「病院攻略法」について





 昨日病院行ったんだけどまあなんというか、膿が溜まってたんでそれを抜くってことと薬もらってそれを飲むようにしたら直ったんですけどそれについてちょっといろいろ考えてるんですよね。それを以下に書いていきたいなと。


 ・けっこういろんなところにかかってまして、その中には①「痛みはあるようだけどまあ異状はないからそのうち治るでしょう!」なんてのもあったし一見して②「うーん異状ないですけどねー終わり!」というのもありました。③救急で運ばれて行ったけどレントゲン見て異状なしなんてのもあったりしたわけですが、まあ私自身病院でほとんど引っかかったことがないのでまあこういうもんなのかなーと思ってたらもうよくわからんけど顔から膿が出てきてヤバイことになったという。熱も出てて38.5℃でコロナかな? と思ったら急に消えるし、消えたかと思ったらまた発熱。いやーこれなんか明らかにおかしいだろと思ってました。
 で、「あまりに痛いんで身体に針突き刺して膿抜いてました」といったら、ああ、痛いから突き刺して膿を抜いて楽になってたんだね、という話じゃなくて「もともと、痛いからといって自分の体に鍼突き刺して膿を抜ける、なんてのは異常だ」って話になり、なんか精神病院でも入った方がいいというような(笑)なんか話の雲行きが怪しい(笑)みたいな話になりましたけどね。なんか……いろいろヤバいヤツはいたけど今回相当ヤバいヤツがきたな、というような展開になってて(笑)


 でもまあ最終的には膿が消えていくにしたがって体中の症状が消えていったんですけど、ああ体中にかなりの膿が回ってたんだなと。膿が回るとこういう風になるんだなと実感があったんですけど大体9個くらい症状がありましたね。


 ⑴発熱。37.5~38.5℃の熱が出て、出ては消え消えては出てを繰り返す。時々35.1℃とかも出ていた。体温計のバグかと思っていたけど(笑)コロナも大体高熱に関しては38.5℃あたりなので、最初はコロナかなと思った。
 ⑵顔面が腫れてくる。痺れと腫れと痛みとで舌もうまく回らなくなる。しゃべりにくさを感じる。
 ⑶脇腹、脇、背中全体、腰にかけての痺れ。感覚の鈍さ。重だるさ。
 ⑷両手足のしびれ、重さ、重だるさ。具体的には肘先からの痺れ、膝先からの痺れ。妙に多い。まるで縛られているかのように重い。
 ⑸中腰をすると異常にふらつく。前後にぐわんぐわんと揺れる。
 ⑹頭痛、後頭部の痛み。重さ、だるさ、鈍さ。
 ⑺身体全体の異常な軽さ。体重が1/2~1/3になったかのように軽くなる。ダンスを踊っているかのよう。
 ⑻顔面の中央に亀裂が入ったかのような痛みがある。右前歯~鼻筋~右目頭にかけて。
 ⑼意識がぷちんぷちんと途切れる。まるで30時間ぶっ続けで起きてて寝不足で寝落ちをするときのに似ているけど、それより間隔が非常に短い。例えば「今日は本当にいい天気ですよねえ」と言われるのを聞いているとすれば「きょ……にいいて……ねえ」くらいの感覚で意識が途切れている。でもいいたいことはなんとなく空気でわかるという感じ。寝不足でもフレーズ単位で聞くことは可能だと思うんですけど、これはそれがもう不可能という感じ。
 まあこういう感じでした。


 ・で話は前後しますけど、私ももう病院は三年くらい通ってるのか。で下手に通ってるものだからデータは揃っているわけですよ。だから、例えば「顔面が痛いです」と言ったって顔面のレントゲンは三年前に撮ったものがあるんです。そうなるとその三年前のレントゲンのデータを取りだしてきて
 「いやー悪いところは特にないですけどねえ」となる。日付は三年前のではっきり出てる(笑)こういうのがものすごい多かったですね(笑)上の①、③のパターンですよ。
 え? これ意味あんの? と思うけど、まあ今の医療ってこういうものなんだろうなあという感はかなりあります。だって現にもうデータあるじゃんという(笑)
 これには恐らくある一定の合理性というか妥当性もあって、三年やそこらなら大きく変わらんという事情もあるんでしょうけどね。だからまあこういうものなのかなあというのは私もあります。最初は違和感あったけど慣れていた。
 で、よそでレントゲン撮ってもらったら「あー膿もってますね」(笑)
 だからこれけっこう本格的にヤバいなと思うわけですよ(笑)


 医者の在り方とか、医療体制の望ましい在り方とは、とかについて考えても仕方ないとは思うんですよ。だって範囲が違うんだから。
 でも患者の身の振り方とは、についてよく考えとかんと死にかねないと思うし、下手くそな病院へのかかり方をしていると本気で死にかけないなというのは痛感したなという気がします。
 かかり方が下手くそなヤツはマジで死ぬ。これ重要で、私以前に同じような症状で救急で運ばれましたけど、そこでももうデータは揃ってましたから三年前とかのレントゲンで「異状なし」と出るんですよ。そもそも救急ってその場にいる方が専門外でも救急で処置しますということだからけっこう精度は低いんですよね。ほとんど期待できないと思います。まあそうでない時もあって緊急手術、と言う場合もあるようだけど、私はどうも当てにならないなという感が強いですね。まあそれはおいといて。
 患者として「行く」ことは入力ですけど、どういう入力かで出力は大きく変わるなという話ですね。
 「痛いんで針で膿を抜いてました」と言ったら、本人は正直に痛みがひどいですと言っているんですが、お医者さんとしては「いやいくら痛いからってそれができるってのは元々がヤバイ」となって、出力先が精神病院になってしまうような話ですね(笑)
 本人はそういう出力先は狙ってなかったはずなのに(笑)



 ・で②なんですけど見てもらったら異状がないんですよね。
 「異状なし」で瞬殺されるパターンです(笑)
 これも多かったですけど、私自身顔が腫れあがってても鏡を見てもよくわからんほどで(笑)
 顔面は破裂しそうなほど腫れてる実感はあっても、見た目にはそこまで違いがないという(笑)
 だからごねるというか。ゴネトクとか言いますけど(笑)、
 「死ぬー! もう無理ー!」と言うのはけっこう合理的だと思いますよ(笑)
 少なくともそれで「はあ……しゃあねえなあ。前のレントゲンもあるけど撮ってみますか」とでもなれば儲けものというか。言ったかいがあるってものですよね(笑)
 見ても異状なし、レントゲンは三年前のがあるけど異状なし、終わり、だと詰みますけどね(笑)




 ・だから今マイナンバーで医療情報が共有されるという話が出てますけど、あれはかなり怖い話で、どこ行っても「三年前のレントゲン」状態になったらもうお手上げになると思いますし。今回の私の場合だったら結構助からんかったなと思いますね。
 「いやー三年前のレントゲン見ましたけどやはり異状ないですよ」となりかねなかった。まあこれも何年前までいけるものなのかはわかりませんけども、医療費減額ということと医療従事者の労力を減らすこと、「効率化」のためには必要不可欠なのかもしれませんが、でもそうなってたら私死んでいた助からなかった自信がありますね(笑)
 だから医療業界の危うさってのはあるなってのと、患者側、一般の人側がどのようにこの業界と向き合うかってかなり重要だと思いましたね。
 今でもかなり危ういなという実感があるのに、これ以上「効率化」が推し進められたらもうまともに病院かかれないなと思います。なんかそういうことをもっと掘り下げて考えていきたいなと今回は心底思いましたね。


 とりあえず、生きててよかった……(笑)
 まあ痛み止め切れましたし、痛みもまだ続いているんですけど(笑)痛み止め全然効いてねえ(笑)








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