経済戦争(女性の社会進出について)






 経済戦争の話ですけど、一度思いつくとポンポン出てくるのでまあボチボチ書いていこうかなと。

 これ四日前のニュースですね、女性の自殺がコロナ禍でえらいことになっているという話です。


 そもそもの前提として、「経済戦争」なんて言ったって「はあ???」って感じなんじゃないでしょうか。だってこのゲームは要するに勝てばいいんであって、勝ちさえすれば海外旅行に欲しいもの、高級車に豪邸となんでも買いたい放題。これでは戦争どころかボーナスステージみたいなもんです。こんなうまい話はない。勝てばいいんだから。
 そしてこの社会は一億人いたら、男性半分女性半分だとして、女性を「労働者」としてこのゲームに参加させることを決定したわけです。男女雇用機会均等法とか言ってますが、要はこれによって社会として得られるうまみを最大化しようともくろんだ。男だけなら半分だけですが、女性も加わればそれまでの二倍となるわけですし、女性としてもお金がもらえて自立できること、いやそれ以上に男性と同じかそれ以上に思う存分働けることは願ったりかなったりだったことでしょう。それまでの社会は、「女はいずれ結婚するからそうしたら退社する、そうなると会社としては長いこと勤めないわけだから育てるうまみがない」そういうわけで、男に比べて安い給料や待遇が当たり前だった。不平等だったわけですし、女性というだけで当然の差別があった。でもそれというのは決して一概に悪いものではなく、女性は社会進出して第一線で働く必要がないという意味では「保護」という意味合いもあったと考えられます。家庭を守るとか、子供の教育に専念する。そういう価値観があった。そういう意味で、女性差別と保護とは≒の関係であったでしょう。しかしその差別の方をはねのけた結果、保護というものもまた撤廃される結果になった。女性が第一線で働くことが当然となり、そしてその状況下で、コロナ禍が遠慮なく全員に等しく襲い掛かることとなると。



 こうしてみていくと、男性の自殺は減少し続けているということもわかります。そして女性の自殺の急増。これが最終的にどこに行き着くのかはわかりませんが、とりあえず私見を書きますと、雇用機会の均等が雇用の均等に繋がり、それが負担の均等に繋がって、最終的に自殺の均等化がもたらされるのではないかと思います。雇用機会の均等が自殺の均等に繋がるというのは皮肉ですが、しかし妥当でもある。この国は毎年自殺が3万人を越えた時でさえ何か対策を積極的に打とうというわけではなく、静観しているうちに3万人を越えなくなったので沈静化したというようにみなす国ですから、今後も何か積極的な対策を打つということは考えにくいのではないかなと。そして今もなおざりにされているその結果として、自殺を完全になくす方向性で努力することを選ぶ代わりに、自殺の均等化によって我々はああ負担が平等なものとなったんだなと、そういう指標としてこれを見るということに繋がります。自殺を消さない、対策を講じないということが自殺の平等化であり女性の自殺の増加、ひいては戦線の拡大であり被害の甚大な拡大をもたらす、というこういう結果に繋がることは注視する必要があるでしょう。今はまだ男性の1/2前後ですが、今後のことはわかりません。


 ・そもそもなぜ日本ではこんなに自殺が多いのか。これっていうのはかなり特殊だと思いますし、何かこれが原因だというのが打ち出されたのをあまり聞いたことがないように思います。そしてこれだけ多いのによくわかっていないというのも異状ではないかと。
 いろいろ挙げる事は可能です。
 例えばいじめで死ぬなんてことはあるでしょうが、それって逃げ場や他に居場所があればなんとかなったりする。他に熱中できるゲームとか理解者がいるとかでなんとかなったりする。そういうのを遮断しなければそこそこなんとかなるように思います。他にも大学ってかなり自殺的なものが多い気がしています。自殺予備軍というか。日本って「ムラ」社会というか、そこに入るまでが大変ですが、だからといって入ったからと言って先述のいじめのようにあんまりいいことがないということも珍しくない。大学でいつもひとりでいるような人って結構多いですが、そういう人を狙った宗教系の勧誘があったりしました。オウム真理教的な感じですね。だから①入るか入らないか、でも②入ったからといってうまみは少ないし、かといって③一人ぼっちだとみなされるのもいやという板挟みがけっこうあって、あれけっこう心をすり減らされると思います。こういう①②③ってのはかなり根強くあるように思いますし、自殺の要因としてはこの①②③どれかが(あるいはどれにしても、あるいは複合的に)けっこう強い影響力をもつものなんじゃないかなと。
 でもそれっていうのは要するに経済戦争による死者だとみなせるように思います。なぜならば、経済的に何を目指すべきか、どう生きていくべきで自分にはどのようなスキルがあるかということを知ってさえいれば、この「ムラ」社会に対してNoを突きつけることもできるし、もっと実利に対して貪欲になり、関係性に対して主体的にかかわっていくこともと言えるからです。つまりそれは別に関係性の解体能力ではない。関係の再編能力だし、主体的に関わる力だと言える。またそういう風にして、経済は「ムラ」に対して関わり得る。まあ経済的に弱みを握られる可能性はあるでしょうが、それも本当の意味で経済的自立さえあれば反発することもできる。自由を獲得すべく、経済的に生きると。そういう状況を目指していくのが理想的でしょう。

 まあこうやって文章書いたところで自殺した人はよみがえるでもない。ですが、我々は今経済戦争の渦中にあると位置づける、そしてじゃあこの戦争をいかに生き残るか、それどころかいかにこの状況をボーナスステージにもっていくかと考える。どのような武器を持ち、どのように1兵士として戦っていくかを決める。その覚悟とか方向性を若いうちからきちんと持つこと、それが自殺の減少にもかなり効果的に作用するように思います。
 まあ少なくとも私なら、一億円くらいあれば使い切ってから死のうかなとなるように思いますから(笑)








この記事へのコメント

  • dalichoko

    とても勉強になりました。
    いつもすごい情報量ですね。
    「所得倍増論」や「日本列島改造論」でもう日本は終わってたんですよ。気づきませんでしたけどね当時。金が幸せの価値になるような国を目指した時点で終わりです。
    日本に幸せな未来はないと思いますよ。
    (=^・^=)
    2021年07月14日 05:00
  • きんた

    ありがとうございます!(^^)
    難しいんですけどね。
    金が全てではないってことは確かでしょう。必ずしも金=人の幸せではない。しかし金があって初めて食べるものがあり、寝床があり、着るものがあるというのは確かで、今の日本はこの意味で生活が脅かされているがために結果的に幸せではなくなっているということはあると思います。
    その意味で、確かに金に囚われてはなりません。
    ただ囚われない方法として、無視するのではなく、金というものに煩わされる状況を圧倒的に超越することを提唱したい、というのがここでの本題になります。
    「自由」の提唱が例えば学校を退学しても自由にはなれるんです。でも卒業しても同様に自由になれる。ならばより高次の次元でそれを実現できるようにもっていけたらと考えています。


    > dalichokoさん
    >
    > とても勉強になりました。
    > いつもすごい情報量ですね。
    > 「所得倍増論」や「日本列島改造論」でもう日本は終わってたんですよ。気づきませんでしたけどね当時。金が幸せの価値になるような国を目指した時点で終わりです。
    > 日本に幸せな未来はないと思いますよ。
    > (=^・^=)
    2021年07月14日 12:30
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