フランス語実践8、聞き取り






 聞き取り4つやってもうおしまいとなりますね。
 聞き取りは聞けて分かってそれに対応するものを選べればいいので、ここでは普通の文章として対処していきます。

 問題文5つ(本来3回ですが、まあ一回ずつです。何回でも聞いてください(笑))

 書かれてる文章
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 (1)Qu’est-ce que vous faites ce week-end?
 素直に英語に訳すれば、
 「What are you going to do this weekend?」という感じでしょうか。
 とはいえここでは近接未来でvous avez faireというような感じにはなっていませんのであくまで現在形です。なので「What are you doing this weekend?」ですかね。今がもう週末で、この週末には何かしますか(何かしてますか)という現在形と考えた方がよさそうですね。

 「あなたは」で聞かれているのに「Tu」で返している1はもう一発でアウトな気配満々ですが(笑)
 1Tu vas visiter la Tour Eiffel.
 「あなたはエッフェル塔へ滞在します」
 これ先ほどの近接未来形ですね。
 aller + 動詞の原形(何回か出てますがこれを不定詞と言います)となってますから。まあどこをどう切り取っても間違いというケースですね(笑)

 2Je vais aller au Musée du Louvre.
 「私はルーブル美術館へ行くつもりです」
 これも近接未来形ですね。
 aller + allerで同じ動詞が2つ重なっていて奇妙な感じですが、まあこういう感じです。
 auは「à+le」です。
 「aller à どこそこ」で「どこそこへ行く」という意味で、その流れでここに「à」が出てきて「le」と合体してるためにこうなってますね。


 (2)Quel temps fait-il?
 temps(トン)は男性名詞で「時間」「天気」ですね。だから英語で考えればtimeとweatherが合体したような珍しいような単語です。
 いわゆる
 「How’s the weather?」に相当しますね。
  でもフランス語ではhowはcommentが相当しますし、quelはwhatの方なので、そう考えるといろいろ奇妙な気もしますが、まあこういうもんだと割り切りましょう。
 「il fait ~」は天気を表すやつですね。
 Il fait beau.(イル フェ ボウ)で「天気がいい」となります。いわゆるIt is good.というわけです。英語はitなのに、フランス語はilで彼なのか、おかしいじゃないかと言われるかもしれませんが(笑)、まあこれもこういうもんです。

 1Il faut cinq minutes, à pied.
  「それには歩いて5分かかるに違いない」と言ってます。
 faut(フォウ)はfalloir(ファロワール)から来ています。英語のmustですね。「~でなければならない」のあれですが、「~に違いない」という意味もあります。
 「à pied」(ア ピエー)は「歩いて、徒歩で」の意味です。ちょくちょく見かける気がしますね。
 まあいろいろ見てますが、明らかに天気と関係ないですよね(笑)まあ1は間違いってことです。

 2Il fait soleil.(イル フェ ソレイユ)
 これで
 「天気がいい、日が照っている」という慣用句になります。
 直訳すれば「それが太陽を作っている」という意味です。英語で無理やり表そうとすれば「It makes sun.」ですかね。まあ特に何も指していないitが「作る」というのもおかしいですが、フランス語ではまあそういう表現になります。



 (3)Tu n’aime pas le français?
 そういえば英語ではフランス語とか中国語とかいう時には先頭を大文字にするとかありましたが、フランス語は特にありませんね。とはいえそれで別に楽になるとかならないというようなものではありませんが(笑)
 「あなたはフランス語は好きではないのですか?」
 英語でもあったやつですね。「あれは好きではないのですか?」と聞かれたらyesとnoがnotに合わせて変わるとかそういう内容でした。
 この場合、フランス語では肯定する場合は「si」(シー)を使います。
 辞書には、
 「Tu ne fumer pas?」(チュ ヌ フュメ パ)
 「Si,mais j’ai mal à la gorge.」(シー メ ジェ マル ア ラ ゴージュ)
 タバコは吸わないの?
 いや吸うけど、喉が痛いので
 という例文が紹介されています。
 そんな感じで「好きじゃないの?」と聞いています。

 1Oui, bien sûr.(ウィー、ビヤン シュール)
 bien sûrで慣用句ですね。「もちろんだ」「もちろん~だ」という意味です。
 ここが否定の疑問文でなければすんなりこれが正解となっていたでしょうが、残念ながら否定の疑問文なので、これは間違いです。知っていれば一発という問題ですね。
 正解は2となります。

 2Si, bien sûr.
 もちろんだ、の意味です。
 もちろんその通りだ、私はフランス語が好きではないよと言っています。


 4Combien de frères as-tu?(コンビヤン ドゥ フレール アチュ)
 combienは「how many」「how much」を聞くときのやつですね。
 「あなたは何人兄弟がいるの?」
 asはavoirからきてますね。何度も出てきてますが、これほどしっくりとしたhaveの意味を持っているavoirは初な気がしますね(笑)
 「How many brothers do you have?」って感じですね。

 1Je suis fils unique.(ジュ スイ フィス ユニーク)
 「私は一人息子です(一人っ子です)」という意味です。
 uniqueって、日本語でも「ユニークな」「ちょっと変わってる」という意味ですが、フランス語とはかなり意味が違うと思います。むしろonlyに近くて、「たった一人の」というニュアンスを使いたい時に使われます。一応ないわけではないですが、そういう意味でこのuniqueが使われた例を見たことがない気がしますね。

 まあ何人いるの? と聞かれて一人っ子ですよ(=兄弟はいません)と返しているのでこれが正解でしょう。


 2J’ai 17 ans.(ジェ ディセットン)
 私は17歳です。
 全然的外れな答えをしてますね(笑)
 真面目に書けば
 J’ai dix-sept ans.となります。


 (5)Que regardes-tu?(クー ルギャルドゥ チュ)
 「何を見ていますか?」ですね。

 余談ですがこのqueってのはややこしいんですね。
 ここでもWhatの意味で出てますが、大体que節とか言って、英語で言うthat節みたいなのあるじゃないですか。「it is good that~」みたいな。あの意味でも出てくるので、このqueも守備範囲が広くて重要どころを抑えてくるので、けっこう要注意の単語の一つだと思います。

 1Je regarde une photo de ma mère.(ジュ ルギャルデ ユンヌ フォト デ マ メール)
  「母の写真を見てます」の意味です。
 もっと詳しく言えば、母の写真はたくさんあるんですが、そのうちの一枚の写真を見てますという意味です。

 2Je regarde cette fille,là-bas.(ジュ ルギャルドゥ セット フィーユ、ラバ)
 「あそこにいる娘を見ています」
 là-basは「over there」の意味ですね。


 ・でこの最後の問題は両方とも確かに「見ている」んですが、何が原因で1が正解で2が不正解なのかはけっこう難しいと思います。
 突き詰めると「regarder」(ルギャルデ)という動詞は「見る」の中でも特に「調べる」とかそういうニュアンスがあるようなんですね。look atというか。だから「~に視線を集める」というニュアンスが強いと。だから、母の写真を見ていた1は〇です。
 一方voir(ボワール)の方は「見る」でありseeのニュアンスが強いようです。自然に視界に入ったのだと。その意味では遠くのその娘が視線に入った意味では、厳密にはregarderは間違っているようです。もしもこれがvoirだったら正解だったのかなと。そういうニュアンスを問う意味ではかなり難しい問題だと思います。それに、2の言い方だって言いたいことは伝わりますから、厳密には伝わるのではないかと。ただ教科書的、文法的には正確だとは言えない。そういう感じなのかなと思います。


 ということで今回もこれで終わります。
 お疲れ様でした。





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