新戦国策秦4ー3、樓緩(ろうかん)が秦王に聞かれてさらっとかわす話

 ということで前回は獻則(けんそく、獻は献の旧字)が公孫消(こうそんしょう)に太后である宣太后にゴマ擦っとけと言う話でした。ゴマすりしないと身が危うい、出世が遠いということもありますが、一番問題なのはそうしないと成り立たないこの秦の内部の群雄割拠状態が一番危ういという話でした。  韓・魏・斉の三国が秦を攻めて函谷(関)に入った。 秦王は樓緩(ろうかん、樓は楼の旧字体)に…

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新戦国策秦4ー2、獻則(けんそく)が公孫消に太后にゴマすりしとけという話

 ということで前回は甘茂が秦に尽くしてきましたが、王が変わって追放されると。そして蘇代に尽力してもらって斉に行くことで生きていくことになるというお話でした。  獻則(けんそく、獻は献の旧字)が公孫消(こうそんしょう)に言った。 「貴公は大臣の中でも特に尊い者だと言える。しばしば戦争をしても功績がある。しかし宰相となれないその理由というのは、太后が貴公を気に入らないためだ…

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電撃ラケットで全自動ハチ退治(プロトタイプ)

 ということで電撃ラケットを使った全自動ハチ退治です。 こちらがその写真。    ……まあ言うほどすごいものではなく、ガムテープを貼って常時ボタンを押し続けさせるというちゃちいものですが(笑)改造(笑)って感じですね。これをハチの巣に突っ込ませれば、スズメバチがその習性から自分からラケットの方にやってきて引っかかってくれます。 これはすごい。 ただいろいろと問題もあり…

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ネコが増えるとアブも増える

 ということでハチに刺されて一日経ちましたが、立ちくらみがひどいっすね。二日酔いで天井が回るばりの勢いで一日中天井も床もぐるぐる回っていました。アナフィラキシーに立ちくらみって症状があるようですが、吐き気もありましたが悪寒みたいな感じが意外となかったのでまあ心配いらないかと少しだけ安静にしていました。  ハチの天敵を知らべていると、意外とハチの天敵ってアブなんですね。確かに…

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新戦国策秦4ー1、昭襄王、甘茂が秦を追われた後の話

 ということで今回から昭襄王(しょうじょうおう)に入ります。この人長いだろうなと思ったら、なんと長すぎて上下に分かれていますね。さらに始皇帝をやったら秦はおしまいです。当分続きますね。  甘茂(かんも、かんぼうとも)は秦を逃げ、斉に行こうとした。 関所(特に函谷関)を出て、そこで蘇子(蘇代)に会った。 そこで言った。 「君はかの江上の乙女の話を知っているか」 蘇子は言っ…

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新戦国策秦3-15、ある人が腹を立てている秦王にゴマすりして機嫌を直す話

 ということで前回は長かったんですが、秦王があまりに国力が圧倒的になったのと周辺国をいじめているので釘を刺すと言った感じの話でした。実は今一番すごいのは秦ではなく斉だよ、と言うという話ですね。  秦王は弁士である中期(ちゅうき)と争論したが勝てなかった。 秦王は大いに怒り、中期は恐れ騒ぐこともなく徐々に去っていった。ある人が中期のために秦王に言った。 「中期というのは驕…

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ネコが増えるとハチの巣が増える

 ということでスズメバチに襲われました。キイロスズメバチかな?まさかあんなに大量に襲ってくるとはということで慌てて逃げましたが、三か所くらい刺されました。死ななくてよかった。アナフィラキシーにならなくてよかったねということですが、たいていの人は二度刺されたらなるということで、貴重なその一回をこんなことで棒に振ってしまったという。まあ命があっただけめっけもんだし、そもそも今まで…

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新戦国策秦3-14、ある人が秦王に驕れる者は久しからずを説く話

 ということで前回は楚の秦担当相である屈蓋(くつがい)が秦に講和を言い出しますが、これは罠だと。これに乗ってくれれば魏は不信感を秦に抱くことになるし、そうなれば秦を孤立化させることができる。それを見破ったのが甘茂だったという話ですね。 今回長いので番号を振りました。 ①②③としましたが、結論の③から見た方がわかりやすいかもしれません。  ①ある人が秦王に言った。 「この…

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フロントミッションに感動

 最近フロントミッションってSFCのゲームやって強い感銘を受けたので感想など書いてみたい。といってもさっき全クリ終わったばかりなのだが。ネタバレ普通に悪気なく書く気がしますので(笑)、ぜひ見てみたいって方はyoutubeで探されてからがいいのかも。20分とかでざっくりって動画が出てましたので。 おもしろくないと引き付けないけど、でも引き付けるような名場面を先に見てしまうとネタ…

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新戦国策秦3-13、甘茂が楚からの和議という罠を看破する話

 ということで、前回は甘茂が先手を打って公孫衍(こうそんえん)を秦から追い出すという話でした。酷なようですが、これをやってなかったら追い出されるのは、あるいは殺害されるのは甘茂の方だったろうという紙一重の戦いだったということですね。こういうことを取り扱うことに関しては、戦国策の独壇場という気がします。  甘茂が秦・魏間の盟約をして楚を攻めた。 楚の秦担当相である屈蓋(く…

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新戦国策秦3-12、甘茂が先手を打って公孫衍(こうそんえん)を秦から追い出す話

 ということで前回は武王が屈強な使者が苦手だったのですが、そういう人は相手にしないでおけば自ずと楚の方で使者を選んでくれるでしょうとアドバイスするという話でした。  甘茂が秦の宰相となった。 王は公孫衍(こうそんえん)のことを愛しており、問題の時には立って話をすることもあった(ほど親しかった)。ある時、自ら「私はそなたを宰相にしようとしているのだ」と言った。甘茂の部下が…

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新戦国策秦3-11、甘茂が武王にとって苦手な使者は相手にするなという話

 ということで前回は秦で味方のはずのある人が甘茂の失敗を画策し、一生懸命工作して回るという話でした。 ある意味では人のしょうもなさをとてもよく表しているくだりかなと思います(笑)  秦王が甘茂に言った。 「楚より来たる使者は全く屈強な弁士が多い。議論しても私はたびたび窮地に陥ってしまう。どうすればよいのだろう」 甘茂が言った。 「王に置かれましては、これを憂いに思います…

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新戦国策秦3-10、味方であるはずのある人が、なんとしても甘茂の宜陽攻略を失敗させようと画策する話

 ということで前回は楚と韓とが同盟して恐れる王に、甘茂が説明してみせるという話でした。  宜陽の役で、ある人が楊達・公孫顯(ようだつ・こうそんけん。二人とも秦の人。顯は顕の旧字体)に言った。 「貴公のために五万の兵で西周を攻めてみせましょう。これによって九鼎(きゅうてい、当時の玉璽のようなものだが、規模は巨大)を手に入れれば甘茂の功績を抑えることができるでしょう。もしこ…

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差別の時代

 前々から思っていたことではあるが、この時代は差別の時代だと言えるしはっきりとそういう時代に入ってしまっていることを感じる。ヘイトスピーチ解消法というのができてから四年らしいが、これはそもそもそういうことを言わなければならない状況になっているという事態の方を表しているものであり、これができたからじゃあ全部一気に帳消しになる、負債は全部消えるという意味の徳政令を示すものではない…

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新戦国策秦3-9、甘茂が楚と韓との同盟を分析してみせる話

 ということで前回は宜陽を攻めている最中の甘茂に、左成が一言言うという話でした。 しかしその話の前後で出て来た話が繰り返されており、改めて見るべきところはあまりないような気がしました。  宜陽の役で、楚は秦に背いて韓と同盟した。 秦王はこれを恐れた。 甘茂は言った。 「楚が韓に合流したとはいえ、韓のために楚は戦わないでしょう。韓の方では、秦と戦っている最中に楚が心変わり…

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新戦国策秦3-8、左成(させい)が宜陽を攻めている甘茂に一言言う話

 ということで前回は馮章(ふうしょう)が楚に土地をあげるよといいつつ、いなくなって「土地をやるなんてことはあいつが勝手に言ってたことだ」ということで結局上げないで済んだという話です。歴史上、詐欺のハシリみたいな話ですが(笑)しばらく宜陽を落とす関係の話が続いていますが、まだ当分宜陽関係で話が続きそうです。  宜陽は今だ落とせず、秦では死傷者が多数いた。 甘茂(かんも…

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新戦国策秦3-7、馮章(ふうしょう)が楚に土地を上げるよと言いつついなくなり、結局土地をあげない話

 ということで前回の話は甘茂と武王による息壌の誓いという話でした。これだけ念押しされても人は忘れるんだねという話ですね(笑)  宜陽の役について、馮章(ふうしょう)が秦王に言った。 「宜陽を落とすことがなければ、韓・楚は秦の状況に乗じて攻めてくることとなり、国は必ずや危うくなりましょう。 楚に漢中をあげて喜ばせておくに越したことはありません。楚がこれに喜んで侵攻してこな…

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過去と未来

 人は何に向けて生きるかといえば未来に向けて生きる、あるいは生きている、とこうなる。ところが実際にはどうなのかといえば、それはどうも怪しいなとふと思った。大体の場合、実際には人が生きているのは過去に向けてである。未来に向けて生きながら過去に向けて生きている、という表現が非常に難しいのだがこれはどういうことなのか、といえばつまり人は思ったよりも概念的に、つまりは頭でっかちに、い…

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新戦国策秦3-6、甘茂と武王の息壌の誓い(そくじょうのちかい)の話

 ということで前回は医者の扁鵲(へんじゃく)が秦の武王の死を見透かしたような言葉を言うという話でした。扁鵲は武王の陥っている状況が深刻であることを一目で見透かしたようです。 今回の話結構長いので番号を①~④と振ります。  ①秦の武王が甘茂(かんも)に言った。 「私は車を三川から(三方に渡って)走らせ、周の王室を窺おうと考えている。これが成れば私が死んだとしても名は朽…

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新戦国策秦3-5、扁鵲(へんじゃく)が武王に痛烈な指摘をする話

 ということで前回は魏冄(ぎぜん)がある人に斉や韓、魏と仲良くしなさいと言われるというものでした。しかし魏冄はそうはせず、真逆で各国を攻め始めるようなこととなり、「秦に王はいない」とさえ言われるような状態になったのが皮肉だという話でした。  医者である扁鵲(へんじゃく)が秦の武王にまみえた。 武王はこれに自らの病気を示した。扁鵲は私がこれを取り除きましょうと言った。 左…

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「なぜバカなのか」

 「なぜバカなのか」 この問いを問いかけられたが(別にオレに対して言われているわけじゃないぞ笑)、確かにこれというのは不思議なことだ。もっと合理的、もっと打算的、もっと得をするように……いろいろ考えられることはあるのになぜかそれらの選択肢が選ばれることは一切ない。なぜかほどほど、なあなあ……いやそれどころではない、もっとも最低だと思える選択肢すら人は選び取る。ここで「バカとはなん…

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新戦国策秦3-4、ある人が魏冄(ぎぜん)に孟嘗君(もうしょうくん)と仲良くして張儀に対抗しなさいという話

 ということで前回は土地を楚にあげようとする張儀と、それをなんとしても止めようとする甘茂(かんも)の話でした。まあ張儀にも何らかの思惑はあったのかもしれませんが。  ある人が魏のために、秦の宰相である魏冄(ぎぜん)に言った。 「あなたは東方(山東の諸侯)の話を聞きましたか」 「いえ、聞いていません」 「秦の人である辛張・陽母澤(しんちょう、ようぼたく)という二人が魏王・…

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新戦国策秦3-3、楚に土地をあげようとする張儀と、それを何としても食い止めようとする甘茂(かんも)の話

 ということで前回は張儀が樗里疾(ちょりしつ)を秦から追放させるというお話でした。こんなんやっててよく秦は強くなれたなというお話ですね。  張儀は漢中(かんちゅう、地名)を楚に与えようとした。 秦王に言った。 「漢中を保とうとするのは、木の虫みたいなものであります(中から食い荒らす虫。ここでは国害と言いたい)。 木を植えても場所が悪ければ人はこれを切ることとなりますし、…

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新戦国策秦3-2、張儀が厚く用いることによって樗里疾(ちょりしつ)を追い出す話

 ということで前回は張儀が魏を助けに行くというので、左成(させい)と甘茂(かんも)が相談してこりゃ行かせた方がいいぞということでまとまるという話でした。  張儀が樗里疾(ちょりしつ)を損なおうと考えた。殊更に重く扱うことで楚へ行かせて、楚王に秦の宰相とされてはどうかと秦に言わせようとした。 張儀が秦王に言った。 「樗里疾を重んじて使者として扱うということは、これによって…

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新戦国策秦3-1、武王、左成(させい)が甘茂(かんも)に張儀に兵を与えた方がいいと助言する話

 ということで前回で惠王は死に、ここからは次の武王となります。 前回は王が死んで、張儀を排斥しようという運動が起きたところで終わりました。  張儀は秦の兵を借りて、魏を救おうとした。 左成(させい)は甘茂(かんも、かんぼうとも)に言った。 「これは兵を与えた方が良い。 魏が秦の兵を返さなければ、それすなわち張儀は秦には戻らんということだ(失敗して兵を失っているから死が待…

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経済戦争(東京オリンピックの本質とは)

 ということで前回の内容と矛盾するところも多々出てくる気がしますが、今日は東京オリンピックについての話、というか圧倒的私見を書きたいと(笑)思います。  そもそも一年延長したわけですが、いろいろおかしいところが多々出ています。これだけの惨状であればそもそも去年やっていた方がかなりマシだったのでは? あるいは別に今年やるにしてももっと沈静化をすることはできたのでは? あるいはそ…

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新戦国策2-13、惠王が死に公孫衍(こうそんえん)と李讎(りしゅう)が張儀を追い出そうとする話

 ということで前回は陳軫(ちんしん)が秦王に、斉を助けて楚を襲えという話でした。何かそこに起死回生の手があったのでしょうか。陳軫の思惑がよくわかりませんでしたが。  秦の惠王が死んだ。 そこで公孫衍(こうそんえん)は張儀を排斥して困らせようとした。李讎(りしゅう)は公孫衍に言った。 「甘茂(かんも、かんぼうとも)を魏より招いて公孫顯(こうそんけん、顯は日糸糸頁)を韓より…

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経済戦争(女性の社会進出について)

 経済戦争の話ですけど、一度思いつくとポンポン出てくるのでまあボチボチ書いていこうかなと。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210709/k10013129721000.html  これ四日前のニュースですね、女性の自殺がコロナ禍でえらいことになっているという話です。  そもそもの前提として、「経済戦争」なんて言ったって「はあ??…

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経済戦争と生きる≒戦争に参加することと

 最近ガンハザードってゲームしてました。これがどう言ったらいいのか絶妙におもしろくて、書くならばギャグ方面でいくかシリアス方面でいくか悩みどころです。とりあえず言えることは間違いなく傑作の部類に入るでしょうね。やってきたゲームの中でも十指に入るおもしろさだと思います。そのうち動画にしようかな。  ・まあ直接関係ないんですが、それやってて閃いたことってのがあったので以…

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