「こころ」という作品について

 ということで、「こころ」は一旦忘れて一年後くらいにでもやろうかなと思っていたけど、そう思うにはどうも気になって仕方がない。とはいっても別に今格別思いつくこともないため、結局はまた機が熟した時ということになるのだろうと思うわけだけど、とりわけ気になるのは「こころ」というものの構造であり、その仕組みということになる。そもそもがこころの問題であるならば、これは心理学の範疇で取り扱…

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旭川市のいじめ自殺を受けて考えた

 ツイッターとかはてなブックマークの方では持ちきりだと思うんですが、旭川市の方でいじめによる自殺があったというニュースに今日触れました。 で凄まじい量の怒りと絶望と悲しみを感じていたら、久しぶりになんか物事を考えられる状態に戻ってました。よくわからないけど、多分一週間何も考えてなかったというかただひたすらぼーっとしてました。で、ツイッターでは散々そっちの鬱憤について書いてまし…

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大切なことはみんなドラクエで学んだ

 この手の題名よく使ってますけど、使うと便利でそれっぽくまとまるからつかってるんであって、本気かどうかと言われるとまあボチボチだなと思ってます。  とりあえずなんか参考になりそうなものを自分のメモとしてまとめる感じで書こうと思ってます。続編があればそれはそれで書こうかなと。特になければこれ単発で終わりとします。  ・事業とは何か?? とよく考えてますが、その正…

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「響」って作品をみながら考えた2

 あんまり「オススメ」カテゴリを延々書いて圧迫するのもどうかと思うので、オススメの話を書いて終わりとしたい。というか昨日内容について全然書いてなかった。  特に個人的におもしろかったのが20~22話あたりの桔梗先生のくだりだった。  「ゴリラ」とか「バケモノ」と噂されるほど桔梗先生は見た目がキレイではない。その噂を聞いて表情を曇らせるくらいに気にしているが、しかしその気持ちを…

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「響」って作品をみながら考えた

 「こころ」で消耗しきった上にさらに消耗して、いまだかつてないほどの鬱状態になってしまい戻るのに大分時間がかかってしまった。そんな中「マンガワン」ってアプリで「響」って作品を読んでちょっといろいろ考えたのでまとめたい。4/9までアプリでやってるようだから機会があれば読んでみてはいかがだろうか。  ・一日で一気に二周するくらいにのめり込んだわけだのだが、一周目は本当にひた…

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幸せのビン

 「こころ」を書くのに疲れましたので(笑)、しばらく書かないことにしようかなと。自殺した人の心なんてのは自殺しないとわからない……ということはないわけですが、実際評論とかでもそんなことはないわけですけど、なんかそんな勢いで書いてしまうのがヤバいなと。その書いた結果が自分のまとめとかにもなるのでこれは便利だなと思ってましたが、考えてみればそんな動機で進められることが恐ろしいこと…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その36(断絶)

 「断絶」というのが一つのポイントではないかと。というのは、前回も書いたがKと先生間には恐らく何か伝えたかったことがあるのに、伝えぬままKは死んでしまったというそういう「何か」がある。しかしそれというのはK→先生に対してだけかといえば案外そうではない。先生だってKに対しては、奥さんに言って抜け駆けしてしまっているわけだし、それを伝えないでいるうちに、奥さんの方からKに伝えてし…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その35(Kの自殺について)

 ちょっとあんまり考えすぎて頭痛が……(笑) 「こころ」はちょっと休みが必要かもしれません。それくらいけっこう自分の内面を削りながら考えて書いている感じがありますので、たまには忘れようかなと思ってます(笑)まあ勢いも大切ですが、それによって健康を損なっていてはどうしようもないですね(笑)  ということでサソリの話を前回出しましたが、あれというのは私の中にあるものをすっき…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その34(続中東のサソリ)

 毎日この手の話題考えてると、気が滅入りますな(笑)ボチボチ決着を着けたいと思ってます。精神衛生上決していいものではないと思うので。まあだから考えないということも良くはないというより悪いので、ある程度区切りがつくところまで突き進みたいと思ってます。  ということで中東のサソリの話になるわけだけど、ここには裏切りの意味の多重性がある。それを説明するのは長くなるのでちょっと以下…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その33(中東のサソリ)

 ・中東の方にとあるジョーク話がある。 サソリが川を渡りたいので待っているところ羊がやって来た。 サソリ「向こうまで乗せてってくれませんか」 羊「いやだよ、渡っている時に刺すつもりだろう」 サソリ「そんなことしないよ。第一そんなことしたらオレまで溺れちまうじゃないか」 これを聞いた羊は安心してサソリを背中に乗せて川を渡り始めたが、川の半ばまでくると羊を背中から刺した。 羊「な…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その32(順当なバグ)

 ・ということでもはや夏目漱石と「こころ」の範囲を大幅に逸脱し始めている感がありますが、まあそれもいいのかなと。急がば回れとかいうし(笑) まあそれに、前も書きましたが大学生だった頃に図書館で本を求めて延々とさまよっていたこともあります。多分五年で数千冊くらい読んだんじゃないのかなと思いますが、これだというほどしっくりくるものをとうとう見つけられなかった経験があります。世界は…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その31(バグ)

 ということで前回からですが、バグと文学との関連性についてですけど、これに関しては非常に根の深いところがあるように思っています。例えばですが、次の例ですね。 子ザルが死んだ後も母ザルが死体をミイラとなった後も背負い続けるという話です。 https://www.pri.kyoto-u.ac.jp/press/20100427/index-j.html  これに関しては15…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その30(矛盾の話)

 本当に感想文チックになってきましたが、まあこういうのもいいかと思いつつ。いろいろな感想とかあって、それがあてずっぽで見当違いのものであったとしてもまあ「枯れ木も山の賑わい」みたいなもので、あって参考になることはあってもマイナスになることはないかなと勝手に考えてます。  ・ということで「こころ」の感想文を外れて私の経験談になってますが、私もそれについて今一つよくわかって…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その29(「こころ」は薬足り得るか?)

 あーまだこの「こころ」というお話を誤解していたなと。誤解というより誤読だし、客観的にだのやれ評論だのといった話でしようと思ったら、それは確かに必要ではあるけど、しかしまだ誤読し続ける。もっと主観的であり経験的に語られなくてはならない、そういうものがあったことにすら気づかずにいるなと。 ということで、この先生の経験はオレの経験そのものだなと思ったわけです。 そもそもが胡散臭い…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その28(続卑怯)

 卑怯について前回書いたが、これはもしかするとけっこう本題からは外れるものかもしれないなあと思いつつも。 まあ読書感想文なので別にいいかと(笑)  ・卑怯ということに関して言えば、そもそも「人は卑怯なようにできている」ということと「その卑怯な生を生きない」という卑怯があるということで前回書いた。さらには先生が御嬢さんをかっさらうという具体的な卑怯もあるにはあるわけだ。あ…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その27(卑怯の種類)

 ということで終わりにして次のテーマに進もうと思ったらちょっと思いついたことがあるのでまとめることにする。 先生とKとの卑怯の差異について。  ・先生の卑怯というのは具体的にはKに打ち明けられているのにも関わらず、奥さんに言って御嬢さんをもらったことだと言える。卑怯な真似をしてかっさらってしまった、そしてそのことが誰かにバレはしないかと怯え、Kの死後にもその意識は残り、…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その26/本当に感想文

 今回は本当に個人的な感想文です。  ・一冊目が書き込みだらけで読めなくなったんで、買いに行ったら一冊も置いてなかったのにビビりました(笑)そんなに売れているのか、はたまた本屋さんが仕入れを忘れているのか怠っているのか(笑)  ・そもそも文学なんてものは役に立ってナンボだなって感じが強くあります。「こころ」だってそもそもたまたま読んでいたから再び手に取ってみたものの、…

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愛についての考察

 「愛について」なんて書くと急に真面目な顔して肩ひじ張って話さなくてはならなくなるかのような印象がありますが、別にだらだらしながらでもあくびしながらでも大丈夫です(笑) ただこの現象っていうのはちょっと病的だよなあって話で。 愛って言葉に関わる時、なんで我々はこうも病的にマジメになるんだろうかって話です。  ・「愛」ってことについて話すと、時たま「真実の愛合戦」的なもの…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その25(先生についてのまとめ)

 ということでまとめますと、Kの死の時点では先生の内にあったのは一過性の不安、一過性の罪悪感、そして強烈な依存心(そしてすっころばされた依存心)といったものだと言えるのではないかと思います。 一過性の不安というのは、先生がズルしてしまったことによる不安であり、それがKにばれやしないかと怯えるような性質の不安です。 一過性の罪悪感というのはそれとかなり近いもので、「Kが失恋死してし…

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「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その24(先生の内にある依存心)

 ということでKは別に悪感情を持っていないし、無関心とその空虚さの中で自殺したということを書きましたが。そうなると残される先生と御嬢さんは結婚するし、別に幸せになるなら思い残すこともないなと。そのことを本当に喜ぶものであったにせよ、それ以上のわだかまりなどというものは死ぬ直前にはなかったのではないかと考えられるかと思います。そのぐらいすっぱりと割り切れていた。 ところが先生の…

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