戦国策93、孟嘗君が趙王に借りた土地をなるべくそのままにしようとする話

 趙王は孟嘗君(もうしょうくん)を武城に封じた。  孟嘗君は自らの食客の中から役人を選んだのだが、彼らを送るに際して言った。  「ことわざに、  『人の車を借りた者はむやみと走らせる。   人の着物を借りた者はやたらに着る』  と言ってはいないか」  と聞くと誰もが  「そのように申します」  と答えた。  孟嘗君  「私はそれに賛成できないのです。 …

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戦国策92、蘇秦が李兌に説く累卵の話

 蘇秦は李兌(りたい)に献策しようとして言った。  「私は雒陽(らくよう)の蘇秦と申します。  家は貧しく親は老い、車はおろか車輪もありません。  足に脚絆を巻いては書物を背負い、ほこりにまみれて朝露をかぶり、歩き回るうちに足にもまめができました。  今御門の外に到着し、御前に置いて天下のことを言上できれば、と願っております」  李兌は言った。  「先生が霊魂…

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戦国策91、中射の士がとんちで楚王からうまく逃れる話

 不死の薬を荊王に献じた者がいた。  取次の役人が手に持って入ってきた。中射の士(ちゅうしゃのし、宮中での護衛をする兵士)が尋ねた。  「食べられますか」  役人は「はい」と言った。なので忠射の士はこれをひったくって食べてしまった。  これを聞いた王は怒って、この中射の士を殺そうとした。  そこで中射の士は人を介して王に説いた。  「臣が取次役の者に尋ねま…

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戦国策90、楚王の蘇秦への対応が少し礼を欠いている話

 蘇秦は楚に行ったが、三月ほど経ってからようやく王への謁見が叶うことになった。  話が終わり、楚を去るあいさつをした。  そこで楚王は言った。  「私はかねてから先生のお話を耳にしては、まるでいにしえの賢者であるかのように思えてならなかったものです。  その先生が今、千里の道を遠いものともせずに来られて、私の目の前におられる。  それなのになぜとどまろうとなさらない…

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GEB難易度1を徹底的に攻略する企画その2 カウボーイ

 ということで難易度1のカウボーイ攻略をすることに。  ……といっても、別にクリアするだけならオウガテイル(要するにドラクエで言うところのスライム的な存在)を4体倒すだけでいいわけだ。だがここではヴァジュラが出てくる。こいつを初期段階で、というよりもオウガテイル4体というザコを倒す前に倒してしまうというのが難しいわけだ。  ドラクエ5で言うならどうだろう。 …

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戦国策89、江乙に手玉に取られる楚王の話

 江乙(こういつ)が昭奚恤(しょうけいじゅつ)をそしろうとして、楚王に言った。  「『臣下が徒党をなしてまとまった時に君主は危険であり、臣下が好き勝手に争う時には君主は安泰である』  と申します。  王に置かれましてはこれを忘れられませんよう。  ところで、王は人の善なるところを言い立てることを好む者がおりましたら、どのように思われますか」  楚王  「それはまさ…

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GEB難易度1を徹底的に攻略する企画、ボルグカムラン編

 ……と書いてて思ったのはけっこうしょうもない企画だよなあと(笑)  どういうレベルの話なんだろう。  ドラクエ5で言ったらおばけたいじの時に敢えてラインハット方面に行って強敵と戦う感じになるだろうか。  あるいはドラクエ3で言ったらカザーブの右の方に行って海岸でばくだんいわと戦うような話なんだろうか。  FF3で言ったらバハムートと初期段階で戦って撃破しようとか多分…

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GEBの話

 GEB(ゴッドイーターバースト)についてはよそで書いてきたので、別に本腰を入れてやるまでもないかーと考えてきたんだけど、ふとあ、これ本腰入れて書いてみるのもおもしろいかもと思いついたのでやってみることにする。  ・このゲームを何回かやってきたんだけど、間違いなく言えることはラスボスが最強、とかそういうのはウソだなということだ。  初めて最初の装備も何も揃ってない…

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戦国策88、昭奚恤を江乙が徹底的にそしる話

 江乙(こういつ、江一とも)が昭奚恤(しょうけいじゅつ)をそしって楚王に言った。  「あるところに自分の飼っている犬が番犬として役に立つと言って可愛がっている者がおりました。  ある時、その犬が井戸に小便をしました。  それを見ていた隣の家の者がそれを見て、飼い主の家に入って告げようとしましたが、犬はこれを憎みまして門前に立ちはだかり噛みつこうとします。  結局隣…

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コロナと経済活動と対立

 今日も心血管合併症の話題を見つけることができました(4/20)  https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30937-5/fulltext  「多系統臓器不全」とか  「単核細胞の蓄積が肺で発​​見され、ほとんどの小さな肺血管がうっ血していた」という記述がみられます。  昨日の…

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戦国策87、昭奚恤は虎の威を借る狐なんだと江一が王に説く話

 ということでまたとりあえずは戦国策に戻りたいわけですが。  この戦国策は100で終わる予定なんですが、実はなんと「486章」あるんだと。でこの本はそのうちの100個しか乗せてない(笑)それで残り386個どうしようかなと思ったんですが、最近戦国策を手に入れたのでそのうちやろうかなと思ってます。戦国策2かなんかでやろうかと思いつつ、でも始めたら二年くらい経過しそうだなと思えば…

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コロナによる血栓症

 さて。  昨日はCOVIDつま先という症状について書きました。それは患者の20%にみられるもので、手や足の指などにしもやけか凍傷のような跡ができると。  しもやけ  https://www.d-yutaka.co.jp/blog/health_and_beauty/health_info201812/  「寒さや冷えによる血行不良で起こる炎症のこと」だそうですが。 …

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頭文字D 高橋涼介まとめ

 ということで、高橋涼介は「ダイヤの原石」を世に送り出していきたいということを前回書きました。これをまとめるとどういうことになるだろうかというのを今回書いていきたいと思います。  ・ところで、y=xとy=-Xというグラフがあります。  https://www.geisya.or.jp/~mwm48961/math/linear_function4j.htm  こ…

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頭文字D42巻の話その11 その後

   松本は涼介をねぎらいます。  しかし涼介はそうじゃないんだと。  北条との戦いは自分の心につかえていたものを吐き出すことでもあったのだと言います。  自分のための戦いでもあったのだと。  この戦いを通して、しばらくずっと指示をする立場だった高橋涼介は言って見ればプレイヤーとして覚醒をしたんだと思います。ずっと心につかえていたものがな…

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COVIDつま先の話

 「COVIDつま先」についてのニュースですね。  https://abcnews.go.com/amp/Health/covid-toes-skin-conditions-offer-coronavirus-clues/story?id=70244927  この症状は、一部の患者の足のつま先部分に凍傷やしもやけのようなものがみられるというものですが、手の皮膚の変…

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頭文字D42巻の話その10

  北条は散々殺そうと……という体裁で死のうとしていたわけですが、その殺される対象としての高橋涼介が、自分のことをまったく気にしてない体で香織と北条のことについて語っている。その様子がまるで気の毒か、あるいはネジが2~3本抜けてでもいるように感じたのでしょう。頭の悪いヤツじゃない、むしろ非常に頭の切れるいいヤツなのに、それが行き過ぎてかえって自分のことをまったく気にしてないどころ…

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複利計算の話

 ということで、今日もコロナの話を書きたいと思ったんですが、あいにく日中に探し忘れてましてネタがありません(笑)  まあ仕方ないので、代わりと言ってはなんですが複利計算の話でもしようかなと思います。  複利計算の恐ろしさ  https://hirotabo.com/fukurikowai/  わたしもこの複利というのを長いこと知ってましたが、今日久しぶりに見てああ…

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頭文字D42巻の話その9

 バトルは終わりました。  車は間一髪のところで止まりました。  これはバトルとしては勝ち負けの付かないものだったでしょうが、止めようとした高橋涼介の気持ちが殺そう、いや死のうとしていた北条の気持ちにまさったものと思っていいでしょう。  長い間考えていた、北条をなんとかして救いたいと思っていた涼介の気持ちが結実した場面だと言えます。 …

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コロナにかかると危ないのか

 ・コロナにかかってもそこまで致死率は高くない(4/17)  https://www.wsj.com/articles/new-data-suggest-the-coronavirus-isnt-as-deadly-as-we-thought-11587155298?redirect=amp#click=https://t.co/fvfcLpD3lK  有料なんでそこまで…

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コロナは人工的にできたか自然発生でできたか

 ということで昨日いろいろコロナについて書いたんですけどあまりおもしろくなかったので(笑)、今日からまた書いていこうかなと。  海外の今出てる記事をまとめたものを解説したり、他のと繋げていけたらおもしろいかなと思ってます。  専門家じゃないんですが(笑)とりあえずいろいろな情報をまとめて見れたら便利がいいかなということでやってみようと思います。  ・コロナ…

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頭文字D42巻の話その8

 この場面で、高橋涼介の頭の中に昔のことが思い出されてきます。    イヤな雰囲気に満ち満ちており、その予感はあっても何もできない涼介。  イライラしており、焦燥感に満ちていますが、所詮涼介には何もできない。それは単に電話の向こうにいるから、という物理的な理由だけではない。  その前に何か手を打てなかったのか、その予感をくみ取ってやることはできなか…

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頭文字D42巻の話その7

 池田はブレーキがダメになった死神の様子を後ろから見ています。  普通に考えたらこれだけ危険な走りをしている死神からはさっさと遠ざかるべきだし、それが賢明だと言えるでしょう。  ところが涼介はそうしません。    涼介は減速を始め、とうとう北条とぶつかることになります。  死神のGT-R(R32)は大体1.5トンくらいあります。  …

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頭文字D42巻の話その6

   北条は無私の境地に至ろうとしています。  香織を愛しているなら、それを自認するなら身を引かなくてはならない。愛している人の幸せを考えるなら、それが最善だと思うならばです。  最初は嫉妬の感情から始まったものが、すべてを灼き尽くしてしまった。なんて不毛なんだと思えば、それに少しでも思いを馳せることができたならば、せめてもう少し違う形はなかったのかと考えずには…

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頭文字D42巻の話その5

 マジメに頭からやってくのもいいですが、あんまり浮かばんなーと思ったんでいろいろはしょって思いつくところからやるのもいいのかなあと。  単純に話を追うだけならマンガ読めばいいわけですから(笑)    この話題、高橋涼介は非常に苦手です。  最初に戻りますが、なんでも要領よくこなせる涼介には夢とかそんなものはない。  スカスカなんですけど、でもそれ…

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頭文字D42巻の話その4

 しかしまあ毎日同じテーマを転がして、転がしてはなんかでねーかな、おもしろい発想とかアイデアとかでねーかなとやってますけどね。  よう続くなあと思ってます(笑)  ボチボチ脳みそが疲労してますが、でもこういう時ほど案外おもしろいことを閃いたりするんじゃないかなと。いつもと違う視点でですね。まあそんな己の貧乏性を薄々感じながらやってますよ(笑)  前方に、もろ…

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頭文字D42巻の話その3

 前に進めるということは、忘れるということ。  忘れても先に進めるということか、そんなに香織の死も存在も大したものではなかったのかという北条に対し、涼介は答えます。  「それは違う。  傷の深さ、悲しみの大きさは、絶望して立ち止まってしまうこととは別なんだ……」  その二つを明確に分けているところがまさに涼介らしいところだといえるでしょう。  確かにショックでしょうが、ショ…

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頭文字D42巻の話その2

   そこまでの話を聞いていた松本がポツリと口にします。  話が難しい。  そもそも当事者以外にとっては、客観的に捉えるということが非常に難しい話なのでしょう。感情移入がなかなかできない。パッと聞いたところで話にいきなり入ることができるものかどうか。  そうなるとプロジェクトDの行動、勝ち負けについ繋げて聞いてしまう。  罠かもしれない。  司令塔であ…

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頭文字D42巻の話その1

 ということでようやく42巻になりました。あと後半戦とその後を書いたらひとまず終わりですね。  ここで一度北条戦の前に、場所にまで来るときに高橋涼介が松本と話していた時の場面に戻ります。    「同じ悲しみをかかえている」  というのは、香織を失った悲しみを二人が共に持っていることを表しているでしょう。  自分も同じ苦しみを持っているくせに「助けたい」という…

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頭文字D41巻の話その11

   再度北条に追突されますが、涼介はこれも見事に避けます。  ここで池田と北条の見方が大きく違ってきていることがわかります。  池田は、涼介がハイスピードでコーナーに突っ込んでいることを見て取りますが、北条は当てる瞬間にGを逃がしやがったとだけ感じている。そして、なぜ涼介を打ち落とせないのかと疑問を感じ始めています。  自分の腕が…

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頭文字D41巻の話その10

 ここで香織の家での話が流れます。  登場人物全員と関係ないので、「こういうのもあったよ」というのを挿入して紹介しているものだと考えるのが自然でしょう。    まるで絵に描いたようなダメ親父ですが(笑)  でもまあ世の中意外とこういうもんだよなというのも思ってますが。  「お前がうまいことやってくれないと破滅だ!」  「オレの顔…

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