瞞天過海(三十六計1、勝戦①)






 瞞天過海(まんてんかかい)……「天をあざむきて海を渡る」
 →文字通りの意味:白昼に堂々と天子を欺いて海を渡る。


 「昔、唐の太宗が高麗に遠征した際、海を怖がって乗船しなかった。そこで張士貴(ちょうしき)という人物は一計を案じ、巨大な船の上に土を盛り、家まで作ってしまった。皇帝が安心している間に海を渡り、高麗に到着した」
 →さらに広げた意味:大きな奇策ほど有効である
 ・解説(必ず解説がついてますな)「周到な準備に安心していると注意を怠り、なんども同じものを見ていると疑わなくなる。陰は陽の内にあるのであって、陽の対極に位置するものではない。大いなる陽の中には、大いなる陰が潜んでいるのである」



 これ見たとき、諸葛亮の空城の計が真っ先に頭に浮かびました。城を開け放っていかにも何もないように見せかけておきながら、いやいや実は周到な用意があるのではないかと司馬懿に思わせる。まして、かつて諸葛亮は実際に城ごと曹操の軍を焼き払ったことがあるので、何もないどころではない、むしろ周到な用意と計算がなければ、諸葛亮がこんな不用意なことは絶対にしないはずだ、何かあるぞと思わせて、とうとう司馬懿の軍隊を退かせたというやつですね。
 実際には何もなかったと。でもそれは敗戦時というか劣勢時の話であって、「勝戦」の話ではない。一応「どうせ騙すんなら大きく騙そうぜ」ってノリは一緒だと言えるでしょうが。で、実際三十二個目、「敗戦」の中にこの話が「空城の計」として出てくるので、つまり単純に大きく騙そうぜ!と作者がここで言いたいわけではないんだなと言うのがわかります。


 それを踏まえての解説、「陰は陽の内にあるのであって、対極にあるのではない」が効いてくるんだろうなあと思いますが、まあちょっとそれ以上は今はわかりませんね。
 考えときます笑てことでいったんおしまい。











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