振動マシンの研究④背筋
はて、これ一体なんなんだろう、と思ったら要するにいわゆるリハビリってヤツなんだろなと。
去年は休みまくったがあまり見違えるほど良くなったとは言えない程度の回復だったので、ちょっと鍛えるかと思ったわけだ。スパルタで治そうと。
ところがこれがなかなか難しくて、やり過ぎると効くんだろうが痛み止めが全く効かなくなるくらいに影響がある。かと言ってほどほどにやってたら何も変わらない。刺激にならないわけで。
そうした兼ね合いの難しさってのが要するにリハビリなんだろなとふと思いついた。まあそうして回復してたかと思ったら階段から落ちて再びダメージ負ってるわけだが(笑)
・海上自衛隊の訓練は基本的に腕立てや腹筋、懸垂や幅跳びなどと水泳とが5:5くらいであったもんだ。
で、背筋は特になかった。ふと今思うと、自衛官は腰を痛める率がなんとなくけっこう高かった気がする。それは艦内というのが狭いせいもあるが、背筋をあまりやらなかったのも多少関係があるかも知れない。幸いにして腰は今までに痛めたことはない。
まあ痛めたとすれば、それは階段から落ちた時くらいなもんで(笑)
・ということで、徹底的に腹筋はテストもあるから鍛えられるが背筋は鍛えられない。そのバランスの悪さが腰痛になってたんではないかとふと思ったわけである。ということで背筋を考えたいなと。
まあバランスが良ければ腰痛になりにくい、なんてのもよくある俗説の一種かも知れないが、事実痛める人が多かった気がするので考えてみようと。
・背筋は、基本的に何かを引っこ抜くような動作をすると鍛えられるわけだ。この引く動作というのは重要ではないかと。要するに綱引きなどの動作なわけだが。右足を前にして引っこ抜く、あるいは左足を前にして引っこ抜く。
すると、脇腹などもけっこう使う。それだけではなく腹筋も使うわけだ。これは驚きで、普段パンチにしろ何かの動作にしろ、押す系の動きは多いが引く系の動きというのはあまりしない。多少するにしても、そこまで力を入れてガッツリ引くということがあまりないわけだ。
そこで考えた仮説はこうなる。
・押す動作は基本的に瞬発系が多く、引く動作は持久系が多い。パンチなどは瞬発系だし、綱引きは持久系の動きである。
・するとこの引く動作に振動マシンを組み合わせたら、持久系だし引く動作でもあるわけでけっこう相性がいいのではないか?
・腹筋なども普段あまり引く動作はしないわけで、パターンを変えるとか腹筋に新しい刺激を加える意味でも引く動作に注目してみるのはどうだろうかと。
ということで、引くという動作に注目してみようという話である。
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