史記③ 重耳が放浪する話





 これおもしろそうなんだけどちょっと今あまり本がないので(笑)、ひとまずメモとして書くことに。

 晋の長男である申生が殺害され、次男である重耳にも刺客が向けられるのだが重耳はとにかく逃げる。逃げて晋から離れよその国へ行き、逃亡生活を開始することになる。




 重要なのは、この重耳という爺さん、しかも帰国して王になる予定もはっきりしない爺さんが諸国を放浪して歩きその国が重耳をどのように扱ったのかがはっきりと分かれているところになるのではないかと。

 「先のない爺さんなんかほっとけ」と言い粗末に扱った国は痛い目に遭う。一方、丁重に扱い礼儀を欠かさなかった国には重耳は必ず何らかのお礼をしようとする。それというのは一体何なのかというのは分析される価値があるのではないかと。何が明暗を分け、何が違いを生んだか。そこは着目されるだけのものがあると思われるが、それはまた後日。


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 これは『史記』の267ページより抜粋。


 ①晋→狄(てき)へ 〇 12年、攻めた国から重耳へ妻を与える。晋兵と戦う。

 ②狄→衛(えい)へ × 一瞬、冷たくあしらわれた上に、住民に「土を与えられて」重耳は一瞬激怒する。

 ③衛→斉へ ◎ 5年、斉の桓公は一族の娘から娘を取って重耳の妻とする。

 ④斉→曹へ △ 一瞬、冷たくあしらわれただけだが、大夫の釐負羈(きふき)だけは厚遇する。

 ➄曹→宋へ ◎ 恐らくわずかの期間、国君の礼をもって重耳を厚遇した。

 ⑥宋→鄭(てい)へ × 冷遇し追い出す

 ⑦鄭→楚へ ◎ 数か月、諸侯の礼を持って厚遇する。「三舎退く」約束をする。

 ⑧楚→秦へ ○ 三か月、姫を五人重耳に与えた。

 ⑨秦→晋へ 即位し「文公」を名乗る。重耳62歳、亡命生活は19年。















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