戦国策43、斉王が閔王→襄王→建となる話

 斉の郊外に、孤喧(こけん)という者が住んでいた。  この者は筋の通った話をしたが、閔王(びんおう、湣王とも書く)はこの者を斬罪に処して、人民の信頼を失った。  また、陳挙(ちんきょ)という者がいた。  この者は斉の宗室(本家)に連なる血筋の者だったのだが、閔王はこの者も殺したために宗族の心が離れていった。  司馬穰苴(しばじょうしょ)という者がおり、この者は政治…

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戦国策42、鄒忌が徐公に美しさで負ける話

 鄒忌(すうき)は身の丈八尺もあり、体つきも整っており美しかった。  朝服を着け冠をかぶって鏡を覗き、妻に  「私と城北の徐公とではどちらの方が美しいだろうか」  と問えば、  「あなたの方が美しいです、どうして徐公が及びましょう」  と言う。この城北の徐公とは斉では有名な男である。  しかし鄒忌はどうもそれを信じられなくて、今度は妾に尋ねた。  「…

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戦国策41、甘茂(かんぼう)が秦王と息壌(そくじょう)の誓いをする話

 秦の武王は甘茂(かんぼう)に言った。  「私は馬車を韓の三川の地に行けるようにして、周の王室を見てみたいと思っている。  もしそれができるのであれば、私は死後も名を残すことができるであろう」  甘茂は言った。  「私を魏に送ってください。同盟を結び、共に韓を討ちましょう」  王は向寿(しょうじゅ)を甘茂の副使に付けてやった。  甘茂は魏につくと、向寿に言…

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振動マシンの研究6、股関節のストレッチ 改

 最近振動マシン使ってても新しい方法閃かねーなーと思ってたが。今日乗ってたら急に開いた。  気温、天候、気圧、風。そうした条件によっていろいろ体調が変化するんだが、今日は体調悪いし気乗りしねーなーと思って乗ってたら閃いた。世の中案外そんなもんなのかも知れないなと。    汚い足で恐縮だが(笑)  こうして手すり上部分に足をかける。で、そのままこのバー?本体部分を抱きかかえるようにする…

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戦国策40、白起が趙をどうしても攻めない話 改

 ※今回もすさまじく長いです。  ①  秦の昭王は、民をしっかりと休ませ武器の整備も終わったところであり、再び趙を討とうと思った。  ところが武安君である白起はいけませんと言う。  昭王  「先年、我が国の国力が底を尽き民が飢えている最中に将軍は人民のことを考えることもなく軍の兵糧を増やして趙を滅ぼすことを提案した。  今民はしっかり休まって兵士も養成され、…

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戦国策39、楽毅の燕王への手紙 改

 ※今回超長いです。  序  昌国君(しょうこくくん)である楽毅(がっき)は燕の昭王のために五国の軍を合同して斉を攻め、七十余城を降し、そのことごとくを燕に従属させた。ただ聊・即墨・莒(りょう、そくぼく、きょ)の三城だけは落ちなかった。そのうちに昭王が死んで恵王が即位すると斉の間者の言葉を真に受けて楽毅を疑い、騎劫(ききょう)将軍を代わりに立てた。  楽毅は趙に…

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味っ子3巻駅弁編(卵焼きその2)

 早朝だし誰も起きてこないし時間あるってことでもう一回焼いてみました。  それがこちら。  ちょっとだけ箸で切ってますけど笑  しかも中央に箸で穴開いてます笑  今回はアボカドをかなり細かく刻んだのと、強火じゃなくて中火にしたのと、卵に最初からアボカド混ぜとくんじゃなくて卵を焼いてる途中で卵の上に乗せて挟みました。  でフタして余熱でしばらく温めて完成。  食べてみると、こ…

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味っ子3巻駅弁編(卵焼き)

 ということで味っ子の味は本当に美味しいか?を検証しております第2弾です。  今回は駅弁編の中に出てくる卵焼きの中にアボカドを入れるというのをやろうと思ってます。  本当にそんなにうまいのか?笑  用意するものは卵とアボカドです。  卵の中にアボカドをそのまま混ぜて焼くのみ。  ある程度の大きさで刻んでます。  アボカド半分で、卵焼き一つ焼くのに多分ピッタリですね…

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戦国策38、公孫竜が平原君に褒美を受け取るなという話

 秦が趙を攻めた。  平原君は魏に向かって使者を出して、援軍を出させた。  魏の信陵君は軍を派遣し、兵が邯鄲に到着したため秦軍は撤退した。  虞卿(ぐけい)は平原君のために土地の加増を趙王に申し出た。  「一兵も戦わさず、一戟をも壊すことなく二国間の憂慮を解決したのは平原君の力によるものでございます。  人の力を使っていながら、人の功を忘れてはよろしくありません…

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戦国策37、唐且が信陵君に助言する話

 信陵君(しんりょうくん、本名を無忌、むき)は魏の将軍である晋鄙(しんひ)を殺害し、趙の都である邯鄲(かんたん)を救って秦の軍を破り趙を守った。  趙王は自ら信陵君を出迎えようと郊外まで出かけた。その時、唐且(とうしょ)が信陵君に言った。  「私は、物事には知る必要がないことと知らなくてはならないことがあり、同時に忘れてはならないことと忘れなくてはならないことがある、…

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チェーンソー講習について 改改

 ※これnoteのコピペです(笑)  noteはこちらでやってます  https://note.com/kintatta/n/nea98f6cc9c2d  ということで昨日チェーンソー講習に行きました。といっても座学だけで実技がないから助かります。  実技があったら痛み止めがいくらあっても恐らく足りないだろうから(笑)  これは既に資格を持った人を…

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前屈、立位体前屈を一気に伸ばす方法

 振動マシンと全然関係ないですが(笑)  いや、普通に座ってやる前屈でも立ってやるやつでもいいんですけどね。  昨日テレビ見てたら前屈ができない身体が固いってんで特集いろいろやってて、それで多少改善されるみたいなのがやってまして。  それでなんか思い出しました。あれ?あのやり方全然やってねえみたいな。  最後の方で実は〜みたいに出たり……もしてない。  ……ということはあれ意外と広ま…

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戦国策36、汗明が春申君に会って話をする話

 汗明(かんめい)が春申君(しゅんしんくん)に会った。  三ヵ月待ってようやく会うことができたのであった。  話が終わって春申君は大変に喜んだ。汗明がさらに続けようとするが、春申君は言った。  「私は先生というお方をもう十分よく理解致しました。先生は休息してください」    それを聞いて汗明は悲しそうな顔をして言った。  「我が君は、我が君の聖徳がかの堯(…

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戦国策35、孟嘗君は栄転させたか追放したか? の話 改

 孟嘗君の食客のうちに、孟嘗君の夫人と密通している者がいた。ある人がそれを孟嘗君に告げた。  「孟嘗君に食客として養われていながらその夫人と密通しようとは、不届千万です。殺されてはいかがでしょうか」  孟嘗君は言った。  「容貌に惹かれて心を動かすのは人の情。もう言いなさるな」  そのまま一年が経過したときに孟嘗君はその密通していた男を呼び出して言った。  …

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味っ子2巻ステーキ編

 これは、まさかの齢34にして味っ子にハマった男の一部始終である……  なぜか本棚に味っ子がある。はて、こんなん誰が買ったんだろうと思いつつ読む。非常におもしろい。どうやらこれは10年前に自分で買っていたらしい。あまり覚えてないけど。  果たして、この本の通りに作ったら美味しいんだろうか? というのを試してみるのもおもしろいかなと思ったわけである。 …

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戦国策34、蘇秦の説く、鶏口となるも牛後となるなかれの話

 蘇秦は趙のために合従策を立て、韓王に説いた。  「韓は東西南北に渡って固く、土地は四方千里、兵は数十万、天下の弓や弩はみな韓より産出されております。それらの中の名品は六百歩以上もの先を射ることができます。韓兵がひとたび射たならば、百発の矢はあっという間に放たれ、遠くの者は胸を貫かれ、近くの者は心臓を串刺しにされます。 韓兵の用いる剣や戟(げき)などは皆冥山(めいざん)より…

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戦国策33、張儀が楚王に説く話 改

 張儀は秦のために各国の合従を破って連衡を実現しようとして、楚王に説いた。  「秦は領土は天下の半分を占めており、兵力は燕、趙、呉、楚を合わせた規模に匹敵します。 山に囲まれ河に囲まれて、天然の要害となってもおります。 虎のように勇猛な兵は百万余り、戦車は百乗、騎馬は一万、糧食は山のようにあります。軍律はよく行き届いており、命令のためなら兵卒は喜んで命を捧げます。 …

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老いと死の受け入れ

 最近また戦国策サボりつつありますが(笑)、まあ他の勉強してますので勘弁してください。明日あたり書きます多分。  老いにつれて人は変化する。  容貌は衰え、忘れやすくなり、身体は動かせなくなり、感情も短絡的になる。それに比べれば若い頃は容貌も立派で、物覚えも早く、身体は活発に動かせ、我慢や忍耐もできる。感情コントロールができるというわけだ。  じゃあ老いとこれに伴う変化に意味があると…

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振動マシンの研究⑤膝蹴り

 膝蹴りとは言ってもマシンを直接膝蹴りするということではなくて(壊れる)、手すりの下の部分に膝蹴り態勢で当てつつ力を入れたりして保持するという話ですね。  左足が軸足なら右足は右手すり部分の下に当てると。  この状態で右足を当てつつ、左足の膝裏当たりに右足を持ってきて保持しても効果◎です。三角形作る感じで。  最近天候が悪く、気圧が低く、気温が上がらないので体調わりいなーと思ってしばら…

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振動マシンの研究④背筋

 はて、これ一体なんなんだろう、と思ったら要するにいわゆるリハビリってヤツなんだろなと。  去年は休みまくったがあまり見違えるほど良くなったとは言えない程度の回復だったので、ちょっと鍛えるかと思ったわけだ。スパルタで治そうと。  ところがこれがなかなか難しくて、やり過ぎると効くんだろうが痛み止めが全く効かなくなるくらいに影響がある。かと言ってほどほどにやってたら何も変わらない。刺激に…

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振動マシンの研究③

 今回は腕力?と脇腹の話になります。    ・これどっかで売ってた腕力鍛えるやつですけど、これ  こんな感じで腕通します。で、腕を手の平側にグイっとやると、腕力が鍛えられるってやつですね。普通にやってても十分ちゃ十分なんですが、これを振動マシンと組み合わせると威力は倍増以上しますね。    毎度ですが、背景汚くてすんまへん(笑)  ・振動マシンの手すり部分に横から当てる。手の平上…

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枠組みによる限界

 人ってどうしてこう頭がかたいというかムリできないととりあえず言うんだろう、というのがここんとこの疑問。 こうこうこうだからできない、こういう制限がかかっているからムリというのはまだ具体性がある。ところが、ありもしないようなハードルや障害物を出してムリという場合もある。それって単にめんどくさいの代わりだよねという場合もあれば、それで失敗したら労力がもったいないというような話だ…

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戦国策32、范雎が秦王に遠交近攻を説く話

 范雎(はんしょ)は秦王に言った。 「大王の国は広大にして堅牢であります。 戦車千乗、強者100万。秦兵の勇猛さと車騎の多さを持って諸侯に立ち向かわれるのでしたら、これはまさに名犬の韓盧(かんろ)によって蹇跛(けんぱ)の兎を追うが如しであります。覇王の功業を成就されますでしょう。 ところがいま、大王は函谷関(かんこくかん)を閉じたままで山東の地を狙っておられません。これは穰公…

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振動マシンの研究その②

 ・乗りながらものを使う方向性。  握力、腕力系  ①握力のやつを5キロとか10キロとか左手で握りつつ、バー部分の振動を止める感じ。  ②腕力鍛えるやつ?やりながら左手で同じ感じに振動を抑える。  ③そもそも立つ部分の振動を、その握力やら腕力やらのやつを使いつつ左手で振動を抑える感じに。  ・①〜③はあまりに効き過ぎて、恐らく手がガクガクになってものを持てないくら位のダメージがあるので、…

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振動マシンの研究その①

 ・そのまま普通に立つ  →追加あったら改とかして追加していこうかなと思ってます。  参考になったらいいんですが。  ①背伸び(して天井に手をつける感じ)  ②パンチの姿勢をとって保持→意外と逆脇腹にくる  ③前傾→腹筋にかなりくる、というより腹筋にくるように前傾する  ④足を少し広げて立つ→少しずつ広げる  ⑤がに股で立つ  ⑥腰を落として立つ、中腰姿勢  ⑦手すりを持って身体固定して、低…

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振動マシンの研究

 これ振動マシンていうんですけど(背景汚くてすんまへん笑)、兄がもう10年くらい前かな?買ったもんです。もう何年も使われてなかったんですが、リハビリを兼ねて最近また乗り始めるようになりました。  金額としては中古で2万円しなかったくらいだそうです。まあこれはlight版だし、今ではもっと安くて最新のやつがあるのでそちらを探されてもいいのかなと。それを買ったらもうこれ乗らなくなるかなと思うし…

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戦国策31、墨子が戦争を止める話

 公輸般(こうしゅはん)が楚のために新しい機械を開発して、宋に攻めようとしていた。墨子(ぼくし)はそれを聞きつけると一日百里(約40キロ)歩く旅を百度行って足にはまめができて繭のようになりながらも公輸般に会いに行った。 「私は宋で貴方の話を伺いました。貴方にぜひお頼みして、ある人を殺したいと思っております」 公輸般はこれを聞いて、 「私には義があります、元々人殺しなど致し…

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