新戦国策2-4、游騰が周の滅亡を予言する話

 ということで前回は布(ふ)という男が周君を諫めるという話でした。次の太子決めるんならもっとばっちり決めとかんかいと。でないと斉だの楚だのから付け込まれる隙を与えますよと。きちんと決めとかんと行間から付け込まれる隙を与えてしまう。そういうお話でした。  秦の方では、樗里疾(ちょりしつ)に兵車百乗をもたせて周に入らせた。周君はこれを迎えるのに兵卒を並べることで秦に敬意を示した…

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新戦国策2-3、布が周君に直言する話

 続きですね。楚では司馬翦(しばせん)、斉では司馬悍(しばかん)って話でしたが。この話は特に前回の斉の話を強く受けます。周最(しゅうしゅ)という人を周の後継ぎとして支援しましょうって言ったら、左尚(さしょう)って人がいやいや初めから一人には絞らない方がいいよと。たくさんの可能性の中から誰なのか私に教えてくださいと言って話を進めろというものでした。  司寇である布(し…

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タクティクスオウガ㉙生きることと引退、評論との乖離

 バルマムッサに関しては様々な見方があるのは確かであり、一方的に正しさを押し付けるとどうしても歪みが生じることになる。それを敢えて承知して、むしろその歪みを認識し、楽しむという見方もあるのではないか。ふとそんなことを思った。思ったので書いてみることにする。      ヴァイスはこうして人々を前に訴えかける。しかしその思いは空回りするばかりである。  この空…

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新戦国策2-2、司馬悍と左尚の話

 ・前回赧王(たんおう)ってことでしたが、ページをめくってみると三がない。あれ? おかしいぞとめくっていってもありませんでした。つまり、三はなく、この西周編の赧王についてはあと20ページ分ほど続くことになると(笑)一がものすごく短かっただけに、二も一ページくらいだと誤解してました(笑) ということで、前回は楚での司馬翦と左成という人の話でした。司馬翦の話に左成がアドバイスした…

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新戦国策2-1、赮王(たんおう)

 周の共太子が死んだ。五人の妾の子がおり、誰もが口々にわが子が適任だとして後継者を立てることができなかった。楚の卿である司馬翦(しばせん)は楚王に言った。 「どうして公子である咎(きゅう)を封じて太子とすることを周君に請わないのですか」 左成(させい)は司馬翦に言った。 「周君がそれを聞かなければ汝の知恵は行き詰まり、国交は絶えることになるであろう。 そうではなく、周君に言っ…

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新戦国策1、安王

 厳遂(げんすい)は道に逆らう行為を行い、韓の宰相を刺し殺し、陽堅(ようけん)はそれに加担したが、逃れてその道中周へとやってきた。周君は陽堅を留める事十四日にもなり、これを厚遇した。 韓の方では人を遣わしてこのことについて周を責めさせた。周君は、韓が大国なのでこれを憂慮した。とある客が周君に向って言うには、 「かの者にきっぱりと言いなさい、『私は厳遂が逆賊行為を行って陽堅がこ…

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新戦国策

 ということで戦国策について書いていこうと思うのですが、大正八年とかの本ですから何といっても古い。旧字体を読み解いていくってわけですから、なかなか読むのも一苦労ですね。新とつけてはいますが、むしろ古くなってますね(笑)まあしかしこれ一冊で戦国策を網羅されているとなればお得感もあります。ちょっとどうしてもやっておきたい分野ではあります。 まあ前も書きましたが、以前書いたなとかい…

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こころは休止するとは言ったものの

 言ったとおりに「こころ」は休止するわけですが、でもそもそもこれの続きを書いた方がいいのかどうかって言うことに関してはずっと迷っていますし、その迷いが文章から現れているような気が薄々はしています。  この世界にあるバグみたいなものがあって、この「こころ」というのもそのバグを表しているものの一つだと思うんですけど、でもそのバグを表すことっていうことは果たしていいことなんだろう…

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「こころ」休止のお知らせ

 書かねばならぬとやってきたこころでしたが、やはりしばらく休止します笑まあとはいえ自らの限界への挑戦って感じがあっておもしろいですね。もはや「こころ」が本題ではなくなってる感じがあります。こころを解決せねば自らが先に進めないから「こころ」をやると。そういう不可分の関係に気づけばなっているのは、果たして幸福か不幸か。  最近までPCで書いてたんですが、急にPCが動かなくなったのでひっく…

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「こころ」という作品について

 ということで、「こころ」は一旦忘れて一年後くらいにでもやろうかなと思っていたけど、そう思うにはどうも気になって仕方がない。とはいっても別に今格別思いつくこともないため、結局はまた機が熟した時ということになるのだろうと思うわけだけど、とりわけ気になるのは「こころ」というものの構造であり、その仕組みということになる。そもそもがこころの問題であるならば、これは心理学の範疇で取り扱…

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旭川市のいじめ自殺を受けて考えた

 ツイッターとかはてなブックマークの方では持ちきりだと思うんですが、旭川市の方でいじめによる自殺があったというニュースに今日触れました。 で凄まじい量の怒りと絶望と悲しみを感じていたら、久しぶりになんか物事を考えられる状態に戻ってました。よくわからないけど、多分一週間何も考えてなかったというかただひたすらぼーっとしてました。で、ツイッターでは散々そっちの鬱憤について書いてまし…

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大切なことはみんなドラクエで学んだ

 この手の題名よく使ってますけど、使うと便利でそれっぽくまとまるからつかってるんであって、本気かどうかと言われるとまあボチボチだなと思ってます。  とりあえずなんか参考になりそうなものを自分のメモとしてまとめる感じで書こうと思ってます。続編があればそれはそれで書こうかなと。特になければこれ単発で終わりとします。  ・事業とは何か?? とよく考えてますが、その正…

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「響」って作品をみながら考えた2

 あんまり「オススメ」カテゴリを延々書いて圧迫するのもどうかと思うので、オススメの話を書いて終わりとしたい。というか昨日内容について全然書いてなかった。  特に個人的におもしろかったのが20~22話あたりの桔梗先生のくだりだった。  「ゴリラ」とか「バケモノ」と噂されるほど桔梗先生は見た目がキレイではない。その噂を聞いて表情を曇らせるくらいに気にしているが、しかしその気持ちを…

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「響」って作品をみながら考えた

 「こころ」で消耗しきった上にさらに消耗して、いまだかつてないほどの鬱状態になってしまい戻るのに大分時間がかかってしまった。そんな中「マンガワン」ってアプリで「響」って作品を読んでちょっといろいろ考えたのでまとめたい。4/9までアプリでやってるようだから機会があれば読んでみてはいかがだろうか。  ・一日で一気に二周するくらいにのめり込んだわけだのだが、一周目は本当にひた…

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幸せのビン

 「こころ」を書くのに疲れましたので(笑)、しばらく書かないことにしようかなと。自殺した人の心なんてのは自殺しないとわからない……ということはないわけですが、実際評論とかでもそんなことはないわけですけど、なんかそんな勢いで書いてしまうのがヤバいなと。その書いた結果が自分のまとめとかにもなるのでこれは便利だなと思ってましたが、考えてみればそんな動機で進められることが恐ろしいこと…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その36(断絶)

 「断絶」というのが一つのポイントではないかと。というのは、前回も書いたがKと先生間には恐らく何か伝えたかったことがあるのに、伝えぬままKは死んでしまったというそういう「何か」がある。しかしそれというのはK→先生に対してだけかといえば案外そうではない。先生だってKに対しては、奥さんに言って抜け駆けしてしまっているわけだし、それを伝えないでいるうちに、奥さんの方からKに伝えてし…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その35(Kの自殺について)

 ちょっとあんまり考えすぎて頭痛が……(笑) 「こころ」はちょっと休みが必要かもしれません。それくらいけっこう自分の内面を削りながら考えて書いている感じがありますので、たまには忘れようかなと思ってます(笑)まあ勢いも大切ですが、それによって健康を損なっていてはどうしようもないですね(笑)  ということでサソリの話を前回出しましたが、あれというのは私の中にあるものをすっき…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その34(続中東のサソリ)

 毎日この手の話題考えてると、気が滅入りますな(笑)ボチボチ決着を着けたいと思ってます。精神衛生上決していいものではないと思うので。まあだから考えないということも良くはないというより悪いので、ある程度区切りがつくところまで突き進みたいと思ってます。  ということで中東のサソリの話になるわけだけど、ここには裏切りの意味の多重性がある。それを説明するのは長くなるのでちょっと以下…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その33(中東のサソリ)

 ・中東の方にとあるジョーク話がある。 サソリが川を渡りたいので待っているところ羊がやって来た。 サソリ「向こうまで乗せてってくれませんか」 羊「いやだよ、渡っている時に刺すつもりだろう」 サソリ「そんなことしないよ。第一そんなことしたらオレまで溺れちまうじゃないか」 これを聞いた羊は安心してサソリを背中に乗せて川を渡り始めたが、川の半ばまでくると羊を背中から刺した。 羊「な…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その32(順当なバグ)

 ・ということでもはや夏目漱石と「こころ」の範囲を大幅に逸脱し始めている感がありますが、まあそれもいいのかなと。急がば回れとかいうし(笑) まあそれに、前も書きましたが大学生だった頃に図書館で本を求めて延々とさまよっていたこともあります。多分五年で数千冊くらい読んだんじゃないのかなと思いますが、これだというほどしっくりくるものをとうとう見つけられなかった経験があります。世界は…

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