プチフルーツプリン食らひたり。枯れ飯ふやけにけり





 ということで今日はプチフルーツプリンですね。これを食べていきたいなと。


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 このメーカーさんロピアっていうようですけど、これで3つ目ですね。
 上の生クリーム層ですが、これは単なる生クリームではない。まるでドロドロに溶けたアイスのような感じで食べられますね。それでいて生クリームもある。さらには上に乗っかってるオレンジですね、これが混ざり合うことでさらに新しい味わいを引き出すことに成功している。単純にやろうと思えば混ざりあってミックスされるだけでしょうが、これらがしっかり引き立ちつつミックスされても美味しさをキープできている。これは素晴らしい仕事なんじゃないですかね。
 ちょっと斜めにはなってましたが、味わいには問題ないでしょう。多分(笑)



 ・掘り進めていくとプリン層が出てきます。
 プリンも味わいを出すために、これは恐らく焼きプリンみたいにしてありますね。弾力は強いし味わいもしっかりとしていて、クリームと一緒でも個性が埋没してしまうことがない。
 最後のカラメルソースは、個性を抑えてあり苦味は全くないですね。これ、かえって苦味があったりしたらこの個性とかこれっぽさを台無しにしかねない。それを思えばこれはあくまで見た目だけ演出するためのカラメルソースなのでしょう。この配慮のためにクリームとカラメルソースやプリンがぶつかったとしてもカラメルソース一強になることがない。これはもう上のクリーム層を生かすための配置という感じがしますね。これを殺すことなく、かといって最大限に味わいを引き出すためにはどうすればいいか。それを最大限に考えた末に至った境地がこの境地なのかなと思います。決して悪くない、というより現時点で打てる手を最大限に打って、それによってできるかぎり高得点を出そうとした。そういう感じがします。


 クリームが一強でしたね。どこへ行っても、何と食べてもその味わいを最大限に引き出す。このクリームの存在が素晴らしい。

 ★★☆
 星2つ。個人的には80点としたいところですね。
 値段の割に美味しいというのと。このクリームの美味しさを評価したいなと思いました。
 その反面プリンとカラメルソースに危機感を感じましたね。あまりにもクリームが大活躍しているのでちょっと没個性気味かなと。野球で言えば、すごいヤツが一人で4番とピッチャーやってくれてるからどうにでもなってますが、クリームが崩れたら危ういなと(笑)戦線離脱(全部食ったり)したら残された陣営で頑張らなくてはならないですが、その残された層が少し弱いんじゃないかなという雰囲気に満ち満ちてました。
 甲子園の決勝までひたすらノーヒットノーランを続けるような危うさに満ち満ちてましたね(笑)









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