フロントミッションに感動






 最近フロントミッションってSFCのゲームやって強い感銘を受けたので感想など書いてみたい。といってもさっき全クリ終わったばかりなのだが。ネタバレ普通に悪気なく書く気がしますので(笑)、ぜひ見てみたいって方はyoutubeで探されてからがいいのかも。20分とかでざっくりって動画が出てましたので。
 おもしろくないと引き付けないけど、でも引き付けるような名場面を先に見てしまうとネタバレになって実際にその場面を見た時に感動が薄れてしまう問題ってのがある気がします。


 ・あんまり本編と関係ないけど、スーパーとかミラクルってのはあくまでリアルの先にあるんだなっていう思いが強く残りました。我々はついそれをたまたま降ってくるものだと、つまり「棚ボタ」的な、いわゆる運的なものとして捉えがちだけれど、そういう単なるラッキー、パチンコで勝ったというようなものとイコールとしてみなすとそれは錯覚なんであって。あくまでこの世界は先にリアルがある、リアルというものが続いて行った先に、ある時につぼみをつけるようにそういうスーパーなことが起こることがある。そういう意味でのこの世界とかリアルっていうもの、目の前にある物事を大切にしていかないといけないってのを思いました。どこでそう思ったかは全然わからんのだけど(笑)


 ・主人公がある時「おまえ死のうとしてるな?」と言われるという場面がありました。本当はいなくなった婚約者を探したいと思っていながら、まだ死んだわけではないと思いつつも、実際にはどこかで諦めている。死んだんじゃないか、これはムダなんじゃないか、そうなるとその先に答えなんてないわけなのに、しかしその答えというものを探すような事態に陥っている。そのことについての焦燥感と絶対に答えなんてないという絶望感。そしてふとその道から逸れてしまいたいと思うような気持ち。そういうものが言葉の端々から垣間見える。


 ・印象に残ったのはなんとかって婆さんでした。
 この街のやつらはみんな殺されたんだよ! と言いつつ兵隊を全て憎しみの対象とする。そして主人公たちを不利な状況に落とすために「ここにいるよ! ここに隠れているよ」とバラシてしまい、その結果危うくなったのに逆に主人公たちに助けられてしまう。
 兵隊を、街の人たちを殺した戦争を憎む気持ちが強すぎるあまりに、主人公たちを不利な状況に落としたい。そうしてもしも主人公たちが全滅したとすれば、今度はその立場に自分がはまってしまうことになる。あいつらを殺したのは、あんただよと言われるようなことになる……その時婆さんはどうするだろうか。あれは兵隊が憎くてやったことなんだ、全然悪いことなんてない、あいつらが悪いんだからと「善」と「正義」によってリクツをつけるだろうか。それとも憎しみのあまりに我を忘れて、気が付けばそれそのものに自分がなってしまっていた……「お前の手も汚れているんだ」というような事態に陥って戦慄しただろうか。
 それはともかく、婆さんは助けられた。罠を作ってやったつもりが、それに自分もはまってしまい窮地に陥って助けられた。この「兵隊」どもが人を助けるなんて行為をするとは……その時に見えた世界ってのはどういう世界だったんだろうか。上記の世界だったろうか、それとも全然違う世界だったろうか。そんなことを思った。





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