ということでものすごく大げさなというか、んなアホなというような題名を付けてみたが、意外とこのたった一冊の単語帳のインパクトというのはかなり計り知れないものがあるといっても過言ではないなと思う。ということでいろいろと解説してみたいなと思ったので今回書いてみることにしたものである。
そもそも私がTOEICの勉強なんてやってたのは今から15年とか前の話になる。しかし当時そんなにいい解説書なんてものはなかったし、市販のTOEIC関連書はほぼすべて買っていたし持っていたしやりこんでいた。そうして徹底的に勉強した末に受けた結果、600点ちょいだった。
600/990点。
まあ一番最初のテストが300点ちょっとだったので、それから思えば2倍になったとはいえるが、しかしなんというかあれだけやったのにという不完全燃焼感はあったものだ。100点のテストで言えば6割だから60点が通告されるに等しい。これではもやもやとした気持ちが残っても不思議ではない。というよりもやもやして当然だと思う。練習では700を越えていただけに、それだけの結果が出なかったことにかなり悔しいものがあったことをよく覚えている。
・ということである日Youtubeのオススメに出てきたのがこのハルさんとかいう人で。
TOEICに対する思いとかそういうのはすっかり忘れていたのだが、この人があまりにもこの「金のフレーズいいですよ!」なんて進めているものだからそこまで言うならちょっと買ってみるかーと買ってみた。
そうすると確かにこの単語帳はいいなということがものすごく思い知らされた。
どういいかって、パラパラめくってみると確かにどっかで見たなという単語ばかりがずらっと並んでいるのからそりゃあいいよねと(笑)なんでオレがやってた当時にこの本出てなかったかなーと悔やまれてならなかった。ということでTOEICやるなら決定的になるほどの本がこの一冊だろうなと思ってます。
で、買ってそのままってのもなんだから1日10分程度ずつやってみるかと始めたわけで。
そして何個〇で何個×か、なんてのもいちいちつけているんだけど、そうすると自分の成績がどのように推移していくかというのがはっきりとわかるようになってくる。
で、そういうデータの山から一体何が言えるかとなると、最も効果的な勉強法とは何か、とかそもそもどうやって勉強したらいいのか? みたいなことに対する一つの答えみたいなものだと思う。もちろん勉強の仕方なんてのは千差万別だし、みんな違っていていいのだ。でもその中で、「オレは勉強をこうやっていて、その結果このように点数を上げていっている」という形みたいなものがひとつ示されるというのはもしかしてものすごいことなんじゃないかなと思ったわけだ。
・これは自分の経験なんだけど、高校を卒業してじゃあ大学勉強でもしようかーとなった時に、悲しいことにオレは勉強法というのを全く知らなかった。え、どうやって勉強って頭に入れたらええの??? というのがあったし、当時は大まじめにどうやって勉強した内容を頭に入れたらいいんだろうかと悩んでいた(笑)今となってはそれがものすごい簡単だと思うしわかるんだけど。
だからこれは誰かに伝えるためというよりは、自分のその当時の「え? 勉強ってどうやったらいいか全然わからないんすけど(笑)」ということに対する一つの答えだし、まあそれがもしかしたらたまたま読んでくれた誰かの役に立つかもしれないよね、と思うからこそ書きながらこうであってああでなくて……というのをまとめてみたいなと。
そういう体系みたいなものにこの一冊から挑んでいくことができるとすれば、この試みには確かに意義がある(というかそういう意義めいたものを感じていないのであればこんな手間暇かかることをいちいちやろうとは思わないわけだが(笑))。
多分「勉強の仕方まったくわからないっす」とか「成績の上げ方わかりません」って人はそのオレだけでなくうじゃうじゃいると思う。わからーんという声とか実際にはかなり多くあると思うし、それに対応して「勉強なんてできて当たり前だ」みたいな風潮もあったりとかすると思う。
でもそうじゃないと思うのだ。
もっと具体的に、ああそうなのか!
こういう感じで勉強したらいいのか!
というようなレベルで勉強ってものをえぐりだしたいわけだ。多分これにはものすごく重要な意義がある。
ということで、これはひとりの人間がこういう風に単語帳に挑んだ、という記録である(笑)
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