DURER(出雲)/La saisonとかいうところのイチゴ何たらってやつを食らひたるもをかし






 ということで今日いろいろと考えていたことが全てパーになったので(笑)、ま、しゃーねえと気を取り直して食べていこうとする企画です。ヤケ食いみたいな話ですが(笑)

 甘いもの以外でなんかねーかなーと思ってたら、パスタとか種類めっちゃ多いですよね。そういうのを食べていこうとするのも今後いいかなと思ってます。
 レトルトばっかですけども(笑)
 しかもイカスミめっちゃうまかったけどどこにも売ってなかったので今日はしないというですね(笑)これじゃあ最初からイカスミが得点高いに決まってるじゃねえかという感じです。


 ・で、そのなんとかってヤツですが、名前忘れました(笑)
 イチゴのなんだったかなー。ティラミスかムースか忘れました。また調べて改題が必要ですね。


 なんかふと「100円で手に入る弱いヤツをいじめて『うむ、悪くない、うまくもないが美味しくもないこともない』などと言ってみれば弱いモノいじめゴホゴホしては評論家っぽいことしてるんじゃねえのか」という考えがふと浮かんできたので、あーそれはいかんなと思いました(笑)
 だから、総合的うまさ→100円のは低くなることもあれば、「100円でこれならすごいんじゃね?」という評価もあり得るっちゃあり得るんですよね。ただ、そんな食べまくっているわけではないので、とりあえず来たヤツをうまいならうまい、まずいならまずいとただ返しているだけといえばだけなんですよね。
 でもそこに対してももっといろいろあったらふくらみがあるというか、そういうのはあるよなあと思うんですよね。


 ということで、弱いモノいじめ⇔高いモノ崇拝みたいなのがあるんじゃねえのか? 
 本質を言及すべき評論たるべきものが目先の事象に囚われて、その奥行きを見抜いていないのではないか?
 という恐れを感じたので、今日ちょっと高いです。
 なんと500円越え。
 よくやってるなあ……(笑)
 こういうのに対して500円とか普通なら絶対しないんですけどね。
 本一冊買えるし。それなら本買ってますよ(笑)
 誰かが誕生日を迎えたわけでもないしですね(笑)



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 名前忘れた、名もなきケーキ



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 よく見るとイチゴがそれぞれ異なっている。
 赤い普通のイチゴと、もうひとつは白イチゴがピンク色になった色合いのようにも見える。
 一つはラズベリーだろうか。
 そしてブルーベリーも乗っている。
 この4つを企図したところに果たしてどのようなものが見出せるのか。製作者の企みとはいかに。
 そんなことを延々と考えながら食べてみることにする。


 なぜかちょっと汚れているのは、多分どっかででんぐり返りしてたせいだろう(落っことしちまった(笑))。 


 ・あ……(ぬるい……(笑))
 一口食べてみたが。明らかに何かがおかしい。
 適切な温度はどうやら常温ではないらしい。
 そう感じた私は早速冷やしにいくことを決意する。
 これでは言ってみれば生ぬるくなって炭酸がとんだビールを飲んでは「まずい」と評論するようなものだ。
 何か言うにもルールというか、そういうのはあるよねと(笑)



 ・石清水の和尚とかが「昔からいきたかった石清水に行ってきましたけど、えらく立派でしたよ。
 みんなその後なぜかさらに山を上に登って行ってましたけど、私は石清水に登るのが目的なんで行きませんでしたけどね」
 とか言ってたのがどっかにありましたが。
 つまり本当の石清水はそのさらに上にあったのに行かなかったとかいう話ですよね。
 「何事も先達はあらまほしきことなり」(何事にも案内人は欲しいものだ)とか言う感じで終わってましたけども。


 多分アイスを初めて食べた人の中にも常温でどろっどろになったアイスを一口食べた人とかいたと思うんですよ。
 (うわ……気持ち悪いし食感最悪だし、少しは甘さはあるけどなんでわざわざこんなもの食べるの)
 みたいに思った人が
 「アイス食べた?」とか聞かれて
 「ああ、あの気持ち悪いヤツ。確かに甘さは少しはあったけど別に美味しくないよね。食感は最悪だし気分悪くなった。もう二度と食べたくない」
 みたいなこともあったりするんじゃないなのかなあと。
 だからベストな食べ方とはなんぞやってのは本当に分かりにくい。その時その時で出されたモノに対して全力で全神経をとりあえず集中させる以外の方法がない。
 プリンと卵豆腐間違えて醤油かけてプリン食べた人とかも多分いると思うんですよね(笑)


 ・ということで一時間冷やした。
 周囲のクリームが冷やされることで味わいを増している。
 ぬるい時にはボヤけていた甘さがピシリと引き締まったのを感じる。
 なるほど。
 舌を冷やして甘さがボケるという例は多々あった気がするが、その逆というのをこうして感じるというのもおもしろい。


 ・イチゴ。赤い方。
 なんか寒天のようなもので若干コーティングされているのを感じる。これは味わいを封じ込めるためか。
 これは美味しい。
 酸味が強いが、そういうことでなくなんかしっかりとしたイチゴを使っているなという印象。歯ごたえがあり、イチゴの汁とかが周りに広がらないように工夫されている。
 調和ということでは弱いかもしれないが、これは言ってみればちゃんぽんに非常に近い。
 そのそれぞれが持てるベストを尽くすことが再考の結果を発揮する、そういう信念に満ちていると言える。


 ・イチゴ(ピンクの方)
 これはさらに酸味が強い。
 さらにしっかりとした個性を発揮させている。
 確かに、甘さ一辺倒になりがちなケーキとか甘ったるさの中で、酸味というだけでなく、しっかりとした歯ごたえのある、そういう存在感を臆することなく打ち出していけるというのは重要だなと気づかされる。「調和」を打ち出していけば、もっと熟した違和感のないイチゴをいれていけばいい。
 でもそうではない。明らかに不自然なほどに違和感を感じさせる。そこには計算があり、意図がある。調和という六角形、円に近いのがとりあえず理想というのではない。尖ったものを一人一人が持ち寄る、それによって互いが互いを引き立たせる。
 そう、このケーキの思想と方向性の奥にあるのは間違いなくちゃんぽんであり、ちゃんぽんの組織論だよ。
 調和のために人が生きるのではない、人が一生懸命生きることが即ち調和となっていくのだと。調和はあるのではない、作り出されるものなんだと言っているのだ。


 ・クリームの油が若干しつこい気がするのは、一度常温にしたからか(すんません)。


 ・ブルーベリー。
 歯ごたえはある、しかし味わいが希薄。存在感も希薄。
 見た目は映えるんだけど、それならなんか物語の調和についての方向性があってもよかった気がする。
 苦みがあればそれはそれで映えていたはず。
 そうではなく味わいがないというのは、これは尖っているのではなく放棄。
 これはいただけないなと感じた。


 ・ラズベリー。
 名前も種類も知らないけど、ハーブのような独特な芳香を感じさせる。味わいもまた特殊。
 強烈な個性を感じさせるが、これはこれで調和を感じさせる。
 返す返すもブルーベリーが悔やまれてならない。


 ・イチゴジャム層。
 いわゆる「コンフィチュール」ってヤツか(笑)
 この強い酸味は美味しいというより嬉しい。甘さに慣れた舌にとって安らぎになる。
 クリームに慣れた口にとってピリッとくる感じは、ごはんに梅干しをあてるかのようで……ってあれ? これどっかで書いたな(笑)


 ・この下にはさらになんというかふやけたクッキー層(?)がある。
 しかしこれの働きは重要だと。
 言ってみればこのイチゴの味わいをさらに増幅させる働きを持っている。これはこれで非常に美味しい。
 つまり、ここで
 ①上のクリーム層+イチゴジャム層と
 ➁イチゴジャム層+ふやけたクッキー層(仮)
 を用意することで完全に新しい味わいを実現させることに成功している。
 ここから下は完全にクリーム層(生クリームじゃないよ)となっているが、この深い層は明らかに「オレだけで食ったらまずいよ」と警告をしているといえる。
 つまり、層ごとで上から食べてきたら痛い目を見かねない。
 だからこそ、地層みたいなものを層毎に食べるのではなく、傾斜地を作りながら食べなくてはまずいなと思わせてくれる。

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 つまり何かといえば、この容器の深さにすら計算が入っていると考えていい。
 深めな作りになっているということはどうしても手前側から食べていかざるを得ない。
 そうなると、自然と穴を掘り進めながら食べることになる、その誘導が巧みだと言わざるを得ない。
 味がうまいというのではない、うまく食わせるというのも工夫なのだと。
 いかにもそう言いたげである。
 下のクリーム層と 上のクリーム層が違っているということはない。
 ただ上のは生クリームが入っている一方、下のは純粋にクリームで成り立っている。
 上のは2センチ程度だが、下のは5センチにもなる厚さがある。
 確かにこれによって、同じものですら違う味わいで食べさせようという意図もある。
 しかし……


 どうも下の層を食べてみて、工夫の巧みさ以上にあれ? という違和感があるなと。
 厚さが過ぎる。これから感じられる何かというのが乏しいなと。いや、美味しいことは美味しい。第一同じものであっても違うように感じさせる、それはなんと巧みなことだろうかと。
 しかしねえ……
 どうも粗さの方を強く感じるんですよね。


 その違和感はブルーベリーを口にした時に感じたものから始まっているわけですが、ブルーベリー酸味の強いモノにしろあくの強いモノにしろなんかあったような気がしたんですが、本当に味わいがすっぽ抜けたような感じがしました。
 噛み締めた。
 そうしたらなんか味わいのない食感の悪い汁がただ走り抜けていったかのような(笑)


 見た目も紅一点じゃないけどブルーベリー一点がある。
 そうした中であれ? という放棄を感じた。
 その延長上にこのクリーム層の厚さを感じたんですよね。


 「巧さ」はある。
 しかし「神は細部に宿りたまふ」じゃないけど、細部の粗さがこれを決定しているなと。
 その質の高さ、本質、素晴らしさ、それがあるがために放棄、これが目に付くなと。
 さすがは500円だなと(笑)
 これは違うわと。
 星二つくらい出すんだろうなと私も漠然と思っていました。


 でもそうじゃない。
 高みを目指せばアラが目に付く。
 そのアラも個性なのかといえば、そういう言い方もあるでしょうけども、しかし思想性とか方向性といったものを私は感じ取ることができませんでした。
 むしろその星二つくらいと思っていたことが大きく外れてしまう原因になった感がありましたし、その感が非常に強かったですね。


 ★★★
 星0個。
 30点かな。
 がんばれば星2個くらいは余裕で取れるいいものだと思っただけに、アラと放棄とによって大きく点数を下げている感じがありましたね。
 まあでも保存状態とかさえよければあっさり高得点取れる逸品だと思いましたよ。
 頑張ってもらいたいなと思いましたね。


 今回は私も非常に勉強になりましたね。
 高ければいい、安ければ悪いじゃない。
 安くてもその安さの中でキッチリと抑えるという仕事というのはあるなと。
 高くてもその中で抑えない場合粗さが際立ってしまう。
 そういう塩梅というのはあるのかもしれませんね。


 ついでですが、これを見たらどうもチーズケーキが有名な店のようです(笑)
 また気が向いてみたらチーズケーキもいいかもしれませんね。





この記事へのコメント

  • トリビア

    同じようなスイーツでも安いやつと高いやつで悩んでしまう。

    値段が高くなると舌と脳がより細かく分析しちゃうから粗も目立つジレンマ
    2020年07月20日 04:10
  • きんた

    コメントありがとうございます!そうそう、悩んで点が下がるんですよ。
    逆に100円でよくこれだけのものを作ったなってのもありますし。

    > トリビアさん
    >
    > 同じようなスイーツでも安いやつと高いやつで悩んでしまう。
    >
    > 値段が高くなると舌と脳がより細かく分析しちゃうから粗も目立つジレンマ
    2020年07月22日 16:09
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