さて。しばらくぶりの中国語講座ですが。
あまりにも久々の中国語過ぎて前回の内容を忘れてしまいましたね(笑)
勢いがある時はガーっとやるんですけどそれがなくなると戻ってくるのが困難でして(笑)
前回10日目は「打算による未来形と喜歡による好きですの文」てことでした。
I will~のヤツを中国語でやる場合は「我打算」で表せると。
I like~のヤツだったら「我喜歡」で表せる……そういう内容でした。
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今回は「~しました」「~した」という過去形の文章ですね。
中7
◎我看了。
(Wǒ kànle)(ウォカンロ)
「私は見ました」
「見ましたよ」
という意味の言葉になりますね。
「あれ、もう見た?」とかの言葉を受けて使うんだと。
ただし、中国語は確か前回もやった気がしますが(笑)、時制を表すのがwillとかではっきりと表すのは少ないんだと。それに動詞も別に変化するわけではないんだということのようです。
例えば文章に「昨天(昨日の意味)」とか付いてたら「昨日やったよ」と変化するし。
「明天(明日の意味)」とか付いてたら「明日やるつもりだよ」という感じになると。そこが中国語の特徴のようですね。
・これの否定は「没(メイ)」によってできるようです。
◎我没看。
(Wǒ méi kàn)(ウォメイカン)←アクセントはカンの部分にある
「見ていません」
「見てませんよ」
という意味になるようですね。
・疑問文は文の最後に「吗」(馬ですね)をくっつければ完成だと。
◎你看了吗?
(Nǐ kànle ma)(ニーカンラマ)
「見ましたか?」
という文になりますね。
これに対する答えが、
看了。
(Kànle)(カンロ)
見ましたよ。
没看。
(Méi kàn)(メイカン)
見てません。
となりますね。
これは別に、それぞれ今まで見てきた「我看了」でもいいでしょうし、「我没看」でもいいでしょう。
ということで問題です。
以下の文章を中国語に直しなさい。
「見ましたか?」
「見ましたよ」
「見ていません」
これがクリアできればここはマスターしたも同然ですね(笑)
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ということで台湾語ですが。
前回は「喜歡」(これは台湾華語であり、中国語では「喜欢」ですね)という言葉を使ってました。
要するにI like~の文章でしたが、今回は「~が嫌い」という文章になりますが。
これは「喜歡」の否定で「好きではない」という感じにしようというものではなく、「~が嫌いだ」という文章になりますね。
台華7
◎我討厭數學。
(Wǒ tǎoyàn shùxué)(ウォタオイェン シューチエ)
「私は数学が嫌いです」
「あなた数学好き?」とか「嫌いな教科は?」と聞かれてこう答える感じのようですね。
台湾華語(共通語)にしろ台湾語(日常語)にしろ、この表現は共通するようですね。
前回の「好きです」だったらどうだったか。
・台湾華語→「喜歡」
・台湾語 →「佮意」
と分かれていたことを思えば「嫌いです」はこの「討厭」一つでイケるってのはうれしいですね(笑)
「主語 討厭 ~」という形でどちらにせよ使えるんだと。
・ただしこの否定ですが分かれますね。
台湾華語では「不」を使うわけですが、台湾語では「袂」(日本語では「たもと」と打つと出てきますねこの漢字)を付けてやるんだと。
したがって以下のようになります。
台華
◎我不討厭數學。
(Wǒ bù tǎoyàn shùxué)(ウォブータオイェン シューシエ)
台湾
◎我袂討厭數學。
(グァべ トウヤ ソハ)
どちらも「私は数学が嫌いではありません」という意味になります。
・疑問文も分かれますね。
台湾華語では「吗」でいけます。
台湾語では「敢會」を、数学の前ですから文中に入れてやるという違いがありますね。
台華
◎你討厭數學吗?
(Nǐ tǎoyàn shùxué ma)(二―タオイェン シューシエマ)
◎你敢會討厭數學?
(リガムエ トウヤ ソハ)
これで「あなたは数学が嫌いですか?」の文章が完成ですね。
ということで問題です。
以下の文章を台湾華語に直しなさい。
「あなたは数学が嫌いですか?」
「わたしは数学が嫌いです」
「私は数学が嫌いではありません」
ということで今日も中国語台湾語のテキストを読めてめでたしめでたしですね(笑)
・これは余談ですが、なんで日本人は英語にこうも弱いんだろうかと最近よく思っています。
それはつまり英検とかTOEICとかに関係ないと思うんですよね。いや、ヘタにそういう正解があるだけに問題がさらに厄介なことになっていますけど、それで満点取ったらいいのか、これで英語圏でも生きていけるかといえば全然そんなことはないわけで。下手に〇があるだけに話がややこしくなってますが、満点取らなくても使えればいいわけだし、満点取っても使えなければ意味がないと。あまりそう言いたくはないですけど、そういう段階まで突き詰めることが必要だなと思っています。
「木を見て森を見ず」とはいいますが、ヘタに〇を追っかけていくことが誤った方向へと導く最悪のシナリオを作っているなと思いますね。別にそれでもいいならいいのかもしれませんが、それでここまで日本の情勢が悪化しているというのがどうもおかしいなと。だから個人的な考えでは、日本の舵取りをミスらせたい思惑と、日本内での英語利権とが絡まって非常に厄介なことになっているなと。全員が木、木、木と木を追う、そしていつか森を制覇しようとして全員ミスっているというのが現状だなと思っています。
なのでそういうのを一気に覆す流れが必要だなと思っていますが、さて具体的にどうしたものか。大体は見えていますけどね。英会話いけばいいじゃん、とかそういう問題でもないんですよね。
私の経験ではアフリカの子どもたちだって英語は話せるのに、英語を3+3年の6年学んできてアフリカの子ども以下でしか話せないという日本語の教育はなんだかんだ言って致命的だなと思っています。和田秀樹さんとかはどっかで「読む能力が重要だ」と言っていましたが、「じゃあ話す能力は皆無でいいね」というわけでもないでしょう。100×0=0現象が起きているなというのが私の実感ですし、センター英語では200点だからじゃあ200×0=0かといえばまさにそうで、車の両輪たるべきものが片輪にされてしまって進むことすらできない。そういう教育がいまの英語教育だなと思ってます。
なので、なので画期的な方法を今探してます(笑)
そんなうまい方法があるかい! って話ですけど、多分あると思うんですよね。三国志見てたらよくわかるようになってきました。とはいえ、まあ今は中国語の教科書(?)を見てひたすら取り込むしかないですね(笑)
余談終わり。
・さて、ここから三国志です。
なんかスマホなってますね(笑)
董卓暗殺に失敗した曹操でしたが、逃亡していると陳宮に捕まります。
ところが陳宮と意気投合、二人は世の中を正すために立ち上がろうと決意しますが。
ひとまず呂伯奢(りょはくしゃ)のところへ逃げこもうとしますが、誤解から呂一族を皆殺しにしてしまいます。
こりゃいかんと慌てて逃亡しようとする陳宮と曹操でしたが……
・呂伯奢=リボシャ
(Lǚ bó shē)
・逃げよう→逃跑吧=タオパオバ(タポバ)
(Táopǎo ba)
・伯父=ボーフー
(Bófù)
中国には「伯仲叔季」というのがあり、字(あざな)についている字で父の兄弟の序列が分かるようになっているようです。
なので、日本語では「おじさん」なんですが、中国では「伯父さん(父の兄)」「叔父さん(父の弟)」というのが一発でわかるようになっていると。ある意味非常に便利ですが、日本語では「おじさん」であるように、要するに「どうでもいい」感もあるのは否めませんね(笑)
どんだけすごいの? といわれたら一応司馬懿の兄弟とか、孫権の兄弟とかを見ていく際にはめちゃめちゃ便利だと言える気がします。
・豚→猪=チュー
(Zhū)
◎なんですと?
何と言いましたか?
→你说什么?=ニシオシェンマ?
(Nǐ shuō shénme?)
「我人に背くとも~」を訳したかったですが、ちょっと出てきませんでしたね(笑)
残念。
とりあえず今日はここまでとします。
おつかれさまでしたー。
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