air10話-1、そら目線で振り返る




 air10話
 https://www.youtube.com/watch?v=zir-idFpchA&t=27s


 ということで物語はまた一からやり直されることに。
 カラスは「そら」と名付けられました。
 そして海岸に行ってみると往人が夕焼けの中で座っています。


 挨拶をする。
 隣に行って座る。
 「にはは……こうしていると友達みたい」


 夕焼けと、波打ち際で遊ぶ男の子と女の子。
 「私も……あんな風に誰かと遊べたらいいのに……」


 男の子が手を振ってくる
 「あ……バイバーイ!」
 手を振り返す観鈴。
 そのまま二人は行ってしまう。
 二人が手を繋いでいる。
 それを見てなぜか身震いする「そら」。 


 家へ連れて帰るも、晴子には一瞬で却下。
 「うちにこんなんおったら気が滅入るわー」
 目つきが鋭くなる「そら」、まあ中身は往人なのでムッときたのだろう。
 晴子を攻撃する。

 「お母さんすっごく怒ってたね。今夜はこっそり私の部屋に泊めてあげる。
 明日一緒にお母さんに謝ろうね」


 ・基本的に話は一緒だけど、微妙に起きている出来事の様子というか風景が違っていることがわかる。
 そして往人はこの世界に別にいる。これが一番の違い。ただ、「そら」は往人としての記憶がないらしい。この点が一番異なっている。
 恐らく往人は往人でこの世界でも往人らしく生きていくのだろうし、その点は何も変わっていないのだろう。佳乃と出会って問題を解決し、みなぎと出会ってもやはり問題を解決していく。そこはもうデフォルト設定になっているし、「そら」が何かするまでもなく往人は問題を見つけては関わって直していくのだろう。
 その意味では「そら」というのは最も厄介で難しく、解決できなかった観鈴の問題を解決する専門としてここにいるんだろうなと。ここにいるということはそれだけの意味がある。


「明日から夏休み。私ね、今年はクラスの人誘ってみようと思ってるの。
 でもみんな遊んでくれるかな……」
 観鈴は「そら」にだけは内面を打ち明ける。練習台にされる。
 「夏休み、私と遊んでほしいな……あ、私補習があるから午後からだけど。海で泳いだり、トランプしたり、花火したり、あと宿題一緒にするとか。で私写してばっかでらくちん。
 ……なんてウソ。
 私もがんばるよ!
 にはは。
 うん、勇気出てきた!」


 ここまで心の距離が近いということは往人では不可能だった。そうなると発作が起きてしまう。その最も近いところで観鈴の気持ちを知ることができるためには、この「カラス」という設定が都合がよかったのだろう。


 ・ポテトに出会うが、
 「おいなんだこいつ気持ちわりいな……」
 ばりに逃げてしまう。
 ポテトの側からしたら仲良くしたかったのかもしれないが、もともと往人はポテトのことを「地球外生命体」とか呼んでいたから少なくとも好意を持っている……というわけではないよう。


 そうしていると佳乃のいるウサギ小屋にやってきます。
 「あれぇー?
 カラスさんだあ!」
 バンダナの話などをして、あっさり別れる。


 11時20分。
 待ち合わせの場所(?)に観鈴が戻ってくる。
 涙目。

 「そらあ……やっぱり私この夏も一人だった。
 友達と遊ぶ約束できなかった。
 みんな知ってるから……私が普通の子じゃないって。
 でも私、一人ですごく楽しいことする。
 自由課題は絵日記にしてね、楽しかったこと全部書くの。
 だから……平気」


 海岸へ。
 かもめに群がられている往人。
 明らかにおかしいけど、観鈴は気づきもしない。


 「ラーメンセットおおおおお!!!」
 気づけば隣に誰かいる。
 つまりここまでは1話以前、「0話」ということになる。
 そしてここからが主人公だった往人目線が始まることになっていた。


 往人を家に連れて帰ると案の定晴子は却下。
 「どーゆーこっちゃねん!
 なんでまた増えとんねん!
 増えとんねん!
 増えとんねん!
 ……って三回も言ってしもたやないか……」


 その後。
 縁側で酒を飲む晴子。
 その隣にいるそら。
 「……国崎往人いうたか?
 あいつ観鈴と仲良さそうにしとんのに、観鈴はあの発作起こしてへんやろ」 


 「あの発作」をそらは恐らく気づいてない。
 恐らく何を言いたいのかもわかってない。
 ただ重要なのは、往人目線ではわからなかった晴子の目線をここで知ることができているということ。
 往人は晴子と決して仲良くなかった。特に終盤は関係が破綻していたといっていい。
 でも「そら」目線であれば晴子は思っていることをべらべら話す。
 というより酒に酔っていながらも肝心のことは往人には話していなかったというのが驚くほどの距離の遠さを感じさせる。
 ある意味では気遣いの人だろうが、言い方を変えるとものすごくよそよそしい人だなという印象。


 「もしかして、あいつなら観鈴の友達になれるかもわからん。
 あの子、あの病気のせいで今まで一人も友達おれへんかったからなあ……
 悪いヤツやなさそうやし、あの男に賭けてみたいんや……」


 誰もいない日、そらだけが留守番している。
 敬介がやってくる。
 開けると空が飛び出していく。
 「出かけてるのかな……買ってきたんだがどうするかな……」
 ケーキを片手に仕方なくぶらついてる敬介。
 ここであのケーキは観鈴のためのものだったことが明らかになる。
 その後診療所前で人形劇をやっている往人の元へと届けられるのだろう。


 晴子と神社へ。
 晴子を往人と観鈴が見かけた日なのだろう。
 なぜ晴子が神社へ?
 それはここで明かされることになる。










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