菜根譚57、自律と他律(劉備、董卓、盧植について)

 「意を曲げて他人を喜ばせる、というのは行いをまっすぐにして他人に嫌われるのには及ばない。 善行なくして人に褒められようとするのは、悪事をしていないのに他人にそしられるのには及ばない」  ・ほぼマンガ版の劉備で説明がつく気がしますね。 劉備は黄巾の乱の討伐に加わり手柄をたて、県令となりある土地の管理を任されます。 そこへ督郵(とくゆう)という都からの使いがやってきますが…

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菜根譚56、栄枯盛衰(袁術の話)

 「老後の病は、全てこれ若いころに招いたものである。 落ちぶれた後の罪過や災いというのは、調子のいい時に作ったものである。 だからこそ満ち足りて盛んな時にこそ身を慎むのが君子だといえる」  ・人生においての順調な時に「しかるべき手」を打っていないことが落ち目になって災いとして出てくると。これよくわかりますね。身近でも年取って耳が遠くなったけど断固として補聴器はつけないと…

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菜根譚55、人生楽しむべし(四人の武将の人生を見ていく)

 「天地は不滅であるが、この身は二度とは得られない。 人生は百年ほどしかない。この日々というのは簡単に過ぎていくものである。 幸いにして生まれ落ちることのできた者は、生あることの楽しみを知るべきである。 そしてまた同時に虚しく一生を終えてしまうのではないかという憂いを抱くべきである」  ・人生を楽しむべきであると。 それも、積極的に楽しもうとする心がけと、もしそうでなか…

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菜根譚54、徳と寛容さ(季布を助けることを決めた劉邦)

 「他人の小さな過ちを責めることなく、他人の私生活を暴くことなく、他人の過去の悪事について思わない。 この三者はこれによって徳を養うべきであり、またこれをもって害を遠ざけるところのものである」  ・まとめれば「寛容さ」ということになりますかね。とはいえこれをするのはそう簡単なことではない。 他人のミスってのは重箱の隅を楊枝でつつくようにいつまでも誰もが覚えておきたいもの…

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菜根譚53、中庸の精神(アクセルとブレーキ、司馬懿について)

 「美食は腸をただれさせ骨を腐らせる元となるが、それも五分で収めておけば災いがない。 快くさせる出来事はことごとく身を誤り徳を失わせる元となるが、五分ならば後悔がない」  ・本ではこれを「中庸の精神」と呼んでますが、この「中庸」って言葉もいかがわしい言葉の一つとしてけっこう持て囃されがちな言葉なので個人的にはかなり好きではないです。要するに「ほどほど」とかいうことだ…

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菜根譚52、至誠(名士グループについて)

 「人の心が真の境地に至ると、霜を降らせることもでき、城を落とすこともでき、金属を貫くこともできるものである。 嘘偽りにまみれた人の心のようなものでは形はそれなりに整ってはいるもののその実はすでに滅んでいるのである。すなわち人と向き合えばその顔つきは憎らしく、一人でいるときにはその自分の姿を思っては恥じ入ることとなる」  ・「人と向き合えばその顔つきが憎らしい」ということで…

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