レオンで英語17日目(レオンの暗殺教室編、次回予告としてのRootsの話)





 ということでですが、要点だけやって後は端折ろうかと思ってたんですが確かに一回触れたことがあるというのは重要だなと。なので99%の残りを1%の労力で見て行くのも大切なのかなと思ってやっていくことにします(笑)
 ただし、先日力を入れてやったところを再度チェックするという感じにしようかなと思ってます。
 途中よくわからんおっさんが話してるとこがありますのでそんな重要でもないのでOにします。
 おっさんのOですね(笑)



 レオンはトニーのところからライフルを持ってきました。


 L:
 M:
 L:

 移動する二人
 場所に付く
 早速マチルダがレンズを開く
◎L:
 M:
 L:
 M:
 L:

 対象を探す
 O:
 


 M:
 L:
 M:
 L:

 ペイント弾が飛んでくる
 おっさんの腹部に命中する
 O2:

 M:
 L:

 さっと引き上げる二人




 昨日もやった場面ですね。
 なので一部昨日徹底的にやったところが出てます。
 あーわからんということであれば、昨日の前回の記事も見直してみてくださいね。
 昨日やった成果が存分に発揮されていれば一部は余裕でイケるんじゃないかなと勝手に思ってます。

 昨日のこれですね。
 

 昨日のには訂正入れたんですけどね。
 headっていう単語を動詞でという感じで解説いれてたんですが、
 これWho should I hit?でした(笑)
 Who should I headじゃないです(笑)

 すんません(笑)
 でもいわゆる「ヒット」と期待するような言葉が出てこないですね。
 サンキューじゃなくて「センキュー(スェンキューって感じですかね)」みたいなのに似た感じで、ここもありますね。
 「ヒット」じゃなくて「ヘットゥ」ってのが近いと思うます。
 で、これをheadとhitで間違えてました。
 ここで訂正します。



 ということでここから日本語字幕入れますね。



 L:
 初心者はライフルがいい
 標的と距離を保てるからな
 腕が上がれば標的に接近できる
 ナイフがそのいい例だ
 M:
 L:
 位置に

 移動する二人
 場所に付く
 早速マチルダがレンズを開く
◎L:
 ダメだ
 光がレンズに反射するぞ
 相手に悟られてしまう
 床より明るい色の服は着るな

 M:
 L:
 じゃ 練習をしてみよう

 M:
 標的は
 L:
 だれでも

 対象を探す
 O:
 取材は後で
 
 警備が過剰だぞ
 大げさだ


 M:
 女と子ども以外ね
 L:
 そうだ
 M:
 ジョギング中の男は?
 L:
 冷静に
 目を離すな
 呼吸を楽に
 動きを読め
 心の中で一緒に走れ
 次の動きを予測
 深呼吸をしろ
 今だ

 ペイント弾が飛んでくる
 おっさんの腹部に命中する
 O:
 M:
 いい腕でしょ
 次は実弾を使う?

 L:
 また今度だ

 さっと引き上げる二人


 さていかがだったでしょうか。
 私は実際に見ながらなんで楽しんでやってますけど(笑)、あれなら購入をオススメします(笑)今なら中古で300円とかで売れてると思いますので。DVDプレイヤーがいろいろと面倒ですけどね。
 ついでですが、この前作に当たるのが「ニキータ」って作品のようです。リュックベッソン監督がやってるようですね。
 つまりその作品をリスペクトというオマージュというか、かぶらせつつ作られている可能性を考えるとニキータは一度見てみる価値があるかなと思ってます。評価はかなり低いですけどね(笑)ただ、フランス語も流れるというのが魅力的だってのもありますね。


 わたしが仏語専攻していながらイマイチはまれなかったのって仏語関連の魅力の乏しさにあると思うんですよね。英語はレオンでいい(笑)、中国語は三国志でやればいいんです。でも仏語は? というのがイマイチなかったんですけども、これを機に仏語も入っていくのもいいかなと思ってます。
 英語も仏語も学べて一石二鳥ですよね。
 私も完全手探りで勢いとノリで突っ走るだけの三国志で中国語……よりはけっこう気が楽かなと思ってます(笑)


 ということでここから解説していきます。




 L:
 The rifle is the first weapon you learn to use because it lets you keep your distance from the client.
 The closer you get to being a pro,the closer you can get to the client.The knife,for example,is the last thing you learn.OK?


 前半は入れ替えが可能ですね。
 「The first weapon you learn to use is the rifle.」でも行けますね。いわゆる頭でっかちな英語で、向こうで嫌われる表現とされる英語ですが、でもこの表記って意外とよく見かけるように思います。違和感あるし、動詞のVはどこだよと探したくなる英語ですね。
 とはいえマチルダの義理の母がマチルダに言っていたヤツよりはかなりわかりやすいなと。
 これですね。
 
 「Can someone who is doing nothing all day but watching cartoons move her little ass and go get some food?」
 これ後半のmoveとgoが動詞ですが、ここまで延々と主語が続きますね。
 聞いてて動詞はどれだ? となるような最悪に分かりにくい、頭の痛い表現ですが、この難易度になれることも大切かなと(笑)
 分かりにくい英語をさらに分かりにくく使うという、最悪に意地が悪いヤツ……をうまく利用した表現だと思います。

 実際の音声はこれですね。
 
 これですね。
 このわかりにくさと底意地の悪さをマスターできれば間違いなくレベルが上がるでしょう(笑)
 早口、後ろにテレビの音声、さらにはわかりにくい構造の文章ともはや最凶にして最悪ですね(笑)


 さて。
 話を戻しますが、let O Cですね。「OにCさせる」
 let you keepですね。
 「あなたを保たせる」となりますが、これでは意味がわかりません。
 it lets you keep your distance from the client.
 「ライフルはお客さんとマチルダとの距離を保たせる」となります。
 まあ「距離を取らせてくれる」とか、「ライフルによってお前は相手との間に距離を取ることができる」と意訳してもいいかなと思います。


 後半ですね。
 The closer you get to being a pro,the closer you can get to the client.The knife,for example,is the last thing you learn.OK?
 the more A、the more Bという感じですね。
 「Aすればするほど、よりBになる」という意味です。
 「お前がプロに近づけば近づくほど、よりお客さんに近づけるようになる」
 「例えばナイフなんかはお前が学ぶべき最後のものとなる」
 となりますね。



 M:
 L:

 移動する二人
 場所に付く
 早速マチルダがレンズを開く
◎L:

 ここですね、昨日やったところは。
 昨日の成果はいかんなく発揮されましたでしょうか。
 わからなかったらふりだしにもどるということで(笑)

 M:
 L:
 M:

 これheadじゃなくてhitですね。

 L:
 誰でものwhoeverですね。


 対象を探す
 おっさん
 O:
 「I'll be with you in a second」
 「オレはあんたのところにまた戻るよ」
 in a second で「すぐに」という感じですね。
 secondというと「じゃあ何分なんだよ」となりそうですが、日本語でも「一瞬」なんて表現がありますよね。一瞬と言って一瞬だったためしがない気もしますし(笑)、ニ瞬とか三瞬などと数えたりもしないわけで(笑)
 要するに日本語のそれにあたる表現に非常に近い表現なんじゃないかなと思います。

 
 get lostで「失せろ」となりますね。
 「お前らみたいなスーツ着ているヤツらは消えてくれ」と取り巻きに言っています。
 暑苦しいんだと。
 「This has to look natural.」でないといけない。
 have to はmustと同じ意味ですね。
 「~でなくてはいけない」
 だから「もっと自然に見えんといかんだろ」「暑苦しいんだよ」というようなことをここで言いたいわけですね。
 ついでにこのmustとhave toの違いについてはこちらですね。
 否定形では全く意味が違うし、そもそもmustでは過去形が作れないなどいろいろ乗ってますので参考までに。


 M:
 L:
 M:
 L:

 ペイント弾が飛んでくる
 おっさんの腹部に命中する

 O2:
 無事だ、元気だと言っているのに次々とスーツを着た連中がおっさんの上にのしかかってきます。さっきスーツは暑苦しいと言っていたのに皮肉なことにスーツと男の山に埋もれているおっさんが哀れですね(笑)


 M:
 one shot!ですが、「一発」とか「単発」って感じですかね。あるいは「一撃」ってのもいいかもしれませんし。
 要するに「一撃でいけた」とか「一発でクリアしたぜ!」みたいなニュアンスがこのマチルダのセリフからは読み取れるでしょう。
 real bulletsで「実弾」ですね。
 ペイント弾じゃなくて実弾も使う? と聞いています。



 L:
 「いや、今日じゃない」
 今日じゃないってのは、実弾を使うのがってことですね。
 pack upで「引き上げる」「終わりにする」「おしまいにする」って意味ですね。他にも「引き上げる、荷物をまとめる、梱包する」なんてのもありますが、要するに
 「ずらかるぞ」と言いたいんだなと(笑)


 さてどうだったでしょうか。
 ここを読み進めるうえで、昨日やった個所を見て「お!」という感動があれば今回は大成功だったといえるでしょうね。
 そもそも教科書とかも前回の内容を踏まえて転がすという感じよりは、新しいところ新しいところへと手を広げる感じがあるので、なんかこう前回の内容を転がすように出来たらいいなと思いますね。


 ということでざっとおさらいです。


 さっと引き上げる二人


 L:
 The rifle is the first weapon you learn to use because it lets you keep your distance from the client.
 The closer you get to being a pro,the closer you can get to the client.The knife,for example,is the last thing you learn.OK?
 M:
 OK.
 L:
 Position.
 移動する二人
 場所に付く
 早速マチルダがレンズを開く
◎L:
◎No.Never take it off until the last minute,it reflects light.They can see you coming from a mile away and……always dress down.Never brighter than the floor,OK?
 M:
 OK.
 L:
 Let's practice now. That's the best way to learn.
 M:
 Who should I hit?
 L:
 Whoever……
 対象を探す
 O:
 I'll be with you in a second,all right,give me a few minutes.
 
 Thank you.You guys in the suits get lost.I don't want to see you,all right?This has to look natural.
 M:
 No women, no kids,right?
 L:
 Right.
 M:
 The jogger in the yellow and orange?
 L:
 OK.
 ……Keep calm.
 ……Don't take your eyes off him.
 Breathe easy.
 watch his movement.
 Pretend you're running with him.
 Try to feel his next movement.
 Take a deep breath……hold it……
 ……Now!
 ペイント弾が飛んでくる
 おっさんの腹部に命中する
 O:
 I'm all right.I'm fine.I'm fine.Get down.
 M:
 One shot!Not bad,huh?
 Can we try with real bullets now?
 L:
 Not today……Let's pack up.
 さっと引き上げる二人




 L:
 The rifle is the first weapon you learn to use because it lets you keep your distance from the client.
 The closer you get to being a pro,the closer you can get to the client.The knife,for example,is the last thing you learn.OK?
 M:
 OK.
 L:
 Position.
 移動する二人
 場所に付く
 早速マチルダがレンズを開く
◎L:
◎No.Never take it off until the last minute,it reflects light.They can see you coming from a mile away and……always dress down.Never brighter than the floor,OK?
 M:
 OK.
 L:
 Let's practice now. That's the best way to learn.
 M:
 Who should I hit?
 L:
 Whoever……
 対象を探す
 O:
 I'll be with you in a second,all right,give me a few minutes.
 
 Thank you.You guys in the suits get lost.I don't want to see you,all right?This has to look natural.
 M:
 No women, no kids,right?
 L:
 Right.
 M:
 The jogger in the yellow and orange?
 L:
 OK.
 ……Keep calm.
 ……Don't take your eyes off him.
 Breathe easy.
 watch his movement.
 Pretend you're running with him.
 Try to feel his next movement.
 Take a deep breath……hold it……
 ……Now!
 ペイント弾が飛んでくる
 おっさんの腹部に命中する
 O:
 I'm all right.I'm fine.I'm fine.Get down.
 M:
 One shot!Not bad,huh?
 Can we try with real bullets now?
 L:
 Not today……Let's pack up.
 さっと引き上げる二人





 さて。
 ここで意外とこいつ筋がいいなとなったのでしょう。
 マチルダは本格的に技術をレオンから仕込まれることになります。
 単調でキツイことも多々ありますが、ゲームしたりしつつ楽しく二人は過ごしていますが。
 そんなある日です。
 観葉植物の世話をしているレオンとマチルダの会話ですね。「Roots(根)」に関してレオンが唯一喋る重要な場面ですね。
 要するに次回予告みたいな感じですが(笑)そういうコーナーもええかもなあと(笑)


 きわめて短いし難しくもないところですが、内容は結構重いですね。
 



 M:
 大事なの?
 L:
 最高の友さ
 無口だからいい
 俺と同じで……
 根がない

 寂しげに笑うレオン
 M:
 大地に植えれば根を張るわ
 L:

 M:
 私もその鉢植えと同じね
 L:
 そうさ
 霧吹きを手にマチルダを襲うレオン、笑いながら逃げるマチルダ


 一応いつも通りに日本語訳を付けてますが、これかなりニュアンスというか真意が伝わってないんじゃないかなと思うので訳します。てかいつもの解説ですね(笑)


 M:
 You love your plant,don't you?
 「ドンチュー」と教わりますが、そうなるとかえってこの「ドンユー」が聴き取れなくなる気がしますのでここけっこう要注意ですね。


 L:
 It's my best friend.Always happy.No question.And it's like me,you see……no roots.
 「最高の友さ」これ非常にいい味出していると思います。
 「いつも幸せで。疑問をはさむ余地がない。それにオレに似てる……根無しなんだ」


 レオンは自分の理想の姿、あるべき姿をこの植物に見出しているわけなんですね。
 愚痴も持たず、不満も持たず。
 今が最高であり、そのことに対して何にも疑問を挟まなくていい。
 「そうでありたい」ということは現実的にはあまりにも愚痴や不満や恨み、憎しみ。境遇、運命……そういうものを呪っているかということでもあります。
 その人生の先の姿は、トニーの店にいたじいさんが示してくれてる。
 もう後は最期まで一直線……しかしそれでいいのかと本当は思う。でもそれでイヤだ! と生きた末に、じゃあまたかつて以上の悲劇と地獄を見ることになるかもしれない。
 結局は現状にイヤでも満足して、そこにきちんと納まっていたいんですよね。

 そうすればもう苦しむことはない。
 植木鉢に植わっている以上は、本来大地に接するはずのこの植物は一生交わることがない。
 植木鉢はこの世界との接触を阻みつつも世界からこいつを守っているのかもしれない。
 一切関わらないということは、遮断されていることは幸せことなんだと。
 それに満足して生きていかなくてはならない……


 M:
 If you really love it,you should plant it in the middle of a park so that it can have roots……
 ここでマチルダが残酷なことを口にします。
 「本当に愛しているのであれば、公園の真ん中にでも植えてやるべきよ。
 そうすれば根を持てるんだから」

 L:
 Yeah.
 「ああ……」
 と口にします。
 薄々は思っていたことですが、この植物にとっての本当の幸せとはなんだろうかと。
 実際はレオンにとっての引きこもりグッズでしかない。引きこもるための相手でしかないわけです。
 それはエゴだよと。
 それって植物にとっては本当に幸せなことなのか?
 植物が大地にしっかり根を張って、その持てる可能性を存分に発揮してのびのびと生きたほうが、そいつにとっては幸せなんじゃなかろうか……
 手放す方向性とその苦しみを考えます。
 確かに植物は幸せかもしれない。
 でももしもそうなったら、レオンはひとりぼっちになってしまう……
 言いたいこともわかるし、正論なだけに胸を貫きます。
 それだけでなく大きく胸をえぐっていくわけですね。
 「なんて過酷なことを言うんだ!」と怒りすら感じたかもしれない。


 でもその真意がわからないレオンではない。

 M:
 I'm the one you should be watering if you want me to grow.
 「もしレオンが私を育てたいと思えばだけど、私もレオンが水をやるべき相手の一人ね」

 L:
 You're right.
 こうしてレオンはマチルダに「水やり」をするわけですね。
 ここのところのニュアンスが日本語ではちょっと薄いなと。
 「植物にも水をやるように、私にも水やりをしなくては」
 「レオンにとっては私にも水やりをしているようなものね」
 というようなニュアンスがあり、
 「よっしゃそういうなら水ぶっかけたろ」
 というような流れがあると。
 植物への気持ち、そして愛ということ、相手の幸せを思うことの重さにまともに向き合うと、心底辛くなりかけていたレオンにとっては、それを束の間でも忘れることができたという重要な場面でしょうね。




 M:
 You love your plant,don't you?
 L:
 It's my best friend.Always happy.No question.And it's like me,you see……no roots.
 M:
 If you really love it,you should plant it in the middle of a park so that it can have roots……
 L:
 Yeah.
 M:
 I'm the one you should be watering if you want me to grow.
 L:
 You're right.















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