英語桃太郎その7






 ということで桃太郎が登場して、神様からの贈り物じゃということで産湯につけることとなりました。
 フランス語版はありませんでした。英語版のみの場面ですね。

 今回次回分の読み
 ①The old man made a fire and heated some water.
 ➁When he filled the tub, his wife reached for the baby.
 ③But the baby pushed her away and climbed into the hot water all by himself.
 以上三つの文ですね。

 ①The old man made a fire and heated some water.
 make a fireで「火を起こす」ですね。いかにも火を作るという感じですが。まあまず使わない表現でしょう(笑)
 heat 物ですね。「物を温める」ですが、heat up物でもいいようです。

 some waterという表現ですが、じゃあa waterもできるんかいとかwatersもできるのかという疑問があったりするのではないでしょうか。
 ここでまとめときますと、複数形の前もしくは不可算名詞の前について「いくらかの、少しの」または「一部の」という意味がでてくるわけですね。ここはつまり「水をいくらか」「いくらかの水を」という意味になります。
 someについていえば、some videosは可能ですし、some notebooksも可能です。some pityで「同情の気持ち(を少しは)」となることもあります。
 また、some people have~で「一部の人たちだけが」「人々の内の一部だけが」という意味になることもあります。

 ・そう思ってみると、フランス語の部分冠詞はun/une(アン/ユンヌ)もしくdes(デ)というわけですから英語で考えるとaもしくはsomeで考えられるんですけど、じゃあ完全に一致するかと言えば結構怪しいんですね。
 そもそもそのsomeにあたるdesには、「一部の」に当たる意味はありません。例えば「赤ワインください」という場合、赤ワインをちょっとくださいもしくは一杯くださいとなります。すると全体の内の一部となりますので、フランス語では「Du vin rouge s'il vous plaît」(ドュ バン ルージュ シルブプレ)となります。Duというのはduですから「de+le」となります。deというのは部分冠詞で英語のofの意味ですから、ofにもそういう使い方ありますよね。全体の一部を指すというような。これはsomeにあたるからといってdesではカバーできないところです。

 ちょっと脱線しましたが訳してみると、
 ①The old man made a fire and heated some water.
 「おじいさんは火を起こした。そして水を(いくらか)温めた」
 となります。

 ➁When he filled the tub, his wife reached for the baby.
 tubは日本語にもなってますよね。「バスタブ」となってますが、まさにバスタブのことです。風呂桶とか浴槽でもいいですね。ここは浴槽がいいですね。ちなみに「湯船につかる」はsoak in a tubだそうです。
 動詞のfillですね。これ他動詞で「~をいっぱいにする、満たす」ですね。これの対義語が動詞のemptyだと。emptyといえば形容詞で「空の」という意味でよく使われますが動詞もあるんですね。ですから「おじいさんが浴槽から水をに抜いて空っぽにする」というような場合はHe empty the tub.でいけるわけですね。
 reachですがこれ自動詞ですね。reach for~で「~に手を伸ばす、手を差し出す、差し伸べる」の意味となります。She reached for the salt.で「彼女は手を伸ばして塩を取った」だと。
 で訳しますと、
 ➁When he filled the tub, his wife reached for the baby.
 「彼が浴槽を水でいっぱいにした時、彼の妻は赤ちゃんに手を差し出した」
 となります。


 ③But the baby pushed her away and climbed into the hot water all by himself.
 push 対象 副詞ですね。「対象を押しやって~にする」だと。He pushed the books asideで「彼は本をわきへやった」ですね。ですからthe baby pushed her awayで「赤ちゃんは彼女をあっちに押しのけた」という感じですね。まあ実際には赤ちゃんがおばあさんのところへ行って押しのけた、なんてのは不可能でしょうから(笑)、おばあさんが伸ばしたその手を押しのけて、という意味で、reachにかかっているのでしょう。
 climbed into the hot waterですが、これclimb intoで調べると全然違う意味が出ます。なのでそういう慣用句があるとかいうことではないですね。
 これclimbed in the hot waterでもいけます。まあthe hot waterは実際には「その水の入っている桶」でしょうから、桶を上る意味でのclimbということはわかります。じゃあinとintoにはどういう違いがあるかということですね。
 ただ事実を述べるだけならinでいいです。He climbed in the hot waterで「彼はその桶に上がって入った」んだと。ただ淡々と事実を述べる感じです。特に何も特筆すべきことはありません。
 しかしclimbed into the hot waterだと、一人で向かって行って入ったんだよの意味を強調します。「なんと自分から這っていって産湯につかったんだよ」と。その動作の協調の意味があります。

 これを解説するのが以下の例文です。
 He put a letter in the mailbox.で「彼は手紙をポストに入れた」いかにも淡々としてますね。
 He pushed a fat percel into the mailbox.で「分厚い小包みをポストに押し込んだ」頑張って押し込んだんだよという意味で、動詞のpushedにかかってますね。この文章がclimbed into the hot waterと一致しているわけですね。

 all by himselfは「すべて自分の力で」ですね。

 訳しますと、
 ③But the baby pushed her away and climbed into the hot water all by himself.
「しかし赤ちゃんは彼女(の手)を押しやり、そしてお湯(のはってある桶)へと自分自身の力で上った」
 となります。
 まあ言いたいことは、一人でできるくらいに力があったということもそうですが、そういう空気を読んでそこに向かえるほど頭がよかったのだということも表してますよね。
 これが後々に空気を読んで(?)鬼ヶ島へ行く流れになることを思えば、既にここで未来生く末が示されているとも言えます。空気を読めるほど頭がいいという何かがありますよね。


 ということで今回も復習です。
 ①The old man made a fire and heated some water.
 ➁When he filled the tub, his wife reached for the baby.
 ③But the baby pushed her away and climbed into the hot water all by himself.



 5~7回分をまとめました。
 He placed the peach on the table and picked up a knife.But just then the peach began to move.
 "What's happening?"said the old woman.
 "It's alive!"her husband shouted.
 Suddenly the peach broke in two, and a healthy baby boy jumped out!
 "WAAAAAH!"cried the baby, with a voice as loud as a drum.
 The old man and woman were, of course, very surprised.But they were also very happy.
 "We always prayed for a child of our own!"the old woman said."He’s a gift from the gods!"said her husband.
 "Let's prepare his first bath!"
 The old man made a fire and heated some water.When he filled the tub, his wife reached for the baby.But the baby pushed her away and climbed into the hot water all by himself.


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