レオンで英語29日目、マチルダが子どもたちを追っ払う話





 レオンが出て行き、マチルダはひとりで留守番しています。
 考え事をし、買い物をし、レオンが大切にしている観葉植物の葉を吹き、テレビを見ていますが心ここにあらずと言った感じです。ぼやけた画面は、要するに何が映っていても一緒、おもしろくないということを表していると。 
 そして外へ行きタバコを吸っていますが、すぐに捨てます。
 これは「レオンが吸うなと言ってたなあ」ということで捨てたんだと考えるのが妥当でしょう。でもそれを言うならそもそも吸わない可能性があると思えば、思ったよりも美味しくなかったから捨てた可能性もあると思います。タバコ吸ってるぞ、怒ってみろというような感情もここではなきにしもあらずかなと思います。


 そこへ子供たちが近づいてきます。バスケットボールで遊んでいますが、マチルダを見かけて近づいてきます。
 Kとします。


 K:
 You're new,aren't you?Fifth floor right?And y'know you can't sit here like that.

 実際は4Fですから、5Fだろというのは間違いです。
 よく知らないけど、とりあえず事情をよく知らないヤツがきたっぽいなと。
 なんでもいいのでとりあえず話しかけたという感じなのでしょう。「違うわ、4Fよ」とでもわざわざ情報を与えてくれて訂正するようであればカモにされる可能性だってあるかもしれません。


 M:
 Really?Why not?

 また出ましたね。Why not.
 正確には「Why can't I sit here?」となるのでしょう。どうしてここに座れないのかと。


 K:
 Nothing's free.Like a parking meters,when y'stop,y'pay.It's the law.
 「タダなものなんかない。駐車料金みたいなもんで、止まりたければ払う。そういうもんだ」
 It's the lawはIt's the rulesとかでも言えるでしょうが「それが法だ、それが決まりだ」という感じですね。

 M:
 Only on TV.
 「TVだけだ、TVのみだ」という意味ですね。
 つまり確かに字面はそうなんですが。
 直訳しても意訳してもここで「TVだけだ」となるのは変わらないでしょう。
 実際言いたいところは
 「現実を知らないくせに」と。
 マチルダはいろいろな仕事を通して様々な経験を積んでますから。それに比べればテレビとかで聞きかじっただけの知識をこうして振りかざす「子供」が賢しく(さかしく)見えたのでしょう。

 K:
 What did you say?
 M:
 Forget it.How much is your meter?
 K:
 Ten dollars……a month.
 M:
 You got change?

 「お釣りある?」
 ですね。
 お前ら絶対交換できないだろ、というのをたった一言で表してますね。
 かなり痛烈な皮肉だと思っていいと思いますし、言い方を変えればマチルダちょっと意地が悪いなと(笑)



 顔を見合わせる一同
 M:
 Don't worry about it.We'll do ten for twelve.I'll pay enough for the rest of the year.OK? 

 K:
 OK,a year?
 M:
 Just paying rent,you mean,I have to put up with you guys?
 「駐車料金は払ったのに、まだあんたたちに我慢しなくちゃならないの?」
 マチルダは露骨に追っ払いたいようです。

 K:
 Uh no.
 M:
 So go play somewhere else.I need to think.
 「どっかよそで遊んで」と。



 逃げるように立ち去る子供たち


 マチルダはこの後レオンと同じようなレンズの丸いサングラスを購入したのでしょう、それをかけます。
 帽子をかぶり、サングラスをかけ、どう見ても怪しい格好でDEAの建物前で待機しています。
 どう見ても露骨に「仕事中」といった感じで変装をしている意味がない。というより、隠すための変装ではなく誰がどう見ても怪しいと思わせるため、わざわざ目を止めてもらうために変装をしている感があります。これは一体何を意味するのだろうかと思いましたが、これはマチルダにとっての独立であり、自立なんだと思います。たくさん仕事もこなしてきたし、経験もある。レオンは復讐には反対でしたし、そのレオンもいない。そして何よりも「タイクツ」であると。そして形だけでもレオンと一体化することで「大丈夫だ、私にはレオンが付いている」というような根拠のない自信を得ることに成功している。
 こうしてマチルダが至った境地というのは一種の独立なんだと思います。



 タクシーが止まる
 スタンとブラッドが下りる
 追おうとしたらスタンが戻ってきてタクシーの運ちゃんに声をかける
 タクシーは去る
 様子をうかがいつつ隠れているマチルダ
 スタンを追って建物に入る


 ということで次回はDEA内部の模様となりますね。





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