人間関係と人の可能性と武蔵の話





 思いついたことをだらだらと書く企画。
 こういうの最近あんまりない(というか大体ツイッターで呟いて消えていくだけだ)のできちんとかけるかどうか怪しい。短文に慣れると長文が非常に難しくなる。
 まあだらだらと書いていくことにする。


 今日ふと思い出したのが、大河ドラマで昔やってた「武蔵」の一場面だった。
 当時チャンネル権争いでカースト最下位を占めていた私は(まあ今もだけど(笑))見たかった武蔵を虫食い状態でしか見ることができなかった。
 そんなある日、総集編かなんかでちらっと見かけた一場面。要するに見逃した回にあった話だ。
 姫路城で監禁され勉強に励んでいた武蔵が突如ぷっつんしてしまい、
 「オレは、逃げる!!!!」
 だかなんだか宣言して、ダダダダと城から脱走をしてしまう。
 するとそれを見ていた坊主の沢庵(たくあん)が武蔵に言うのだ。


 「武蔵!!!
 一人では強うなれん!!!
 一人では強うなれん!!!」

 ところが武蔵は耳を貸すこともなく一目散にとんずらをしてしまう……まあそんな回だ。
 大河ドラマの武蔵は決闘はボロボロだし肝心な場面でいきなりCG使って意味わからんかったりとけっこう酷評されていたのだけど、個人的には本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)のところの紅葉の風情が絶景だったのと、そしてこの場面だけ印象的でよく覚えている。あとは結構忘れた(笑)敢えて今見ようとも思わない。

 「一人では強うなれん!!!」
 というのは小説にはないセリフで、敢えて入れたい言葉だったんだろうけど、この言葉にはけっこうな量の背後に背負っている重さがあるんじゃないかと今となっては思う。


 ・話は一気に変わるけど、オレの大学生活は結構引きこもりだったなあと思う。
 ほぼ誰もがバイト、サークルに精を出す。
 そうではなく、オレはとにかく勉強に打ち込もうと思っていたし、じゃあ本を読むことは少なくとも間違ってはいまいと徹底的に勉強に精を出すようになっていた。でも明らかにそれはいびつだったなというか、少なくとも「読書は間違っていないだろう」というような姿勢で本は読むものじゃないなと今になっては思う。そういう姿勢ってのはなんとなくいろいろなところで出てくるものだし、結果にもそういう不遜さが結構表れていた気がするが……まあそれはいい。
 卒論で先生と話がへんな風に流れていってとうとう一年留年までしてしまった(笑)今思えばもっと要領よく何とかならんかったのかと思うけど、多分どうしようもなかったのだろう。こうと決めたらとにかく一直線だった。よく言えば一直線、悪く言えば他の方向性が全く分からなかったと言える。
 暗中模索ってヤツか。
 当時はとにかく頑張って努力の成果で卒業した、オレはやったんだ!!!……と思っていたけど、思い返してみるといろいろな人の親切の結果卒業させてもらったなあと(笑)
 これっていうのは意外とバカにならない重さを持っている。


 ・さらに話は脱線しますけど(いかにも話ヘタクソな人ですね(笑))、私は一年の時に合唱サークルやってたんですけど一年で辞めました。今でもあれは英断だと思っていて、詳しくははしょりますけど「うまい運営ってのはうまい搾取のことだ」バリの運営方針で、じゃあそれに向けていかに騙すか、そそのかすかということと、それが終わったから用済みだぜ感があった。それにかなり憤慨して、やってらんねえと激怒したってのはありましたね。
 「こいつらクズだけど使ってやってる」「人数合わせのためには人が必要」話を合わせていったら要するにそういうことかと。それに心底怒りを感じたなと。まあ今ほど考えられもしない頭で、なんとなくそう思ったという程度でしたね。



 でもそれって言ってみれば個々のサークルと私という個人の話なんですけど、果たしてそこで終わるだろうかと思うんですよね。そうではない、ある種の普遍性を持って語られるところが大だと思うわけです。
 私はなぜかそこから統一教会という宗教系のサークルに行って(今思ってもなぜそこに行っているのかよくわからん(笑))で、そこでやはりケンカしていたなと。
 「この世界はこういう風にできているんだ、死んだ人間も別の世界に行っただけなんだ!!!」というそっちの教義を当然のように話すお偉いさんがいて、その教義というのを聞いている側はただ受け入れるだけ。いわばそれというのは暗記事項なんですよね。それを信じる者、受け入れる者は救われるという人の心に土足で踏むこむような物言いに腹が立って仕方がなかった。じゃあ証明してくれよ、いやそういうものはないけど、そういう風にできているんだ、この世界は!
 なんかそんなよくわからん堂々巡りをしていたのを覚えています(笑)
 まあほんとクソですけどね(笑)


 今思えばそうしたこと一つ一つの意味って当時とは結構違っているなと思うわけです。
 当時は目の前のこと一つ一つをとりあえず当たってみるしかなかった。特殊な話なんですよね。
 でもその出来事一つ一つっていうのは特殊だとして終わる話ではないなと。


 ・人はやはり一人では生きられない。いいことがあれば喜ぶし、悪いことがあれば悲しむわけです。
 そうした人間関係のない、言ってみれば根無し草みたいな形で結構な人数が大学に入ることになるんですけど。果たして独力でどこまでやれるもんだろうか。
 人ってのはそんなに偉大で優秀な生き物なんだろうか。
 当時は気付かなかったけど、食堂とかにたくさんいたなと思うんです。ああ、今日も一人だな。今日も一人か……そう思いつつ、一分一秒を惜しんで本を読んだり参考書をとにかく読む、とやっていましたけど。そして気づけば見かけなくなり、思い出すこともなくなっていく。
 でもあれっていうのは結構大学生活のある一面の真実、それを的確に表していたなと思うわけです。
 人は寂しさを感じる生き物であり、それで正常なんだなと今となっては思う。そう、まるで蔓植物が大木とかに絡まりながら生きていくように、我々っていう人間、人間という生き物はかなり他者に依存して生きていやしないだろうか。
 うまい大木に捕まればラッキー、ヘタなヤツに捕まったらアンラッキー。そういう接触をできなかったら寂しい……そういうのって人の持つ一面だなと思うわけです。言うほど独力で道を切り開くことができるほど、我々は大木チックな生き物だとは言えない。むしろかなり蔓の特性の方を強く持っていると思いますね。


 ・私もそうして机にかじりついて2年3年とやっているうちになんかかなりおかしなことになってしまった気がしますけどね(笑)その歪みってのは多分正常な歪みであって。しがみつくもののない蔓が言ってみれば正常に歪んだ姿だと思います。
 じゃあそうでない姿とは?
 といえば、いい大木にしがみつくか、悪い大木にしがみつくかしかない。
 要するに、大学生活というもの自体が人の持つそうした性質に大きく依存しているところがあると言える。
 人っていうのは、しがみつく他者なしでは正常に伸びることすらできない。
 そして精神を病む。心を病んで、居場所を見つけてもすり減り。とっかかりを見つけられなければその場を去っていく。


日本人の心のゆくえ

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 この本、友人に勧められてからというもの大学の頃凄まじく読んで、同じ内容で何回もレポートに使いましたね(笑)
 まあとにかく便利な(笑)本です。
 この本の中に、親切な教授と心を病んだ学生が出てくるんですけど。
 マジメな学生がある時ひきこもるんです。
 こりゃいかんと教授が話に行く。
 優しくこんこんと話してやると、まるで涙を流さんばかりに喜ぶ。
 ところが次会う時には騙されただのと怒り狂っている。
 また話してやる。それを繰り返す。
 なぜこうなるのか、教授は見当もつかない。


 そういう例と、あとオウム真理教の話も出てたなあ。
 なぜ高学歴といわれる人がオウムに入ったのか。
 詳しくは忘れましたけど、どうもこれらっていうのは同根な問題だという気がしてます。
 人って一人でがむしゃらに頑張るって言うほど強くできていない。その時はオレが! と思えたりもするんですけど、でも翌々考えたら結構色々な人の協力があって初めて成り立っていたりするんですよね。
 で、頑張らないとなると寂しい。
 そうなると他者を必要とする。いい人と出会えれば楽しくハッピーに暮らせるでしょうが、悪い人と出会ったら統一教会とかオウム真理教とかに行ってしまうと。そしてその言ってみれば寂しさの「隙間」みたいなところを利用してビジネスしようという魂胆を持ったヤツがいると。


 そこまで思った時に、冒頭の言葉が自然と思い出されてきましたね。
 「武蔵!!!
 一人では強うなれん!!!
 一人では強うなれん!!!」


 非常に難しいことですが。
 一人でがむしゃらに頑張るのか。
 誰かと一緒に頑張るのか。
 どちらにせよ人ってのは寂しい生き物だし、人と関わる生き方を選ばざるを得ない。
 そしてそういう人を付け狙っている人々もいる。
 じゃあそうした中で、果たしてどれだけのことができるというのか。
 そういうことに無頓着なのが大学の運営側であり、そこを狙っているヤツらに対して果たしてどれだけのことができるだろうか。
 そんなこんなで可能性を持ちながらも発揮できぬままいなくなる人もいれば、悪用してテロ行為に走る人もいる。


 まあ大学ってのは全然完成もしていなければ、いい組織でもないなという話ですし(笑)、地元の友人とかと一緒に進学して楽しく過ごすっていうの、当時はぼろくそに言われてた気もしますけど割といい選択肢なんじゃないかなと思ってます。
 うーん結論もうまくまとまらないけど、まいいか(笑)
 久々にまとまらん頭で支離滅裂に書いた気がするな(笑)
 とりあえず終わります(笑)





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