業用)と考えて口をゆすいでからぺっと吐き出してみました。そうして10分もするとお腹がゴロゴロとなりだして、トイレにかけ込むはめになりました。調べてみると別に下剤とかは入ってないようですが、やはり食用と工業用は何かが違うのだなと痛感しました。


 ・ということで食用重曹を買ってきましたが、これが50gで70円とかでした。ホームセンターの漬物コーナーにあるのは知ってましたので。これを500mlの水に1~2g程度入れましたので、まあ50回分くらいはあるのではないでしょうか。なかなか溶けなかったのを強引にかき混ぜて完成です。


 ・そもそも「自分の歯磨きの技術は完成に近づいている」と漠然と思ってましたが、これには盲点がありました。一日に一回しか磨かないわけです。となると、せいぜい10分長くて20分とかで歯磨きをするわけですが、そうなると23時間50分は歯を磨いていないわけですね。しかも磨き残しがあると連続して48時間~とか磨かないというような事態が起こるわけです。それを防止するために歯磨き粉は使わないようにしているんですが(歯磨き粉を使っているとにおいが消されるので意外と磨き残しは多々あります)、それをやっていたとしても23時間50分は長いと。となると、一日二回とか磨くのはちょっとめんどくさいので、例えばものを食べた後5分くらい経ったら必ず重曹水で口をゆすぐ、とやるわけです。


 これを例えば昼食後にやるとすれば、23時間50分を14時間と9時間みたいに分割することができるわけですね。こうなると恐らくは虫歯のリスクを1/2以下に減らすことができるようになるはず。朝食後にもやればさらに分割できますし、こうやってこまめに口をゆすぐ習慣をもつことは口内環境を清潔に保つうえで非常に有効であり、効果的なんじゃないでしょうか。


 ・ということで重曹水を始めてから1か月くらい経ちました。
 一応不安もあります。アルカリってことは決して安全ということじゃないと。むしろ人体にとって危ういのは酸よりもアルカリという説もあります。目に入った時とかですね。酸よりもアルカリが危ないといったりもします。その反面で、アルカリ食品は健康にいいといったりもします。詳しいことは面倒くさいので全然調べてませんが、とりあえず生活していたら何か変化あるだろと思ってますが、特に異状はありません。まあけっこういいんじゃないですかね。
 今後もしばらくやってみる予定です。








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