ということで間もなく鬼ヶ島へ到着するわけですが。
フランス語版
前回と今回分の読み
①The demons on the beach didn't see the pheasant.
➁But they saw the ship, and they were very afraid.
③They ran inside their castle and locked the big black gate.
④When the ship landed, Momotaro and the dog and monkey jumped out.
⑤They marched right up to the castle.
⑥"Open up!" the dog shouted and kicked at the gate."Open up, or prepare for war!"
以上六文ですね。
①The demons on the beach didn't see the pheasant.
「浜にいた鬼たちはキジを見なかった」
どうでもいいことですが、なんだかえらい爽やかな文ですね(笑)
このonというのは「~の上にいる、表面にいる」という意味のonですね。これ例えばatだったらどうかといえば「その浜の一点にいる」という意味になります。不自然に鬼たちが一点に固まっているというわけですね。inだとこれは、The demons in the islandとか広い範囲にいる場合なら使えるでしょうね。in Japanとか。まあでもin the houseなんていうのもあるから「浜の中にいる」という表現でも間違いではないでしょう。
➁But they saw the ship, and they were very afraid.
「しかし彼らはその舟を見て、とても恐れた(のだった)」
なんかめちゃめちゃ悪い連中には思えないですけどね(笑)
③They ran inside their castle and locked the big black gate.
「彼らは城の中へと走って、大きな黒い門を閉ざした」
これThey ran the inside of their castleでもいいでしょうね。これ辞書的にはこっちの方があっている気がしますしわかりやすい気がします。これでもいけるってのも重要ですが。
④When the ship landed, Momotaro and the dog and monkey jumped out.
「舟が上陸した時に、桃太郎とイヌとサルは飛び出した」
jumped outですけど意味的には「ある場所の外へと飛んだ」となります。outへとjumpしたわけですね。だから要するに舟から飛び出したんだと。
landは名詞で「陸、土地」ですけど、動詞で「上陸する」ですね。
⑤They marched right up to the castle.
「彼らはちょうど城まで行進した」
これrightを省いてThey marched up to the castle.とした方が分かりやすいかなと思います。up to~で「~まで」の意味ですね。例文でup to the age of twentyで「20歳まで」とかあります。upは上限を表していて、そこまでですよと言う感じですね。この場合も城までですということを言うためにup toが使われていると。
They marched to the castle.で考えてもいいですね。これだと「城へと行進した」という意味になります。それがup toになり「城まで行進した」となり、right up toとなって「ちょうど城まで」という意味になります。
⑥"Open up!" the dog shouted and kicked at the gate."Open up, or prepare for war!"
「開けろ!」イヌは叫んで、門を蹴った。「開けろ!さもなければ戦争の準備をしろ!」
これを見てですね、これを思い出したのは私だけだろうか。
なんか桃太郎側明らかにおかしい気がしますけど、正義側がこうなのは昔から変わらないんだろうか(笑)蹴ったというよりはこれは正義の鉄槌なんだという意識がどっかにある気がしましたね(笑)
open upという言い方ですね。これはもう一発で「ドアを開ける」の意味になりますが。なぜこれがドアを開ける意味になるかといえば、カギを外すからというのは想像が付きます。今でも下ろしたり上げたりするタイプのカギありますし。だから厳密には「カギを開けろ!」なんでしょうけど、じゃあそういうかと言えばまあ別に「ドアを開けろ」でも同じですから。
prepare for warですが、prepareは「~の準備をする」の動詞ですね。prepare for名詞で「名詞の準備をする」ということで今回は一発ですね。まあみていくと他動詞と自動詞で少し違ってますね。他動詞ではprepare A for Bというのがあり、「BのためのAを用意する」となります。ですから、I’m going to prepare a cake for the partyで「パーティー用のケーキを用意する」となります。これは他動詞ですから、I’m going to prepareといわれれば「いやなんの準備だよ」となりますね。
一方自動詞のprepareはLet’s prepare for the party.となります。これは自動詞ですからLet’s prepareでもまあノリと空気で言いたいことはわかるということでしょう。まあなんですけど、敢えてfor the partyをつけてわかりやすくしていると。
ということで今回も復習して終わりですね。
①The demons on the beach didn't see the pheasant.
➁But they saw the ship, and they were very afraid.
③They ran inside their castle and locked the big black gate.
④When the ship landed, Momotaro and the dog and monkey jumped out.
⑤They marched right up to the castle.
⑥"Open up!" the dog shouted and kicked at the gate."Open up, or prepare for war!"
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