森山直太朗/乾いた唄は魚の餌にちょうどいい


乾いた唄は魚の餌にちょうどいい

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 ふと思い出した。
 たまたま誰かが作ってたので、消されるまで貼っておこう。
 ついでにアフィリエイトではっとこう、ったって今どきCD買わないよなあ(笑)



 もう多分20年くらい前になるだろうか、「坂崎さんの番組という番組」とかいうラジオ番組に森山直太朗が出演していて、たまたまそれを聞いていてなんとなーくいいなあと思っていたもんだった。そうしたらなんの時だったか、そこで紹介されていたこれを手に入れることができて、当時ものすごくこればっかり聞いていた気がする。それこそ持ち運びできるポータブルCDプレイヤーにいれててずっと聞くくらいに聞いていた。
 それ以降のCDを手に入れてないけど、今ふと思い出しても続編を手に入れてでも聞こうという感じはほとんどない。自分の中ではこれ1枚で完結しててしっくり来ている感じがするのでそれ以上考えてもいない。



 しかしこれ一体何がいいんだろう。
 よくわからない。
 高校を卒業して、大学にも落ちたしまあ気楽にやりましょうか、とはいえ明確に決まった先もない、宙ぶらりんな曖昧な中で聞いたまるで夢でもみているかのような。聞いてる時のこのモラトリアムな感じの居心地の良さがよかったのだろうか。
 あるいは大学に入って、先もある程度決まった、かといってなんというか進んでいいのかどうなのかも煮詰まらないというような。なんかそういう時期に聞いていた気がする。
 レスターの「夕方4時、また寝過ごしてしまったようで」を聞くと大学の頃の飲み会の翌日また飲み会の日々を思い出すような気もする。一生の内でも本気で午後の4時に起きるとかそうなかなかないような気がする。そう思うとなんか内心と経験と感傷めいたものがごちゃまぜになっているなあと。


 まあそんなこんなでごちゃごちゃと書いてるけど、こうだからいいとか、ここが好きだとはっきり言えるものが具体的にひとつも上がってこない。でも、何回でも肩肘張らずにいまだに繰り返して聞けるってところはすごいと思ったもんだ。なんというか、1枚の完成度という感じだろうか。
 まあうまく言えないがなんちゅうか起承転結が1枚の中でうまい具合にできているような気もする。



 結局のところ、考えてはみたけど詳しいことは全然わからなかった(笑)





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