レオンで英語19日目、ホテルのフロントでつまらんこと言うマチルダの場面





 ということで久々のレオンですが、次回予告いるんかなと(笑)
 なぜこれを作ろうと思ったんだっけ(笑)
 まあいいや(笑)


 ミルクを吹き出すレオンですが。
 
 ベッドに寝転がるマチルダ
 M:
 あなたに恋をしたみたい
 ミルクを吹き出すレオン
 M:
 初めての経験よ 
 L:
 初めてでなぜ分かる?
 M:
 感じるの
 L:
 どう?
 M:
 ここが
 温かいの
 締め付けられるような感じが消えたわ
 L:
 マチルダ
 腹痛が治って何よりだ
 恋とは関係ない
 仕事に贈れるからもう行く
 立ち上がり仕事の用意を始めるレオン
 特に難しいところはなさそうですね。
 聞いてると難しいんですけどね。
 見てると簡単という。
 have a knot in my stomachで「こころにわだかまりがある」とか「感情のしこりがある」という意味になりますね。
 「初めてなのになぜわかる」
 「How do you know it's love if you've never been in love before?」
 というレオンの返しが非常に納得のいくものですね(笑)
 確かに(笑)


 
 ベッドに寝転がるマチルダ
 M:
 Leon, I think I'm kinda falling in love with you.
 ミルクを吹き出すレオン
 M:
 It's the first time for me,you know?
 L:
 How do you know it's love if you've never been in love before?
 M:
 Cause I feel it.
 L:
 Where?
 M:
 In my stomach……it's all warm……I always had a knot there……and now it's gone.
 L:
 Mathilda,I'm glad you don't have a stomach ache anymore,I don't think it means anything……I'm late for work.I hate being for work!
 立ち上がり仕事の用意を始めるレオン


 この後部屋を出た直後壁に寄り掛かり、レオンは絶望的な表情を浮かべます。
 マチルダが幸せそうな表情をしているのとは対照的になっています。
 マチルダが言うこともそうですが、それ以上にレオン自身がそうであるというのが大きいでしょう。マチルダを好きになり、妬いて他のヤツを遠ざけようとやっているのを自分でよくわかっている。ろくな目に遭わないというより暗雲のかかった未来しか見えない。そこにあるのは破滅の予感でしょう。
 「そうでなければ、そうはならなかった」、そういう過去があるがために、レオンは破滅を既に感じ始めている。そもそもマチルダの仇であるスタン一味は公権力です。その公権力と対峙する流れに陥るということは破滅です。絶対に勝ち目のない戦いをしでかすということはあり得ない。戦うなどあり得ないことはわかっていても、そうならざるを得ない。ただ、そこまで具体的な未来をこの時のレオンが見通していたかは疑問です。せいぜいが「漠然とした不安」とか「破滅の予感」といった形ではないかなと。対象を意識したものではなく自分の経験から感じる「破滅」というものがあるとすればこの流れの先に位置するなということを感じて気が滅入っている。
 レオンはホテルから勢いよく出ようとします。
 途中フロントで声をかけられますがそれに全く気付かない。反応するどころか気づくことすらない。そのくらいこの「破滅の予感」はレオンの頭を支配している。

 フロント
 「Hey,how's the practicing going?」
 
 「(楽器の)練習はどうだい?」
 より正確には「練習の進捗状況はどうだい?」という感じでしょう。 


 肯定文にすれば
 「The practicing going is ~.」となると。The praciticing going is good.とかですね。
 だから「今やってる(練習)」「進行中の(練習)」「(練習)の進み具合」という意味の形容詞でこのgoingがpracticingにかかってるわけですね。進み具合とか進行状況を意味するgoingなんだと。
 ところがレオンはそれを聞く余裕すらない。
 フロントの人は怪訝な面持ちでレオンの背中を見送ります。


 その後マチルダがやってきます。
 フロントの人はFでいきます。

 F:
 M:
 F:
 M:
 F:
 M:
 F:
 M:
 F:
 M:

 マチルダ、フロントのおっちゃんに向き直る
 M:


 唖然とした表情になるフロントのおっちゃん
 衝撃を感じて嬉しそうなマチルダ
 M:


 ということでここから解説です。


 F: 
 How are you? とHow are we? の違いですが。
 結論から言えば全く同じであると。
 ただ親しい人には「How are we?」ということもあるようですね(笑)

 M:

 「a little sick of~」で「~で少し気分が悪い」「~に飽きる、うんざりする」
 ですね。
 「練習飽きた」と。


 F:
 ここでフロントのおっちゃんは軽い疑問をぶつけます。
 「まだどこからも苦情入ってないよ」
 これは
 「本当に楽器の練習してるのか? 多少は苦情が入りそうなものだが」
 というフロントのおっちゃんの疑問をはさんでいる者だと考えていいでしょう。

 M:
 put a cloth over the stringsということですが
 「布を弦に渡している」となります。まあ巻いているんだと。
 このput A over Bってのはいろいろ見られる表現ですね。
 put a pot over the fireで「鍋を火にかける」というのもあるようです。
 だから「put 直接目的語(~を) over 間接目的語(~に)」ですよね。
 「~を~にかける」となると。
 まあput a potで「鍋を置く」ですから、putの後はわかりやすいですね。

 F:
 M:

 Not everyoneで部分否定ですね。
 「音楽を愛している人は少ない」となります。
 Everyone doesn't love music.だと全部否定で「誰も音楽を愛してない」となりますね。
 詳しくはこちら

 F:
 ここでレオンの話になります。
 先ほどの様子がおかしかったせいでしょう。一体何をしている人なのか、なんであんなに余裕がなかったのかと思ったのでしょう。

 M:
 composerは「作曲家」ですね。
 それにしても「弦に布を巻いている」と言い「作曲家だ」とウソをつく。
 マチルダのもともとの素質に磨きがかかってる感じですね。息をするようにウソをつくと。
 まあそれだけでなく、「楽器」とか「作曲家」というのが「銃」であり「掃除屋」であることを考えると、一種の比喩であり決して間違っているとはいえないところも拍車をかけている感じですね。



 F:
 M:

 exceptは前回も出ましたね。「ただし」とか「でも」という意味があると。


 マチルダ、フロントのおっちゃんに向き直る
 M:
 唖然とした表情になるフロントのおっちゃん
 衝撃を感じて嬉しそうなマチルダ


 M:
 「散歩に行かなきゃ」という感じでしょうかね。
 gonnaはhave got toでmustと同じですね。


 ということで、せっかくマチルダが巧妙にウソをついてフロントのおっちゃんの信用をちょっとずつ獲得しときながら
 「実は愛人なの」と言ったせいですべておじゃんになるわけですね(笑)
 レオンの「破滅の予感」もありますけど、マチルダがつまらんこと言ったせいでホテルを追い出される羽目になったというのが重要でしょうかね。
 めんどくさいけど、まあ「破滅」ったってこんなもんかという。


 ということでざっと復習して終わりとします。
 おつかれさまでしたー。



 F:
 How are we today,Miss?
 M:
 I'm a little sick of practicing.
 F:
 I understand.But you're doing all right.I haven't received any complaints at all.
 M:
 Well,I put a cloth over the strings to lessen the noise.
 F:
 Oh?Oh,that's very smart!
 M:
 Not everyone loves music.
 F:
 I know.What exactly does your father do?
 M:
 Well.he's a composer.
 F:
 Ah!That's wonderful!
 M:
 Except he's not really my father.
 マチルダ、フロントのおっちゃんに向き直る
 M:
 He's my lover.
 唖然とした表情になるフロントのおっちゃん
 衝撃を感じて嬉しそうなマチルダ
 M:
 I'm gonna go for a walk.






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