新戦国策1ー5、蘇子が西周へ行って東周の水不足を解決する話の解説




 今31ページなんですけど、40日でこれだからまあひいき目に見ても一日1ページ程度。で、この本が944ページですから(笑)、まあ三年で1095日ですから、本当にそのくらいかかるかもなあと思ってます(笑)
 まあそれもおもしろいかなと(笑)気長にやろうかなあ。



 ということで前回は齊明(せいめい)という人が西周・楚・韓の同盟に対してくさびを打ち込むと。西周はお金持ってるかもしれないけど、でもそれって東周が攻めた時だけもらえるんだよね、となるともっと東周攻めてくれという状態になった方がお得だよね? と説得してしまうと。これによって同盟関係が機能しなくなると。そういう工作をするというお話でした。


 次の話ですが、もう書いてましたので割愛します。
 戦国策26、蘇子が西周へ行って東周の水不足を解決する話


 当時書いたのがもう二年も前ということもありますが、今この全集で読んでいるということもあり、当時とはかなり感じ方が違っています。抄本といいますか、抜粋だとその流れがよくわからないんだなと改めて思ってます。西周と東周という二か国があり、いろいろと争っている最中にこれがあるというのとそうでないのとではもう全然違いますね。まあ解説が詳しかったのは幸いかもしれません。


 ・戦国七雄が争っている最中ですが、その中で中原でこの二国がこう意地汚く争っているわけです。できる限り相手は貶め、少しでも自分は上に行きたい。そういう思いがある。差が圧倒的に開いているのであればそんな気もそもそも起こらないわけですが、比肩するような仲だとどうにかして少しでも上に立ちたいという思いが起こる。つまりは競争ということですね。それを「切磋琢磨」というといかにもキレイですが、その中にはどうにかして相手の足を引っ張れないか、転ばせられないかという思いが出てくるわけですね。少しでも優位に立ちたい、相手を負かせたい、困らせたいと。そういう思いがあるということが「切磋琢磨」というキレイな言葉にある現実的な一面だと言えるでしょう。


 ・「相手の成長にブレーキをかけたい、阻害したい」という思いでさえ、利用しがいあるいは解釈のしがいによっては成長につなげることもできるわけです。
 「今成長させてやれば、あいつは目立つことになるかもしれない。そうなると恥をかくことになるかもよ」と言えれば、相手のその残虐な気持ちは満たされるし、そして結果的に相手の成長を促進することもできると。それを思えば、相手の成長を挫きたいという思いですら、アクセルになる事は十分可能なわけです。そもそも相手のマイナスを思うことが果たして本当にマイナスになるかどうかは怪しい。ただ言えることは、そういう思いがあるということは毒にも薬にもなる、プラスにもマイナスにも出る可能性があるということです。これが無関心ということになると、そういう具合になることは非常に難しい。そもそもまず関心を持たせなくてはならないわけですから。


 何が言いたいかって、卑怯とか意地汚さ、相手の不幸を思い願う気持ち。そうしたものでさえ結果的にはプラスに出ることは可能だっていうことですね。これが教訓としては重要ではないでしょうか。


 まあ、この話の主人公の蘇子(恐らく蘇秦)はこれによって西周と東周両国から金をもらったということですから、それが目的であってその他はどうでもよかったのでしょうが(笑)
 確かこれでお金稼いで、そのお金を元にまたどっかへ行って工作する……というくだりだったように思います。




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