戦国策途中ですが、仏語、中国語講座近日中やろうと思ってます。その後はどうしようか。ドイツ、スペイン、イタリア、ポルトガル……テキトーに気が向いたところをやろうと思ってます。
 目指せ10か国語、ですね笑

勉強法について






 ということで連日なんとなく勉強をしているのだが、最近それに関して閃くこともあった。というのは、勉強をするうえで余計な情報にしろ必要な情報にしろ、とにかく情報量は多くて悪いことはないということだ。ではそれらをどのようにまとめるかという話になるのだが。最近その受験勉強みたいなことをしていて思ったのは、大体その情報というのは三つにまとめられる。


 ①攻略
 これを〇して中に「攻」ということでやっているのだが。
 とにかく勉強である以上は、暗記するなりなんなりしないといけない。ある意味では、暗記できなくても点さえ取れればいいとすらいえる。そこで重要になるのがこの「攻略」だ。


 例えば世界史で言えば、「北京原人は焼肉定食食っとった」というのがある。別にそれで焼肉定食本当に食べてようが食べていまいがそんなことはどうでもいいのだ。問題は、北京原人は火を使って肉を食べていたという事実が重要なのだが、それは事項の「理解」に譲るとして、問題はそれを頭に入れれさえすればここはもうどうでもいいのだ、理解としては間違いかも知れないが、これによってクリアできるのだとすればそれはそれでいいと。
 ほかにも地理であったような「テラローシャコーヒー」とかもそれであるといっていいだろう。テラローシャはコーヒー栽培に向いた土で……とかそういう理解はここでは必要ない。「テラローシャコーヒー」は語呂がいい。これさえ覚えておけばテラローシャとくれば「綿花」とはならない。そういう具合で、クリアできさえすればあとはどうでもいい。ある意味では、理解を深めてもクリアできなければ意味がないとすらいえる。いや、理解はクリアには必要不可欠でしょと言われても、理解をいかに深めても点が確実に取れるかどうかは全くの別問題であるとすらいえる。そのクリアできるか否かに重点を置いたのがこの「攻略」である。下手すれば内容を間違えていてもクリアできればいいとすらなるのだが、まあ内容を間違えていたらそもそも点が取れないので。
 ほかにも、日本史では6世紀中旬(つまり500年代)に百済から仏教が伝わったとある。でも普通は中国から伝わりそうなものだが? というのもそれはそれで妥当ではある。しかし「船の技術がそこまでではないし、なによりも百済は近いし日本と仲がいい」と考える。そうすれば、もしも当時たまたま仲が悪かったとしても、中国の影響を考慮しなくてもいいし、あるいは新羅の方が近いとしても、そういう事情を気にせずに頭に入れることはできるだろう。そういう意味で、それ以上理解を深めなくても済むということでもある。余計な時間はとられずに済むのだ。
 重要なのはつまり確実かつ迅速に点を取るための攻略であり、要は「必殺技」みたいなものだってことだ。


 ②理解
 これは先ほども少し触れたが、要は理解を深めるということである。これはまあ勉強する上で妥当なことだろう。よくわからなければ調べる。そして理解を深めて暗記すると。問題はこれには少し手間暇と時間がかかるということだ。ある意味ではかなり作業的で、しかも点に必ずしも直結するとは言い難い。
 ただ、じっくりと攻めるため、その調べたものとかはノートを見ればかなり深いところまで体系立ててわかるという利点はある。その理解は深いために強い。そのため、この理解の多さと深さは、点に繋がるかは別として、まあ勉強の決め手となるとは言えるだろう。


 理解の例で地理を上げたい。
 もともとはアメリカの五大湖周辺から北大西洋岸は発達していた。自動車産業や、鉄鋼業、機械工業においてそれは目覚ましく、なかでもシカゴ、デトロイト、クリーブランドの発達は目覚ましいものがあった。
 しかし下手に発達してまったがために賃金が高かったし、企業が新たに進出する土地も既になかった。そこで年代が進むにつれて南下していった。それによって土地の空いた、また賃金の安い南部が発達することになる。この発達が特に北緯37度以南の地域であり、いわゆる「サンベルト」といわれる地域となる。中でも、シリコンバレーは有名である。他にはヒューストン、バーミングハム、アトランタも有名である。こういう地域で航空機や電子工学(エレクトロニクス)といった産業が発達することとなる。


 こういうことをちまちまとやるのが「理解」の範囲ではあるが、これがでは実際にどう料理されて実際に出てくるかはわからない。その意味では、いくら理解をしても理解を深めても、テストに強いかどうかは別物だと言える。
 サンベルトは北緯何度以南か、と出るかもしれないし、サンベルトの有名な都市を四つ選べ、あるいは間違いを一つ選べかもしれない。そこを詰める必要性はこれとは別にあるということが重要である。


 ③発展
 これは攻略でも理解でもない。それどころかそういうものとは全然関係ない、言ってみれば予備知識みたいなものであるが、しかしこういうどうでもいいように見える知識が案外会心の一撃となって、思わぬところでの理解を深めてくれたりすることがある。あるいはそもそも点を取るのに一役買ってくれることがあるかもしれない。


 例えばまた地理だが、西岸海岸性気候というのがある。
 西ヨーロッパ、カナダの西側、オーストラリア南東地域などがこれにあたる。耕作はできないが、牧草の生育にはよく、酪農に向いていると。
 これは北大西洋海流と偏西風による影響が大きいということだが、そういわれれば確かに西ヨーロッパは牛乳とかチーズよく食ってるなと。スイスとかよくチーズ食べてるイメージだが(講義でやってたし)、そもそも酪農がそれなりにできていなければそもそもこうしたものは取れない。
 そういう一見どうでもいいようなチーズとか牛乳をメインで話を考えていくというのが重要だ、というような話である。


 ほかにも、生物で形成層というのがある。「維管束形成層」ともいうのだが、これは内側に木部があり水を流しており、外側に師部というのがあり、栄養をやりとりしている。そして形成層は二つの間に分化しており、木部を包んでいるのだ。
 で、それは具体的に何かといえばいわゆる「年輪」になる。ところが「年輪」自体はあまりにもありきたりすぎてテストでこういう風に問われることはない。その意味では全然テストの役にはならない。
 しかし、この内容を「ああ、年輪か」と思えれば一気に話は進む。それを支えにして話を進めることができれば、その後の理解は容易い。それ自体は決して点になるようなものではなくても、である。その意味では、この発展の多さは今後の理解の発展性の支えとなる可能性は高い。いってみればこれはジャンク品の山であるといえるだろう。



 ・ということで攻略・理解・発展ということで書いてきたが、別にその区分自体はどうでもいいことである(こう言っちゃ身もふたもないが(笑))。
 例えば点に結びつくのであれば発展なんてなくてもいいだろうし、全部が「深かれ浅かれ理解でしょ」ともいえるし、そもそもこうした区分自体がいらないのかもしれない。
 ただそうしたものを分けていったら、そしてもしももう一度受験生として勉強してみたら?? ということを考えていった末にこういうものがなんとなく出て来たというだけの話である。


 何かの役に立てば幸いである。





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